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2007年7月20日(金曜日)

全協で愕然。

全協で愕然。
 
 愕然としていてもしかたないので、前に走る。

 1)蒲井・旭振興計画/事業計画について

   ・アワビの陸地養殖    7400万円
     ふぐの陸地養殖からの変更
   ・海流調査             300万円
   ・家の奥川改修        3500万円
   ・都市農村交流拠点・環境発信拠点施設整備
        (クラインガルテン・ツリーハウス)9300万円
   ・地域振興交付金  4億円
    (風欄の館別館新築工事)
   ・湊漁協への地域振興交付金7000万円
    (観光定置船)
  合計 6億7500万円
 (内、補助金7537万円、起債9360万円、一般財源3602万円)

 3月議会で20億円と言われていた内容が6.7億円に圧縮されたと言って良いだろう。トータルでは、一般財源と公債費返済で概ね6000万円ぐらいの真水が必要となる。この他に久美浜湾岸周辺環境整備事業、道路整備、コミュニティづくりで21億円程度の事業が継続のものとしてあげられている。

 ポイントは、トラフグがクロアワビに変わったことと、市が建設するという設定だった風蘭の館10億円が関電からの寄付金をまるごと交付金として、地元の電源活性化協議会に渡し、それを元に地元が風欄の館別館を建てる形に変わったことであろう。

 正直、私は3月議会で「あほがたらいで」がんばった成果があったと思う。概ね、私の腑にも落ちる形になりつつある。とにかく、関電からの寄付金が地元の皆さん全体の活性化につながる活用のされ方になることを心底願っている。市も、そうなるように、本当に役に立つ形で使われるよう関わってゆく責務を持っているはずだ。交付金をしたから監査はするなどという程度の「形」のレベルであってはならないのではないかと思う。

 なお、風蘭の館は現在指定管理制度で運用されているが、市からの指定管理料なしでがんばってもらっている。これは素晴らしいことだ。市は、今回の交付金で建てる部分は指定管理ではなく、地元が(指定管理料なしで)がんばってゆくということを明示しているが、他のエリアの観光業との連携も含め、調整して、できるだけ活性化するように(金銭面ではない)助力を精一杯して欲しいと思う。

 3月議会の質疑で、「1)風欄の館別館を新築した際の経営見通しは?  → 市長:定め切れていないからこそ平成19年度当初予算に組めていない。成り立つようにこれから工夫してゆく。」という答弁があった。これは逆説的ではあるが、正しい。

 そして、今回、「アワビの陸地養殖」「クラインガルテン・ツリーハウス」という2つのハコモノをするにあたって、経営計画を教えて欲しいと質問した。
 答弁は、「アワビは最終的には2万個/年で純利益540万円を目指す」「クラインガルテン・ツリーハウスはこれから詰める」というものであった。

 はっきり言って情けない。ハコモノを作り、指定管理としてゆくということは、今の時代、経営計画があって事業計画を立てるべきものである。もちろん赤だったら絶対だめなどという話をしているのではない。どのようなことを実現するために、どのような経営が行われ、どこまでの負担を覚悟しておけばよいかを認識した上で行動すべきだということが言いたいのだ。

 市長に確認したところ、予算として議会の承認を求める9月議会までには作成し、示すという答弁であったので、それを待ちたい。が、例えばクラインガルテン(私は好きである。やりたい事業ではある。)を10棟つくっても、月5万円の家賃で全部埋まって年間600万の売上である。これを行う事業費は、ハコモノ部分だけで9300万円ということになる。補修や管理人件費、好評だった場合の今後の拡張など、描いた上での事業であって欲しいのだ。

 2)ブロードバンドネットワーク整備事業計画について

 ため息が出る。が、がんばってリポートする。

 2つの大きなポイントがある。一つは、連結決算・自治体財政健全化法が来年度決算から始まる状況の中、今の事業計画に基づいた見通しの中で、本当に大丈夫かどうかである。そして、もう一つは、光ファイバー全戸敷設のやり方が本当に必要かどうか、身の丈に合っているかどうかである。

 1つ目の連結決算の観点であるが、状況が判断できる資料は皆無であった。参考資料として、連結決算ベースでの実質赤字収支比率試算が提示してあるが、数値はH17,18のものである。ということは、今後の見通しは読み取れない。

 加えて、「実質赤字比率」「連結実質赤字比率」「実質公債費比率」「将来負担比率」という4つの指標が新しく導入されるのだが、他の3つの指標は、示されてもいない。将来負担比率は、第3セクターのKTRも対象に含まれるはずだ。

 というわけで、3億円で久美浜の一部を開始することの可否や長期的財政の観点からの評価が可能なデータは提示されたとは思えない。が、市長は、これをもって付帯決議に対する議会への対応をしたものとして、業者発注に取りかかる構えである。

 気になるところをピックアップしておこう。下水道への繰り出し金であるが、H18が9.2億円、H19が6億円、これ以降が6.1億〜6.4億である。なんと例の平準化債(借金先送り)を毎年使い続ける前提である。予想した最悪パターンである。病院への繰り出しは、H17が4.5億、H18が7億(といっても3月補正で2.3億円積み増した)、H19が7億で、毎年増額してH22からは8億円とする計画である。これを見るだけでも、背筋が寒くなる人もいるだろう。

 2つ目のポイントであるが、日本の9割が超高速ブロードバンドになるのでそれを導入したいという話を部長・課長・市長は強調していた。私が、ADSLではできない光ならではの超高速の利用方法は何かとたずねたら、課長が答えたものは、双方向の映像転送(テレビ電話)のみであった。ほんとにこれ一つしか出てこなかった。確認しても、これだけであった。確かにADSLは高速であっても、上り方向(こちらが大きなデータを流す時)には比較的遅い特性を持っている。

 が、そんな転送速度が必要なのは、ハイビジョン映像でも家庭から流してテレビ会議するぐらいしか、私には使い道は考えつかない。これを必要とする家庭・企業が、全世帯の内、一体何世帯あるのか。違法なビデオなどのWinnyでデータのやりとりをするのが早くなるぐらいのことである。

 市長も超高速が標準だとか、これからの可能性がとか、力説していたが、私は、あの集団の中ではもっともこの分野を理解している一人であるという自負はある。はっきり言っておくが、光のブロードバンドはあってもかまわないが、なくてもかまわない。戦略なきブロードバンドやCATVの導入は都会に吸い取られるルートを家庭の中、それぞれの部屋の中にまで造るだけのことになる。そして、そのフルスペックはとてもでないが、普通の人には使いこなせないし、必要ない。本当に標準・必須になっている頃には、ほっておいても、NTTが今のメタルを自ら光に変えてしまっているだろう。無責任だが、断言しておく。(電線の耐用年数がいずれ来るのと、非常に高価な交換機を廃止して、IP電話方式に変えて安価な資本投資に移り変わる以外の選択肢は多分ない。その中で、ここだけメタルで交換機などということはあり得ないだろう。今でも、45億円の数分の一のインセンティブで全市可能になるという話もある。)

 なんだか、高価な布団を買わされた方が、一生懸命、聞きかじった布団の効能を説明しているのを聞いているような気分であった。指摘しようと思ったが、気力が萎えた。(別に高い布団が無駄と言っているのではない。使い手の理解や使い方を選ぶだけだ。)

 そして、私は愕然とした。この重要な問題、加えて財政の連結決算に絡んだ資料が提出されているにもかかわらず、質問者はなんと私と松本経一議員の、たった、たった2人であった。

 非常に重要な意味を持つ全員協議会の質疑は終了した。

作成日: 2007/07/20


2007年7月19日(木曜日)

越中沖地震と柏崎刈羽原発

カテゴリー: - 早川まさてる @ 23時41分02秒

越中沖地震と柏崎刈羽原発

 知っておいた方がいいことがある。

 朝日新聞の記事である。

地震の柏崎刈羽原発問題 欧米原発国でも論議
2007年07月19日09時23分

 新潟県中越沖地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発で放射能を含んだ水が海に流れ込んだり、火災が発生したりした問題は、海外でも大きな関心を呼んでいる。多くの原発を抱える欧米では、日本の原発の安全性や隠蔽(いんぺい)体質を厳しく批判するメディアの論調に加え、自国内の原発の安全性をめぐる議論にまで発展している。 (以下略)

 今回の地震で柏崎原発の状況についての情報は、だんだん悪化している。原発敷地内で地面が波打っているという情報もあり、環境への放射能の放出がないという報告からから6万ベクレル、そして、1.5倍の9万ベクレルへと増加している。しかし、環境への放射能放出を検知するはずのモニタリングポストは検知していないという報道がなされていたはずだ。

 東海地震の断層の上にある浜岡原発での地震災害は許されない。右も左も真ん中も関係ない。国民と国土を守るために、事実から対策を打つ必要がある。

作成日: 2007/07/19


2007年7月10日(火曜日)

保育所 職員の新規・中途採用再開の必要性

カテゴリー: - 早川まさてる @ 09時14分28秒

保育所 職員の新規・中途採用再開の必要性

 私は、保育所の職員年齢構成を見ると、可及的速やかさで、新規採用・中途採用を再開すべきだと考える。前回の保育所△離哀薀佞鮓ていただければ一目瞭然、正規職員が現在でも不足しており、団塊の世代が退職するに従って、あっというまに正規職員の不足、所長クラスの職員の不足が襲ってくる。

 新規採用はもちろんであるが、中途採用で、丹後または都市で、保育士の経験を積んだ人材にUターンしてもらうことも大切だと考えている。現在、臨時職員として働いていただいている方達からも、意欲ある方が正規職員となることも大切である。
(ただし、給与体系についての検討が重要な意味を持つ。これらを踏まえるためにも、一刻も早い本質を踏まえた全体計画が必要なのである。)

保育所給与と年齢分布

 健康と福祉の審議会で、下記のような答申がなされている。

保育所の運営と施設の適正配置について(答申)
(平成17年12月20日)

(3)市立保育所職員とのかかわりにおいて

 現在の職員をめぐる状況から見れば、保育所の適正配置等の検討に先行して職員数の減少が進み、設置者としての責任を全うすることが困難ともなりかねない。

 中長期的な適正配置計画等との整合性を保ちつつ、時々の状況に即応できる体制整備も必要であり、そのためには職員の一定数の確保や臨時職員の処遇改善などの検討が求められる。

 その通りである。答申通りにしなければならないと言うことはない。しかし、答申の内容をきちんと検討し、判断をすべきであろう。

 市長の答弁は、「50才以上の職員が(全員ではないにしても)定年退職まで残っていれば(3年間新規採用をしなくても)対応が可能。」というものであった。

 行革の職員の適正化計画においても、「職員数の縮減は、平成21 年度末までは原則として消防職以外の退職者不補充により行うものとする。ただし、施設等運営に必要な専門的職種において支障を来たす減員が生じる場合は、次の表によることなく、財政健全化指針に定められた年度毎の人件費総額を超えない範囲内で、当該職に従事する職員の確保を行うことも可能とする。」とあることを指摘し、早期の採用再開について考えるべきだと指摘したが、総務部長の答弁では、「人件費総額の予定を現実として超えているので、幾分かでも採用して欲しいと思いつつも、採用は出来ない。」というものであった。

(本当は、総務部長ではなく、保健福祉部長が、保育所全体を見渡した中での意見を言って欲しかった。また、人件費総額が行財政計画の予定額を超えているということは、勧奨退職などが上手く進んでいないということでしょう。残った人の人件費総額が行革で定めた金額になるように割り算をして、給与カット額を決めていたはずです。そもそも、5年間での220人の人員削減も、積極的削減ではなく、定年での単なる退職予定者数であり、新規採用をしないから220人となっているだけのものです。これは人員削減ではなく、単なる新規採用ストップですね。5年間もの採用ストップが与える影響は、相当厳しいものになります。)

 どのような形で市立の保育所を維持してゆくのか、正規職員・臨時職員・パート職員の勤務・給与のあり方、求められる子どもが育つ場としての保育のあり方など、全体像を描くことが出来ていない中、行革で決めたからと言うことで一律に(運営に支障が出るにもかかわらず)採用を抑制する。早期退職・人件費抑制を進めなければならないにもかかわらず、高年齢の職員が定年前までいてくれたら・・・云々という訳の分からない答弁が飛び出してくる。一部民営化についても、後に述べるが、現時点で進めることは京丹後市全体の保育にとってはマイナスの結果になる可能性が高い。

 きちんとした理念、検討がバックにないことは、答弁の気配を見ていただければ、はっきりするだろう。

作成日: 2007/07/09


2007年7月9日(月曜日)

保育所◆(欅藹蠖Πの年齢構成・人件費

カテゴリー: - 早川まさてる @ 09時57分21秒

保育所◆(欅藹蠖Πの年齢構成・人件費

 7,8日と、日本青年会議所の近畿大会が京丹後市で開催された。一通り参加させてもらったが、少ない人数でよくぞここまでがんばったと感じた。また、特に7日夜の八丁浜で行われた大懇親会は、各地からの持ち寄りがずらっと並び、地元の方達も総出で応援した素晴らしいものだった。天気が持ってくれて本当に良かったと思うが、海沿いの公園の活用方法として、新しい流れを感じた方も多かったのではないかと思う。JCの皆さん、ご苦労様でした。

 さて、保育所問題である。

 先ずはグラフを読み込んで欲しい。保育所の正規職員、臨時職員、パート職員の年齢層別人数である。保育所の問題として取り上げているが、市役所全般の問題とも共通である。

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 いかがであろうか。京丹後市が保育所を保持していくのであれば、この何年間かで団塊の世代が退職すると明らかに職員が不足する。既に現時点でも臨時職員の比率は高く、かなり無理がある。

 また、正規職員と臨時・パート職員の給与格差が非常に大きい。

 この状況に対して、市長の見解は、以下のようなものであった。

「50代の皆さんが多いと感じるが、あと3年退職不補充。それ以降不補充もということではないが、統合も、一部民営化も計画に掲げているので、そういったことの中で、適正な保育が益々出来るように努めていきたいと思っている。」

 私はこの問題を事前通告し、HPにも資料を事前に掲げて質問している。検討した答弁とは思えないし、トップとしての責任ある発言とも思えなかった。5年間新規採用がなければ、組織の形がガタガタになるのは一般職も同じだが、市の保育というものが成立しない危険性を秘めている。それをきちんと検討した上で、リスク管理を行いながら不補充を実施してゆくことはあり得る。が、市長の答弁を聞く限りにおいては、十分な検討、リスク管理が行われているとは思えないのである。

 実は、同等の資料を基に、同等の質問を18年9月議会でも行っている。答弁の内容は全く進歩がない。検討して、対処できることが見えて進めるなら良い。検討すら行えていないことが答弁からは伺えるのである。

  GoogleVideo

 続く・・

作成日: 2007/07/09


2007年7月4日(水曜日)

保育所 ‥勅坊臣楼萓鑪の要としての幼児教育

カテゴリー: - 早川まさてる @ 12時58分02秒

保育所 ‥勅坊臣楼萓鑪の要としての幼児教育

 いつも最後まで書き切れていなかった保育所問題に、いよいよ手を付ける。私は、幼稚園・保育所は「田舎型地域戦略の要」であるとずーっと主張してきた。具体策も色々と提起し、一部保育所での休日保育や延長保育も実現してきた。しかし、なかなか思うようには進んでいないのも事実である。

 京丹後市においては、95%の子ども達が市立の保育所に通い、その中で育っている。苗半作である。三つ子の魂百までである。ここにどんなに力を注いでも損はない。それどころか、微々たる投資で、広大な収穫が得られる(ちょっと誤解を招きやすい表現だが、真意を汲み取って欲しい。)ことは、ほとんど間違いない。

 このシリーズでは(と、背水の陣の構えに入る)、保育所の抱える課題の内、職員の年齢層別構成が危険な状況にあることと、人件費の問題、加えて、一部民営化が本当に子ども達にとって必要かどうかを検証してゆく。息切れする前にやってしまおうと思う。

 本題に入る前に、豊岡市の取組を紹介しておきたい。

 昨日読んだ「ガバナンス」という雑誌に、以下の記事が載っていた。

ガバナンス 7月号

 兵庫県豊岡市教育委員会は、「幼児期における運動遊び事業〜運動好きな子どもは「こころ」も育つ〜」を本格的に導入した。この事業は、松本短期大学の柳沢秋孝教授が考案したプログラムに基づき、子ども達が無理なく楽しく身体を動かすことで、心身ともに健やかに成長させるというもの。最初に運動のまねをして体を動かし、徐々に跳び箱や縄跳びなどレベルアップを図る。

 昨年度、職員を同大学に6ヶ月間派遣し、試験的に市内の保育園・幼稚園を巡回訪問した。今年度から年間3〜4回巡回する。現在は、柳沢教授の指導を受けた市の職員が巡回しているが、各保育園・幼稚園で指導できるよう、保育士・幼稚園教諭で構成される研究部会を設置。また、7園をモデル園として年間9回、より体系的なプログラムを実施し、子ども達がどのように成長するかを追跡調査することにしている。

 私がやりたかったのは、これである。3年前から、ずーっと提案し続けてきた。

豊岡市の「こころ豊かな子ども」を育成する取組
   幼児期における「運動遊び」事業
  〜運動好きな子どもは「こころ」も育つ〜
http://www.city.toyooka.hyogo.jp/undou/index.html

 市長のセクハラ事件が起こる前の平成17年1月に、私が市長に提案した文書からピックアップしてみよう。

人材育成の要としての幼・保のレベルアップ方法について

現状

時限爆弾のスイッチが入った状況にある。所得と連動した急速な教
育レベルの二極化に加え、田舎という教育環境そのもののハンディ
が加わり、家庭の教育に対する理解度や離婚家庭の急増、教員の相
対的レベル低下の中で、10年後、20年後にフリーター、ニート
等、家庭が維持できる収入がないケースの急増と地域活力の低下、
地域自治組織を支える人材の不足が予測される。
オリンピックに象徴されるように、よい指導者に恵まれれば潜在的
能力を伸ばす素材は豊富であり、アジアの小国が国家レベルで教育
重視をして浮上しているように、京丹後市が日本の中核的人材輩出
基地となることも、3,4年で全国有数の教育先進地になることも
可能と考えられる。

提案

3つ子の魂100まで。まずは簡単で安くて効果的な幼児期を2年
間で攻めきることである。とりあえず、簡単でお金がかからない、
教師の質をあまり問わない有効な方法を導入する。第一弾として、
市内一部保育所で実践され、豊岡市も取組始めた「柳沢運動プログラム
」を幼・保・小の教員を主体としたプロジェクトチームを設置して
研究する。いくつかのパイロット校を募集し、2年
間で全市レベルに拡大する。これによって、出来ないことが出来る
ようになる喜び、基本的運動能力、脳の正常な成長を担保し、小学
校における小一プロブレムなどの問題を軽減し、小学校における学
力・生きる力をのばす基盤を創り上げる。
プロジェクトチームの研究・研修費で50万。募集に応募したパイ
ロット校に対して20万。1ヶ月に1回のチーム会議とネット上の
会議室で疑問点を解消しつつ進める。本部長は市長?。

 いや、ほんとうに懐かしい。「思えば遠くへきたもんだ」である。あれから2年半が経過した。提案を受け、保育所が主体的に研究を進めるプロジェクトは2,3始まっている。が、柳沢運動プログラムはその中にはない。そして、本年度ついた予算は、1万円強である。

 まったく、残念である。もっと早く子ども達により育つ場を提供してやりたかった。幼児期の子ども達の1年は大人の成長の数年分に相当するだろう。大人の都合で2,3年先延ばすということは、その年代の成長段階におけるメリットをその子達は受けることが出来ないという事を意味する。

 今月の7月16日、豊岡市が講演会を行う。教育委員会や子育て支援課にも参加をおすすめした。既にしかるべき立場の職員が参加する旨の連絡も頂いている。市民の皆さんも、是非参加して、この取組の可能性を知っておいて欲しい。

運動遊びのつどい」を開催します!!
http://www.city.toyooka.hyogo.jp/undou/tudoi.html

と き   平成19年7月16日(月・祝) 13:30〜16:30

ところ   豊岡市立 日高文化体育館

「運動遊びのつどい」を開催します!!
 豊岡市では平成19年度から「運動遊び」事業を本格的に導入しています。
 0〜15歳児までをトータルで考えた「つながりのある保育・教育」の必要性を普及啓発するとともに、先駆的に取組んできた長野県箕輪町から事業内容・成果などを学び当該事業の更なる充実発展をめざし、「運動遊びのつどい」を開催します。ぜひともご参加ください。

○イベント内容

  1部(13:30〜15:20)  定員300名程度
   ・ 柳澤秋孝氏(松本短期大学教授)基調講演
      講演テーマ「子どもの脳の発達と運動の関係」 柳澤秋孝教授
   ・ 平澤豊満氏(長野県箕輪町長)実践発表
      発表テーマ「運動遊びにかかる長野県箕輪町の取組み」 平澤豊満町長
   ・ 運動遊びトークセッション (柳澤秋孝教授・平澤豊満町長・中貝宗治市長)
        〜長野県箕輪町と豊岡市の挑戦〜 
     テーマ「できた体験が子どもを伸ばす〜柳沢運動プログラムの効果」

  2部(15:30〜16:30)  定員:親子100組程度 (対象概ね3〜5歳児の親子)

   ・ 柳澤秋孝先生指導による親子ふれあい運動遊び

 昨年8月に箕輪町の保育所、ならびに卒園した子ども達が通う小学校を個人視察させてもらった。保育所で子ども達の集中してプログラムに取り組む様子(町内でも一番課題が多いところを、「それの方が勉強になるでしょ」と担当の課長さんがおっしゃって見せてくださった。)を拝見してびっくり。小学校で、一年生の担任の先生から「運動好きでリズム感があり、集中力がある」という評価を伺い、素敵な図書館の取組を拝見した。今回講演される平澤町長には、本来お会いする予定はなかったのだが、課長さんのご配慮で5分間時間を頂いた。が、結局小一時間、役場の先進的改革の話を伺ってしまった。お会いしたとき、平澤町長はまだ1期目3年数ヶ月の段階だったが、目から鱗のお話を伺えた。

 さて、本題である。が、初回Videoは、一般質問の前置き部分と、市が認識している保育所の現状と課題を述べてもらっている部分である。さらっと、聞いてみて欲しい。

   アップできたら、貼り付けます。少々お待ちを。。。

作成日: 2007/07/04


2007年6月29日(金曜日)

施策踊り、中身崩れる京丹後にならないために

カテゴリー: - 早川まさてる @ 22時58分42秒

施策踊り、中身崩れる京丹後にならないために

 6月一般質問の最後の部分をご紹介する。(実は、メインテーマの保育所がまるごと残っているのだが、手強いので後回し。)

 京丹後市の現状を見て、私なりに一言で総括すると、こうなる。

     「施策踊り、中身崩れる」

 くどいようだが、全部が悪いわけではない。うん、これはいいね、と思える施策もある(と思う)。が、本質的で厳しい問題ほど、先送り、その場しのぎの対応になっている傾向があり、マスコミには、アドバルーン施策が無批判に取り上げられてゆく。

 そして、その踊る施策の水面下で、組織は崩れつつある。まだここには載せていないものでも、危機管理能力として危険水域を越したのではないかと思われる事象を私はいくつか確認している。

 もちろん、一つ一つの事象単品では、そこまで悲観的に捉えることはないだろうと指摘をうける可能性がある。しかし、問題は通底している。根っこは共通である。同じ根っこを持つ問題が、姿かたちを変えて、様々な場面に顔を出し始める。そのときに、きちんと押さえておけば未然に防げる大事故が、その通底する問題を見抜けず放置していると、集大成として大事故となって姿を現してくる。この段階になると誰でもわかるのである。が、手遅れではある。

 結局、危機管理能力、センスの問題である。わからない人には説明してもわからない。わかる人には一言で伝わる。(というか、こんな事は民間なら当たり前で、こうじゃげに(利口そうに)書いていると、早川は世間の標準を知らないなと笑われるレベルの話だろう。)

 私は、サービスを開始した直後の京丹後市総合サービスの要の人物が、4月中旬に辞表を提出したという話を聞いて、絶句した。

 さて、学校統廃合について、述べておこう。

 あまたの議員が、ずいぶん前から一般質問で、「一体いつから学校統廃合をスタートさせるのか」と質問し、教育長は「設置者である市長の指示があればいつでもすぐスタートさせる」という答弁を繰り返してきた。そして、今年の3月、ある議員の一般質問の答弁の中で、統廃合についてスタートすることを表明した。

 大変結構なことではある。共産党議員団は統廃合スタートに関して否定的見解をお持ちだと思うが、それ以外で特に反対の意見は聞かない。

 しかし、ほのかな違和感が残る。

 確かに、統廃合検討はやるべき課題である。この観点から見て、スタートしたことは評価の対象であり、良いこと?である。

 もう一つ、評価の座標軸を加えてみよう。「スタートは適切なタイミングだったのか?遅すぎなかったのか?」である。私は、3年とは言わないが、検討をスタートするのが2年は遅れたと見ている。統廃合を実施する時期が同一であれば、2年分、市民がじっくり考える時間を失ったとみることが出来る。また、同じ検討の時間をじっくり取るとすると、実施する時期が2年遅れることになり、極端な少人数や複式学級の子供達が、より適切な人数で学ぶチャンスを失ったことになる。(財政や教員配置の問題ももちろんである。)

 何故、今だったのか。(市長の説明はない。推測は出来るが、生臭いので書かない。)遅れたことに対して、どのような責任の取り方でフォローするのか。これが語られなければ、「統廃合がスタートしました。結構なことです。」だけでは、プロの議員としてはあまりにお粗末なチェックであろう。

 私は、遅れを取り戻す意味でも、設置者として市長が「どの学校は統廃合が避けがたく、グレーゾーンはこれこれで、この学校は残す以外の選択はない」としっかり示し、どういう考えでまとめてゆくべきか、市民が議論する足場を示すことが必要だと指摘した。

 トップが体を張ってやる気を示さなければ、スタッフは動けない。動かない。「一生懸命がばからしくなったら、組織は崩れる」のである。

 GoogleVideoをご覧下さい。

作成日: 2007/06/29


2007年6月19日(火曜日)

東京でファッションウイークをする意味とは

カテゴリー: - 早川まさてる @ 23時56分14秒

東京でファッションウイークをする意味とは

 あと1週間で6月議会が終了する。最終日26日には、一般会計や各種会計の補正予算の質疑・討論・採決がある。さて、どうしたものか、悩んでいる。

 昨年の企画を覚えておられるだろうか。

  丹後ファッションウィーク

  京丹後市報道資料

  網野まちなかウォーク(ファッションウィークと同時開催)

 丹後織物工業組合が270万円、市が補助金500万円を出して実行された。

 そして、3月議会に平成19年度当初予算として、「丹後ファッションウィーク開催委員会補助金450万円」が提案、採択された。内容は「丹後ちりめん生地の洋装化をはじめ多角的な展開を支援するため、ちりめん生地の高付加価値化試作商品の開発・展示会等の取組を行い、丹後からちりめん情報を全国に多彩に発信する」というものである。500万円×0.9=450万円と、律儀に補助金10%一律カットが適用されているのがほほえましい。

 そして、6月議会。平成19年度予算の第一回補正予算として、690万円!が提案された。
(当初予算が可決された3ヶ月後に当初予算の1.5倍もの補正予算が組まれるというのはなかなか理解に苦しむ。開催地が東京になるということは、別の新規事業として提案された方がすっきりすると私は考える。)

【補正の必要性】
 丹後ファッションウィークの開催について、次の2点を柱に事業が拡充されることを
 受け、その所要額を追加するもの。
・産地外への情報発信力の強化
・将来のデザイナーが学ぶ服飾学校との連携強化

【当初からの変更点】
・開催地の変更  京丹後市内→東京都内
・提携校の増加  1校→3校
・制作作品の増加 30点→45点(1校あたり15点)
・事業の追加 産地業者と学生の交流支援
 産地業者が提携校に出向き、丹後織物についての講義を行う。生徒へのアンケート
 調査等から意見集約を行い、報告書にまとめて産地へのフィードバックを行う。

 開催委員会が主体であり、市が補助金を1150万円出す形になっている。が、事実上、市がリーダーシップを取っての企画であると思われる。

 前向きに考えてみよう。服飾を学ぶ学生さん達が丹後ちりめんに触れ、頭に刻み込んでくれることは非常に良いことだと思う。対象学校が増えることもいいことだと思う。産地業者との交流もいい。丹後で開催して地元の人しか見ていないよりは、東京で外部の人に見てもらえた方が確かにいいかもしれない。

(服飾関連学校での交流・認知企画に内容を絞り込めば、コストパフォーマンスは非常に良くなる。学校に3年間反物を無償配布してなじんでもらい、ちりめんを活かしたアイデアに賞金を出しても、1150万円から見ればたいした金額にはならないだろう。これなら、十分賛成できる内容だと考える。やるべきであろう。パフォーマンスは効果があれば別だが、効果のないレベルのパフォーマンスを大枚はたいて打つ意味はない。体力を消耗する。ましてや行政のやるべき事ではないだろう。)

 次に、この企画にかかるコストを考えておきたい。丹後織物工業組合分がいくらになるか私は調べていないが、市の補助金1150万円(市の一般財源のみ。国府の補助金はない)とあわせると概ね1500万円程度が予想される。これに加えて、市職員、関係業界の方達が事前の打ち合わせ、当日等の宿泊交通費+人件費云々となると、見えないコストもあわせると2000万円前後の企画になると予想する。また、この企画をすることによって出来なくなる企画(予算面、マンパワー)があることも、コストというよりは政策選択の問題として認識しておく必要があるだろう。

 詳細な企画の内容、予算案がまだ示されていないので、よくわからないのだが、東京で企画会社にイベントを委託するとすると、(我々にとっては巨額の予算だが)一体どの程度インパクトのある企画になるのか、効果の面でもかなり厳しい話ではある。

 丹後ちりめんの業界は、今、ものすごく苦しい状況にある。なんとか何かを打ち出したいという想いはよくわかる。しかし、こういう企画は今までから何度もしてきて・・・という声も聞こえてくる。この京丹後市の状況の中で、本当に市がやるべき企画なのか、市民の理解が得られるのか、業界が本当にこの企画を望んでいるのか、1150万円を単費で出す重みの中で、良く検討するべきだろう。

 補助金10%カットの中での1150万円は、1000万円のイベント補助金一割カット11.5個分、100万円の補助金1割カット115個分、10万円の補助金1割カット1150個分である。市民や職員が苦しみながらカットしてかき集めた1150万円の重みを感じさせる施策であって欲しい。私はこのことを切に願う。

 行財政改革の一貫として、事務事業評価をきちんと行い、次年度の企画を立ててゆく方向性にあることは、実行されているかどうかは別として間違いない。今回の企画についても、昨年の評価をきちんと行い、今年東京で行う中での獲得目標を明確に示し、業界が本当に望んでいることは何かをきちんと掴みながら提案することが求められるだろう。

 賛成か反対か、修正案か。市民への言い訳・議員への猫だましのような付帯決議か。(付帯決議でちゃんとしてとお願いしても、やってしまえば同じ事だろう。)またまた議員の見識が問われるだろう。私も協力してくれる議員さんと一緒に3月議会で修正案2発(3月補正の修正案は提案前に市長が蒲井・旭の温泉掘削補助金を撤回して終了。19年度予算案は修正案提案して玉砕。)連発しており、6月議会も修正案を出すのは結構○○である。しかし、多くの市民の目は間違いなく厳しい。

作成日: 2007/06/19

追記:2007/06/28 00:25
 450万円+690万円=1140万円である。上記1150万円は、1140万円の間違いです。情けない・・・。


2007年6月12日(火曜日)

保育所を考える1

カテゴリー: - 早川まさてる @ 19時25分53秒

保育所を考える・・・

 今日は市に請求した資料を分析して、一般質問で使う資料を作成していた。

 本当のところ、保育所の何が問題なのか、きちんとした事実データに基づいた分析があり、向かいたい方向性やレベル、力量に応じた解決方法が考えられるべきだろう。

 今回はあまり解説はしないでおこうと思う。このグラフをじっくり見て欲しい。このままでは保育の現場はあっという間に大変な状況になる。(既にかもしれない。)公立の保育所がコスト高であるとか、民間のよさをなどということが言われるが、何を示しているのか、読み取れるだろうか。

 私の考えは、一般質問の中で述べるつもりだ。

 (何故、事前にネタをばらすのか。それは、市当局にも必死でこの実態と対策を考えて欲しいからだ。先送りしている余裕はないはずだ。まさかそんなことはないだろうが、ここまでやってまともな答弁でなければ当事者能力がないと言わざるを得ないだろう。)

作成日: 2007/06/12

6月15日19:10追記
 データの一部に誤りがあったため、一時表示を停止します。データ修正後、再掲示の予定です。
 正規職員の給与額が人件費ベースになっていたため、過大な金額になっていました。お詫びいたします。

7月4日9:50追記
 データを修正した上で、再度画像をアップしました。

保育所グラフ1
保育所2

保育所3
保育所4


2007年5月17日(木曜日)

子供のアレルギーショック症状

カテゴリー: - 早川まさてる @ 21時27分01秒

子供のアレルギーショック症状

 今日のNHK朝ドラ「どんと晴れ」を見ていたら、子供がそばのアレルギーでアナフィラキシーを起こす場面があった。友人の息子さんでピーナッツにショック症状を起こす話を聞いたことがある。友達の所に遊びに行かすのも、神経をすり減らすとのことだった。
 

「アナフィラキシー」とは?
http://allabout.co.jp/health/atopy/closeup/CU20060417B/index.htm

緊急を要する病気がアナフィラキシーです
聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと、急性アレルギー反応のひとつです。アナフィラキシーは、じんましん等の皮膚症状や、喘息・呼吸困難等の呼吸器症状、めまい、意識障害等の神経症状、血圧低下等のショック症状が、2つ以上存在している場合を言います。

特に、血圧が低下し、ショック症状になることを「アナフィラキシーショック」と呼んでいます。この症状は命にも関わる、一刻を争うショック症状なのです。

 実は、私も昨年、危うくアナフィラキシーを起こすところだった。巨大なスズメ蜂に刺されたのである。

 その1年前に、農会の草刈りに参加していた時、蜂の巣を刈ってしまったようで、大量の巨大なスズメバチ(親指ぐらいはあった)に頭と足をぼこぼこに刺されている。で、2回目の今回は家の裏山を草刈りしているとき、1匹でかいのがブーンと来た。払いのけると攻撃モードに入るかと思ってそのままにしていると、肩をブスッとやられてしまった。

 「京丹後市議会議員が<ハチの一刺し>でショック死」とか言う言葉が頭を走る。私が<ハチの一刺し>でやられては全然しゃれにもならない。1年前に刺された際に抗体が出来ているはずで、アナフィラキシーが起きて呼吸困難、動けなくなる可能性もある。腕時計のタイマーを押す。「3分間以内に対処。草刈り機停止、山からあわてず下りて、搬送依頼。しびれや動悸はないか・・・」思考している自分を後ろで冷静に見ている感覚が強くなる。思考と動作が機械的手順のような感じで動き出す。

 自宅について、時間確認。残り1分強。「少しでもおかしくなったら病院に運んでくれ。」と伝える。「市会議員がこんなどべどべのひどい格好で病院に行くのもなんだな」と思い、シャツを着替え、顔を洗う。・・・・・・。・・・・・・。

 ・・・・・。なにも起きない。「おいおい、、、2回目だぞ、ショック症状はどうした。。。」

 とまあ、なんとか事なきを得たのだが、食物アレルギーを持つ子供達の状況は、その時わたしが蜂に刺されて起こしかけていた状況と同じ事であり、「なるほど、この子たちは食事をするたびにこの状況におかれているんだな」と深く感じるものがあった。これでは親御さんもいつも緊張しておられることだろう。

 <エピペン>というものがある。

 エピネフィリンというアナフィラキシーを抑える薬を簡単に自己注射出来るようにペン状にしたものだ。2年ほど前に認可されており、注目していた。

http://www.asahi.com/health/medical/TKY200502250279.html

 子どもの急性アレルギー反応に対処できる緊急用の「自己注射器」が今春、利
用できる見通しになった。厚生労働省の薬事食品衛生審議会の医薬品第一部会が
25日、輸入・販売を了承。3月にも正式承認される。そばや卵などアレルゲン
(抗原物質)のために意識を失うなど、一刻を争う事態に大きな力になる。

メーカーのホームページ http://www.epipen.jp/

 京丹後市では公共施設に加えて、必要な学校にAED(自動体外式除細動器。心臓発作が起きたときに自動的に電気ショックを与えて救命する器具)を設置している。これも大切なことであるが、併行して、アレルギーのある子には市費でエピペン(1万円程度)を配布し、担任の先生らにショックが起きたときには注射の補助をする訓練をしておくなど、有効で大切な施策になると考えている。予算的にもわずかな金額で済み、市立病院の先生にきちんとしたフォローをお願いすれば一石二鳥となるだろう。

   参考情報 Googleで<エピペン 給食>を検索

 ところで、昨年、実は私は2回死にかけて?いる。政治的にも殺されかけた気も多少しないでもないが、こんな事はどうでもよいし、生命の危機に比べればたいした事ではない。

 上記のスズメバチが2回目。1回目は、沖縄の大学院大学で「人間の心の生物学的基盤」の研究をしている先輩を訪ねていった際に、空き時間を作って生まれて初めての体験ダイビングをした時である。インストラクター1人に、ダイビング初めての女性A、その友達のライセンスを持った女性B、私の4人が潜ったのだが、あってはならないというか、通常でいうとあり得るはずのないことのようだが、海中で私のタンクの空気がなくなった。

 3、40分潜った後、インストラクタ・A・B・私の順番(初めてにしては落ち着いていたようで、インストラクターの指示で私がラスト)で帰りかけた。その時、空気を吸おうとしても妙に重たい。タンクの残量を見るとなんと<ゼロ>表示。上を見ると海面までにはかなり距離があり、帰りのコースはゆっくりの傾斜をロープを伝いながら大分先まで続いているようだが、インストラクタの姿は、だいぶん前の方である。

 先ず考えたのが、女性Bに知らせてマウスピースを借りてしのぐこと。「もし相手がパニックを起こしたりして、それこそ2人でおぼれたらどうしようもないな。」「うーむ、それって間接キッスになるではないか」「すぐ浮上するのもなんだかやばそうだな」「インストラクタの所まで、全力で泳いで知らせるかな、それで苦しくなって失敗したらお釈迦だな。」

 一瞬、そのような思考が固まりで発生し、スズメバチに刺されたときと同じような自分を後ろで見ている感覚が強くなる。まだ完全に据えなくなったわけではないタンクの空気をちびちび吸いながら、出来るだけ体の力を抜いて腕の力だけでロープを引きつけ、前に進んだ。

 多分、2,3分以上の時間はあっただろうと思う。海面にたどり着くちょっと前に、吸えども吸えどもエアが出てこない状態になっていたが、なんとか無事離脱。体はだるかったが、動悸は特に感じなかった。

 ライセンスを取った今にして思えば、女性Bの予備マウスピースをもらって吸えば良かっただけのことだったが、そんな知識は全くなく、非常に危険な状態にあった。水深数メートルはあっただろうから、そこからあわてて息を詰めて浮上していれば、肺の中の空気が膨張して肺がパンクしていた可能性もある。別のインストラクタの話では、初めてだったらパニックを起こすのが普通で、よく冷静に対処できたということであった。

 
 横道にそれてしまったが、ポイントは保育所・幼稚園・小学校・中学校へのエピペン導入である。市立病院の内科医師にエピペンの専門研修を受けていただき、その医師のもとで、子供や親、保育士、教師が研修を受けておく。わずかな予算で大きな安心が得られること請け合いである。

 
作成日: 2007/05/17


2007年4月17日(火曜日)

緊急お知らせ IT研公開講座

カテゴリー: - 早川まさてる @ 10時12分45秒

 急な話ですが、下記のような公開講座を丹後IT研究会で行うことになりました。

 今話題のテーマを読み解く足場が得られると思います。是非、ご参加下さい。

丹後IT研究会 公開講座

地産地消型地域情報格差是正手法の試み
–飛騨市におけるギャップフィラーとWiMAX実験結果と国の動向–

「吸うか吸われるか!」これからの田舎型地方の将来は、情報格差・人材格差を
どのようにコーディネートするかにかかっていると言っても過言ではありません。
刻々と変わるブロードバンド・地デジ難視聴対策の動向を掴み、身の丈にあった
必要十分な情報インフラを確保し、これらをツールとして使うことのできる、目
的意識を持った人材を育てることが急務です。

丹後IT研究会では、今回、公開講座を開催し、国内初のギャップフィラーアンテ
ナとWiMAXを用いた地域情報格差是正の公開実験を飛騨市において行ったビーム
計画設計株式会社の福森重純さんをお招きし、最新の実験結果、国の動向、これ
からの田舎型地域情報化を考える上で重要な視点などについて、本音のお話を伺
います。

日時:平成19年4月26日(木)7:00〜9:30PM
場所:丹後NPOパートナーシップセンター (京丹後市大宮町丹後地域職業訓練センター内)
   (京都府京丹後市大宮町河辺3355 0772-64-4876)
講師:ビーム計画設計株式会社 福森重純さん
参加費:無料
主催:丹後IT研究会 
問い合わせ先:京都府織物・機械金属振興センター 三田 0772−62−7400

参考資料:
   国内初!! 無線による情報格差是正手法の検証
   〜 ギャップフィラーとWiMAXによる地域情報格差是正についての検証開始 〜
   http://www.bc-ad.net/project


2007年4月8日(日曜日)

たくさんの励ましをありがとうございます。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時24分55秒

たくさんの励ましをありがとうございます。
 今日、久しぶりの議会報告を全市に折込させていただきました。早速、何人かの方からご質問や、励まし、カンパなど、たくさんの心のこもったメッセージを頂きました。私が不在で、失礼してしまった方もおられ、この場をお借りして御礼申し上げます。

 8日の午後から書き始め、9日夕方に概ね原稿を書き上げ、夜7時から2時過ぎまで印刷機を回し、翌日の午前に産業建設常任委員会をこなしたあと、6町の新聞屋さんに印刷物を届け、その足で3時から大阪に飛び、以前もご紹介した沖縄古伝空手師範の宇城憲治先生の塾に参加。懇親会で2時間ほど先生のお話を伺い、11時半に大阪を出て2時過ぎに丹後に帰ってきました。正月ぼけが一気に吹き飛びました。

 文章を書き、折込チラシにするということは、ほとんどその文章を通して自分の人格をさらすようなものです。自分の心境とテンションを高めて一気にいかないと返って私の場合は書けないようです。うまく意識が入っているときは、文字数の調整も書き直しもほとんどなくて済みます。しかし、その状態に入るのは、なかなか、ぎりぎりまで追い込まれないとさぼってしまって・・・。いつも限られた紙面にたくさんのことを詰め込んでしまって、文字ばかりになって申し訳ないですが、少ないチャンスをできるだけ活かしきりたいという思いですので、ご容赦下さい。

 宇城塾は、武道そのものを学んでいるわけではないのですが、武道を通して身体の可能性や意識の働き、生き様など、たくさんのヒントがあります。特に、自分の生き方の芯がふらついていないかどうか、一発で先生に見抜かれてしまうので、私にとってはそういう場に参加することは非常に大きな意味を持っています。独りよがりになっていないか、性根が腐ってきていないか、自分でももちろんチェックをかけながらも、そういう場を持って、更に成長し続けるよう自分を律してゆきたいと思います。


早川まさてるのメルマガ 第一号

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時24分24秒

早川まさてるのメルマガ 第一号
 平成19年元旦の朝、さわやかな気分でパソコンに向かっている。

 みなさま。新年明けましておめでとうございます。
 今年も京丹後市のため、そしてご縁のあった諸々の事に対して、全力でがんばってゆきます。よろしくご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。
 そして、皆様にとっても、そして京丹後市にとっても、有意義で実り多い1年となりますよう、祈念しております。

 さて、トップページでもご案内したとおり、今年はメールマガジンにチャレンジします。実は、皆様のご想像通り、年賀状を作るにあたって、「折込チラシも一回15万円近くかかり、非常に厳しい。HPの情報を充実させることと、ご縁のあった方達に直接情報をお届けするメルマガをやったらいいな」とふっと思い、原稿に書いてしまった次第。
 「この性格だし、継続して出し続けると言うことは相当大変だぞ」とは思ったのですが、「良いチャンスだ。背水の陣で、清水の舞台から飛び降りるつもりでスタートしてしまえ」などと、いつもの走り出してから考える<良い癖>を前向きに活用しています。

 内容としては、
   ・早川が日々感じていること。
   ・京丹後市政にかかわること。
   ・おもしろい、ためになる情報。
などをメインに、京丹後市のイベント情報などを加えてゆきます。

 また、メルマガからのリンクで、簡単なアンケートを組み込み、メルマガへの御意見、市政への御意見などを集め、形にしてゆくスタイルを創ってみたいと考えています。

 HPのブログとは分野が重なるために別々のものにするのは難しく、当面はメルマガの内容をブログにも掲載し、加えて、メルマガにはふさわしくない写真や砕けた内容の文章をブログに掲載してゆく事になります。

 皆様に叱咤激励していただくことが、安定発刊、継続の要になるかと思います。是非、お力添え下さい。


やった!正田絢子と伊調千春が金メダル!

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時22分36秒

やった!正田絢子と伊調千春が金メダル!
いやぁ、ほんとに素晴らしい。網野高校出身の正田絢子さんと伊調千春さんが、中国で行われているレスリング世界選手権で金メダルである。

http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200609290354.html
伊調千春が優勝 レスリング世界選手権女子
         2006年09月29日21時22分 朝日新聞

 レスリングの世界選手権(中国・広州)第5日は29日、フリースタイルで行われる女子の48キロ級があり、アテネ五輪銀メダルの伊調千春(綜合警備保障)が金メダルを獲得した。03年大会の51キロ級を制して以来2大会ぶり2度目の優勝で、今大会の日本選手初めての金メダル。準決勝はデパオラ(イタリア)にフォール勝ちし、決勝も前回覇者の任雪層(中国)にフォール勝ちした。

http://www.asahi.com/sports/update/0930/216.html
日本勢3人そろって金 レスリング世界選手権
         2006年09月30日21時17分 朝日新聞

 レスリングの世界選手権第6日は30日、女子の3階級があり、アテネ五輪金メダルの55キロ級吉田沙保里(綜合警備保障)、51キロ級の坂本日登美(自衛隊)、59キロ級の正田絢子(ジャパンビバレッジ)の日本勢がそろって金メダルを獲得した。吉田は準決勝の勝利で国際大会無敗の100連勝を達成した。

残念ながら、網野出身の84キロ級の松本真也(日大)は準々決勝で敗れた。1回戦、2回戦とも2―0の判定で勝ったが、準々決勝はソヒエフ(ウズベキスタン)に判定負けしたということだが、怪我をしながらがんばったと聞いている。是非、次回に期待したい。

正田絢子さんは、今も網野町に在住し、網野高校の生徒と練習をし、ちびっ子レスリングの指導もしながら、世界の頂点に立った。昨年に引き続いて3回目である。素晴らしい、すさまじいことだ。私の子供達もお世話になっており、こんなにうれしいことはない。

振り返ってみると、レスリングだけでなく陸上も含め、この小さなエリアから次々とオリンピック、世界選手権選手、それも金銀銅のメダリストが排出されている。これははっきり言って全国レベルで見ても非常に特異な状況だと思う。京丹後の人たちは、この事実に気がついているのだろうか。

現実に成立しているこの人を育てるシステムの可能性にもっとたくさんの人が気がついたら、もっと素晴らしい地域作り、ひとづくり、人材育成ができるのではないかと常々思っている。近くにありすぎるとなかなか気がつきにくいのが常ではある。しかし、身近にある素晴らしい素材や可能性に目がいくように、自らの感性を磨いてゆきたいものだ。

さて、29日、舞鶴の裁判所で傍聴した後、京都市内で行われた自民党青年局の懇親会に大急ぎで飛び込んだ。参院選候補に先日選ばれた西田府会議員とも、肝胆相照らして日本の将来や国・ひととしての要のあり方、地域のこと、幼児期の子供達の環境を如何に作るかなどを話すことができた。転換期の中でのたうち回る日本の将来を再構築しなければならない今、こういう人材が是非とも国会でがんばってくださることを期待している。


ひとが踏み越えてはいけない領域を感じる感性

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時20分58秒

< ひとが踏み越えてはいけない領域>を感じる感性
昨日、読売新聞を見ていたら、気になる記事があった。「自然案内人」日本アウトワード・バウンド協会の記事である。
HPを見てみた。そのプログラム参加者(20才)の感想文を引用してみよう。

http://www.obs-japan.org/open/self.html

チャレンジした自分を信じること

今、自分がゴールにいることが不思議でたまらない。だけど、しっかりとした自信が自分の中にはある。これはやった人にしかわからないものだろう。

最後のゴール前の急坂を目の前にした時、私の中に「登ってやろうじゃないの!!」って誰にも、どんなことにも負けない気持ちが生まれていた。

20年間生きてきて、もしかしたら一番苦しい21日間だったかもしれない。けれどそれから逃げ出さないでやり遂げた私が今ここにいる。

これからだって「あーだめだ」って思うことはあると思うけど、それに対してチャレンジすることはできるから。あとは自分の力を信じればいい。

—————–
21日間の壮大なプログラムだが、これからの人生を支えてゆく大切な体験があったことが読み取れる。私の自らの体験と共鳴する感覚もある。私も昔からこういうのが好きなのだ。ずいぶんと無茶をしてきた。

この協会の基本理念は、以下のようなものだ。

『TO SERVE TO STRIVE AND NOT TO YIELD(奉仕・努力・不屈)』、この基本理念を基にドイツの教育学者クルトハーン博士は1941年、英国に最初のアウトワード・バウンド・スクール(Outward Bound School:通称OBS)を開校しました。博士は「真の教育は体験によって得られる」と提唱。「若者は経験することにより、真の自分自身を発見し、積極性、粘り強さ、チャレンジ精神、他者への思いやりなどを育てられる」と考え、OBSプログラムを開発しました。私たちはこのプログラムを『セルフディスカバリー』と呼んでいます。

日本のOBSは1989年長野県小谷村大網地区に開校以降、北アルプスを始め、信州、そして日本各地の豊かな自然の中で、四季の変化を活かした本格的な冒険プログラムを提供しています。まずは参加することが冒険への第一歩です!

企業向けの研修もある。財政破綻しかけたニュージーランド政府は、全職員(だったと思う)に類似のプログラムを受けさせ、リスクに対応する感覚、最適な持ち場に人を配置する感覚などを身に付けさせたと聞いたことがある。大切なことだと思う。

実は、8月、息子2人を連れて立山連峰縦走に行ってきた。北アルプスは中学高校時代のワンダーフォーゲル部時代に何度も登っていたのだが、20数年ぶり。意識はその頃のままカモシカのように山をかけるのであるが、体は膝は痛くなるわ、息切れはするわ、まあ44才を超えると、さすがに思うとおりにはいかないものであった。

とはいえ、それなりに順調に登っていたのだが、ある時点から不安感というか、呼吸や意識の片隅になにか変調が入り始めた。結局後から納得したのだが、体力と等高差、経過時間、もろもろを考えると無理な計画になっていて、(徹夜で走り、思いつきというか勘違いで普通は登らないピーク一つ登って等高差数百メートル余計に登ったのだから、きついのも道理であった)まだまだ時間的にも余裕のある段階ではあったが、潜在意識が危険信号を発し始めたのを体と意識の端っこが感知し、合図を送り始めていたようだ。平地にいる時も、そういう動物的ともいうべき感覚が働き始める時がたまにあるのだが、このときはそれが非常にクリアに、強く働いていた。

結局、宿泊する山小屋を変更し、翌日の計画も大きく修正することで、最高の夕日・朝日を楽しみ、私の体力も温存し、安全で実り多い旅にすることができた。息子達には、状況を見極めて無理をしないこと、必要な時は退くことも大切であることをもっともらしく、いや親としての威厳を込めて伝え、膝の痛み故ののんびりした歩き方を山や高山植物の写真講座で豊かにカモフラージュしたのは年の功である。

自然の奥深くにはいることは、とても大切な感覚を呼び覚ましてくれる。下界に降りてきて室堂で温泉に入り、コーヒーを飲んでいる時に、北アルプスの冬山の写真集を見た。私は冬山はやっていなかったのだが、その写真を見た時に、びりびりっと「ひとが踏み越えてはいけない領域、神の領域がある。」という感覚が体を走った。若い頃は言葉にして捉えることはしていなかったと思うが、山に登ったり、アジアを放浪したり、丹後で鍛えられたりする中で、肉体感覚として、そのようなセンサーが体に埋め込まれていったのだと思う。そういう感覚は、子供達に是非伝えてやりたいと考えている。

実は、今日は一生に何度も経験することはないであろう経験をした。ある場所で私が見聞きしたことをお伝えしなければならないという場面だったのだが、それほど不安感はなかった。全く真っ正直に、脚色なしにこの問題は取り扱ってきたので、何を問われてもお天道様に恥ずかしくないよう、そのままでいいと決めていたからである。

それにしても、さすがに緊張はする。1時間ほども待たされると、その間、じわりと手が湿っぽくなったり、呼吸が浅くなってくる。そこで考えた。それほどストレスのない今、平常心にしてしまうと、いざ本番になった時に、どうしてもストレスがかかり、相対的に緊張度はどうしても上がってしまう。ということは、その場にいる自分としては、「緊張してきた、やばいぞ」と感じることになる。ということは、逆に今、緊張のピークにしておけば、それ以上あがらないのだから、緊張の相対的度合いは下がるはずである。理屈は合っているはずである。

というわけで、さっそく「緊張するのだ、私は緊張する。ほら、手がしめってきた。頭に血が上ってきた。これが緊張だ!」としばらくやってみた。

効果の程は、よく分からない。始まった瞬間、すべて忘れて集中していた。まあ、7割もうまく話せた気はしないが、お天道様に恥ずかしくはない自分は確保できた。それでいいのであろう。


2006年7月29日(土曜日)

何とかしてくれるだろう。きっと。。。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 01時21分00秒

 前回、「病院、下水道、保育所民営化・・・・。薄氷を踏んでしまった気がしている人は私以外にもいることだろう。」と書いたら、読者からおたずねがあった。私もきちんと伝えるべきだと思う。伝えたいと思う。

 「(一時借入金で誤魔化していることなど)ここで議論したら大変なことになる。何とかしてくれるだろうと思った。」という、夕張市の議員さんの言葉も載せさせてもらった。無理もないだろうなという、概ね状況が想像できる業界人?としての感覚もある。同時に、都会に比較して、行政が市民の暮らしに与える影響が圧倒的に大きい田舎型社会に於いては、このやり方は致命傷になる時代であることも骨身にしみて知っている。

 問題点を明らかにする、それも、どこかでこそこそ言っているのではなく、ネット上やチラシの上で明示することは非常にエネルギーのいることでもある。特に政治に関わる者は全人格をさらしながら発言する面があり、余計な事は言わない方が自分の立場を確保しやすいということは、骨身にしみて知っている。(まあ、骨身にしみて知っているなら、もう少し懲りてもいいだろうとも自分でも思う。)

 話を本題に進める前に、ひとつ報告しておきたいことがある。今、丹後の漁港に、小さな鰯(いわし)があがっている。これをオイルサーディンにすると無茶苦茶美味い。前の日の鰯は論外である。その日の朝の市か4時の市に出たヤツを夕方買ってきて、即刻調理する。頭とはらわたを取って、10%の塩水に2時間つけ、ガラスビンに詰め込む。レシピではローレルと鷹の爪、ニンニクを入れることになっているが、庭に生えているバジルとゆず胡椒を試したら、ばっちり美味い。鰯とバジル、ゆず胡椒、ニンニクを詰め込み、オリーブオイルをたらし込んで、圧力鍋で45分。絶妙な味が骨身にしみこんでおり、文句なし。オイルサーディンを食べた後に残るオリーブオイルも、スパゲティやら野菜炒め、チャーハンに混ぜ込んだら、これまたばか美味い。丹後生活の醍醐味である。

 さて、話を本題に戻す。

 弥栄病院の産科のことである。6月16日付けのリポートで「弥栄病院 出産受け入れ再開!」とみなさんにご報告した。少し予感はしていたのだが、きちんと状況を把握せずに、みなさんに伝えてしまったことを深く反省している。

 山田知事を始め、府の職員さん達も必死で医師確保に走ってくださったと聞いている。市の職員さん達も胃に穴のあく思いでがんばってくださった。産科を取りあえず再開できる体制にまで持ってきてくださったことに心から感謝したいと思う。その上で、私は市民の目線を踏まえて、ありのままを見極め、改善の方策を描かねばならないと思う。

 7月18日から産科が再開した。12名(だったと思う)の医師が、日替わりで駆けつけてくださっている。再開後一週間(実質5日)の時点で、受診妊婦さん10数名中、弥栄病院で出産が可能と判定された方は、ゼロである。

 新聞報道でも、「初産や高齢、合併症がある妊婦については、派遣された医師の判断で府立与謝の海病院(与謝野町)で検診・出産することもある。(読売)」とされ、初産がだめなのは辛いが、ハイリスクなお産を避けるのは仕方がないだろうと私も思っていた。しかし、あまりにも出産受け入れが少なすぎる。また、出産可能と判定された場合でも、現時点確定している部分としては10月2日から2月28日までしか、弥栄病院での出産受け入れの予定はない。

 府や弥栄病院としても、医師が日替わりになってしまう条件下、安全性と医師確保を考えたぎりぎりの選択であったのだろう。それも理解できる部分はある。しかし、京丹後市市内での出産を心待ちにしていた市民、そして、赤ちゃんができた喜び一杯の妊婦さん達から見たらどうであろうか。私は、非常に辛い思いをしている。

 今、市がなすべき事は、正確な情報を市民に伝えることであろう。市民は、<弥栄病院での出産が再開された=ほぼ元通りで普通に出産がずっと?できる>と思い込んでいる。そして、一刻も早く、あまりに厳しい判定基準を(私は医療のプロではないが、あえて書かせて頂きます)原則は原則としながらも、医師の裁量の幅を増して、弥栄病院で出産できる方を増やす努力をすることではないか。そして、府が非常な苦労をして確保してくれた猶予期間の間に、次の体制を固めることであろう。それがどんな方向性(常勤医師の確保で継続受け入れ、廃止、助産師外来、バースセンター構想等)になるにしてもである。期限切れ近くであわてても、どうにもならない事は間違いない。それだけは避けねばならない。

 このしばらくの調査の中で、私はかなりの情報と原因追及、見通しを得たと感じている。そのすべてをここに今書くことはしない。最低限に留めたい。上記の事を公開するだけでも、相当な激震を生む可能性があるだろう。しかし、私は「ここで議論したら大変なことになる。何とかしてくれるだろうと思った。」というスタンスは取りたくない。取ることができない。どちらにしても、しばらくすれば大問題になって市民の目に触れる事は確かであり、陰から見ている方がいいという考え方もありうる。しかし、今なら打てる対策がある。この機を逃してはならないのである。このプロセスが、市や病院の自主的な前向きの情報共有・問題解決への動きにつながることを心から願っている。

 我々が今語るべき言葉は、「何とかしてくれるだろう。きっと。。。」ではない。「何とかします。きっと。先ず私から動きます。そして貴方も一緒に力を貸してください。子供達のために、そして、地域の将来のために。そして、何よりも自分自身のために。」ではないだろうか。市民はもう分かってきつつある。


2006年6月16日(金曜日)

弥栄病院 出産受け入れ再開!

カテゴリー: - 早川まさてる @ 21時23分43秒

 今日は一般質問最終日。私は無会派なので、最後の質問になりました。

 詳細はまたご報告するとして、ちょっとだけ速報です。

 今日の午後一番で、市長から報告を受けました。山田知事以下、京都府の協力の下、弥栄病院産婦人科での出産再開の目処がたったとのことです。非常にいい話です。詳細は、まだ報告がありませんが、なにはともあれ朗報です。

 それから、同じく午後一番、会派構成に変動がありました。全然知らなかったので、思わず、「・・・・。 (・・); おおおおっ」と声が出てしまいました。松本経一議員が、最大会派の丹政会から離脱し、無会派となりました。また、ご本人から報告があると思いますが、驚きました。ほんとに。

 ここ何日か、財政の資料と格闘していて、頭がぽーっとなっております。実は質問の骨子も完成したのは、今日の午前中。まあいつもながらの駆け込みでした。

 3月議会の一般質問の時も、話すモード?がかちんとはまり、ギアチェンジする瞬間のようなものを感じたのですが、今回も、かちんという感触と共に加速モードに入り、あとは・・・。最後はなんと爆笑で終わり、「落ちがよかった」とほめていただいた次第。なにが起こるやらわかりません。

 ということで、今日はビール飲んで、ゆっくりします。


2006年5月30日(火曜日)

かつお節がうまい!

カテゴリー: - 早川まさてる @ 22時16分59秒

 かつおぶし
 今日は、さっきから子供達とかつお節を削っている。

 先日24日から26日まで、鹿児島県指宿(いぶすき)市で行われた環境自治体会議に出席した際、名産であるかつお節を買ってきた。醤油味の包丁で切れる柔らかいものは酒のつまみとしても最高にうまい。3本900円ほどで格安で買ってきたのだが、少しづつ切っては、長男と爪楊枝で取り合いの大騒ぎとなる。そして、以前からとても気になっていたあの固いかつお節。あのカビを生やした、かちかちの固いヤツである。

 かつお節削り器は持ってないし、多分使う人がいないから売ってないだろうなぁと思いつつ、思い切って一本買ってきた。800円ほどである。そして昨日。網野の老舗のお店に行ってみたが、やはりない。取り寄せると6,7000円するらしい。ネットで検索してみた。やはり安いものでも6,7000円。高いヤツは2万円近い。パックの安いかつお節がいくらでもあるご時世に、だれが1万円も出して・・・、と思いつつ、色々見てみると、要はカンナに箱が付いている構造だと言うことが分かってきた。しかし、原理は一緒でも、かつおを削るんだから、それなりの伝統的な工夫があって、大工用のカンナとは違うのではないかと気になっていた。大工用カンナも用途によって非常に多くの種類と工夫がある。

 そして、今日、あるホームセンターに様子を見に行った。1000円ぐらいから10000円台まで、それなりに大工仕事用カンナはある。刃を比べてみていると、やはり1000円のものは刃の気配が悪い。1680円のヤツは、台の木は安価なものを使っているようだったが、刃もそんなに悪くなさそう。ということで、即購入。分解して2枚の刃を金たわしでこすり、洗剤で軽く洗って干す。組み立てようと思ったら、情けないことに2枚の刃の組み合わせを忘れていたが、なんとかクリアして、その辺の大きなはさみで台と刃をこんこんしながら、刃先を調整。上の写真の下方左側が最初の頃のもの。右側が刃先調整後の絶妙の削り具合になったもの。われながらいい感じだと思う。小皿の上にカンナをのっけて、刃を皿の外に出し、左手で支えながら右手で すっ と引くと、うまい具合に小皿の上に新鮮なかつお節がたまってゆく。

 さっそく、薄口醤油を少し垂らして食べてみると、非常にうまい。ご飯にぱらぱらかけて醤油を垂らす。吸い込んだ息にカツオの香りが充満して、口の中がかつお節で一杯になり、無茶苦茶うまい。豆腐にかけても、水菜のおひたしにかけても、少量ですごく味が変わってしまう。子供達もカンナでかつお節を削るのがおもしろいようで、競ってやっている。うまく削れているときには、音が違う。そのもちろん、うまく削れる裏には、刃先の微妙な調整を父さんがしていることと、カンナの置き方(刃先を下に向けないで、縦に置く)や、削るときの体の姿勢についてのうんちくも語っておいた。

 食育を大切にということがよく言われている。かつお、じゃこ、昆布などのだしをきちんと取ることの大切さもよく聞く話だ。しかし、かつお節を家庭で削っている家はまずない。私もほんとに小さい頃に見かけたかどうかぐらいのものである。しかし、やってみて分かったが、昆布やじゃこに比べて、かつお節を作る面白さは恐らくダントツだと思う。小さい子でもお手伝いが十分出来るだろう。(まあ、めんどくさいと言うことにもなるが。)

 ネックは、かつお節削り器だ。売ってない、高い、やったことがない、の3拍子がそろえば、まあ誰も使わないのも道理といえる。が、どう見てもジリ貧であり、日本の食文化としても非常に寂しい話である。そもそもあんなにうまいおかか飯が食えず、子供とカンナで遊べないのは寂しい限りである。

 さて、本題である。

   「金がなければ、智恵を出せ! 技を出せ! 芸を出せ!」

 昨年10月にラオスに行ったとき、首都のビエンチャンの市場で驚いた。市場の中の電気屋さん(といっても6畳かそこらの狭いところに、古いテレビが(日本で現物を見たら、ほう!と声が出るようなヤツである。)山積みになっている。2,3人の若い青年が半田ごてを片手に修理をしている。基盤の取り替えではなく、基盤上のパーツの取り替えだった。

ラオスの車
 私が空港から乗ったタクシーも、多分40年近く昔に日本を走っていたコロナマーク兇任△襦A襪忙鯵儼舛離ラスが付いていてくるっと回すあのタイプだ。あのコロナが現役でふつうに走っている。手回しの窓開閉取っ手は既になく、メーターは言うまでもなく動いていない。ワイパーは確か付いていたような気がする。日本車だからあれだけ持つのだとは思うが、それにしても町の車屋では、部品を器用に継ぎ接ぎしたりしながら、見事な工夫と技術で貴重な車を延命しているのだろう。

 高いから買うのをあきらめる。予算がないから出来ないと思ってしまう。出来合いのものしか使えないと思い込んでいる。こんな「へだらく」な発想では、人生おもしろくない。ものごと、なにか抜け道があるはずである。できないと思い込んでいる自分の枠、色眼鏡をふっとはずした瞬間に、見えてくる新しい姿。出来ないと思えていたものがすこんと抜けて解決してゆく瞬間の快感。
 「金があったら」考えもしないような事を「足らない」ということは見せてくれる。チャンスをくれるのである。ガンですらそうである。

 芸を出さないと生き延びられない時代になった。いや、厳しいからこそ「芸が活きる、技が活きる、智恵が活きる時代」になったと言うべきであろう。

 残念ながら、芸と技、智恵を全く感じることが出来なかった<京丹後市水洗化計画>の改定案を昨日の上下水道審議会で見ての感想である。


2006年5月28日(日曜日)

福岡空港から

カテゴリー: - 早川まさてる @ 12時04分25秒

福岡麺通団

 突然、福岡空港からブログを再開します。

 昨日は、鹿児島から九州新幹線に乗り、一気に福岡へ。写真の福岡麺通団(http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20060525)で明太子入りのめちゃうまいうどんを食べ、大学時代からの親友で、熊本の小国町で非常におもしろい塾をやっている波多野毅氏(http://plaza.rakuten.co.jp/taopot/)と待ち合わせて、ネットで見かけて非常に興味を持った、福岡でこだま塾を主宰しておられる信谷英明氏(http://blog.livedoor.jp/yoursong2005/)を訪ね、2時から7時まで、なんと5時間も教育関連から人生、武道の話をして、中州をうろうろ散策し、韓国から来られてた観光客の多さに驚き、ポン引きのおばさんと仲良くなって運河を見ながら色々座り込んで話を聞き、紹介してもらった店で無茶苦茶うまい餃子と味噌だれホルモン焼き+生ビールを食べ、天神にとって返して、九州フォーク発祥の地「照和」のライブが終わっていたので、その周辺でギターをかき鳴らす若者の素晴らしい演奏を座り込んで聞き、黒川紀章がデザインしたというカプセルホテル+サウナにたどり着いたらカプセルが一杯で、サウナのリラックスルームのいすも一杯で、床に毛布を敷き込んで寝て、やっと福岡空港にたどり着いた次第です。

 そもそもは、指宿で開催された「環境自治体会議」http://www.city.ibusuki.lg.jp/modules/content010/index.php?id=19 に参加するために九州に行ったわけですが、すばらしい先達の方々と出会うことが出来ました。おいおい、報告したいと思います。

 さて、フライトの時間です。あわててアップして、飛行機に飛び乗ります。


2006年2月14日(火曜日)

ブロードバンド・CATVと久美浜原発計画

カテゴリー: - 早川まさてる @ 15時11分45秒

戸別受信機
 2月10日、議員全員協議会があり、1)京丹後市地域情報化計画(中間案)と2)蒲井・旭地域振興計画についての市長サイドからの説明と質疑がありました。
 1)京丹後市地域情報化計画(中間案)は、下記のような内容になっています。(2/24までパブリックコメントをこちらで受け付けています。くわしい資料もあります。)
1.情報化施策の体系
 (1)デジタルディバイドの解消
   .屮蹇璽疋丱鵐斌屬寮鞍
 (2)ブロードバンドサービスの提供
   ー主放送サービス、高画質な映像の再送信、
   インターネット接続サービス、IP電話サービス、
   ヂ織船礇鵐優詈送、Ε汽檗璽肇札鵐拭
 (3)安心して暮らせるまちづくり
   )漂匸霾鹹鷆.機璽咼
 (4)地域の活動拠点づくり
   「(仮称)京丹後まちづくり情報センター」の設置・運営
   ITサポートを中心とした地域貢献活動
   ∋毀鮟蠅らのアウトソーシングの受け皿

 おおざっぱに言うと、2つの内容があります。
 1つは、各家庭まで光ファイバ(地域によっては無線)を引き、高速インターネットと自主放送も含むCATVを「まちづくり情報センター」を作って運営してゆくというものです。
 コスト面では、おおよそ50億円程度が見込まれており、合併特例債を使えたとして、最初の3年間は利息2100万円、12年間は4.3億円(うち、3億円は交付税でまかなわれるはず)の返済が必要となります。交付税が予定通りに交付され続けたとしても、合計18.7億円の独自財源が必要となります。
 また、加入する市民の負担は、50%以上が加入し、多チャンネルサービスに加入する人が10%いるとした場合で、基本料金が1000円(NHK受信料は別途)という設定になっています。

 コメント

 合併当初のすべて光ファイバとして100億近くかかるという設定からすれば、着工は遅くなったにしても大幅なコストダウンが期待でき、「地域情報化計画市民会議」を開催し、無線という選択肢も含めながらの案が出たことは、厳しくその施策をチェックしてきたものとして、評価しています。

     H16年9月 早川一般質問 外部も含めた透明なチェック機構が至急必要ではないか

 ただし、難視聴区域以外の市民にとって、新たなコスト負担をしてまで加入したくないという声も多く、H19からの三位一体改革の税源移譲に伴う市民税アップと重なる中で、市民の参加とスケールメリットによるコストダウンを図るためには、○○が出来るなどという「やる側から見た施策」ではなく、「使う側から見た、やって良かった施策」を打ち出せるかどうかにかかってきます。
 ともすれば、インフラは行政、やるのは民間的な、ある意味では責任を取らなくて済むお役所的やり方を脱皮してゆくことが求められます。

 また、財政面では、ソフト面でかかる費用や最終責任、交付税が総枠絞られている中で、結局自由に使える財源が減少することが確実視されており、その部分などを考えると、一般財源(真水)で2億〜3億弱/年(防災無線を含む)が必要になると覚悟しておくべきだと思います。とすると、市の収入が今と同じだとしても、2億円以上の施策を削減することが、この情報化計画を実施する裏で求められると言うことになります。
 情報化計画の他にも、上水道統合、下水道、学校の耐震補強など、合併特例債を当て込んだ巨額の施策があり、すべてを行うことは不可能です。どのような優先順位で、何を削りながら実現してゆくのかのグランドデザインが提示されなければ、行うべきかどうかの判断は非常に難しいと言えます。

 残念ながら、市長への質問で、これらの財源を何を削減する中で捻出するかをたずねましたが、全体の資金計画総枠の中で捻出するという回答しか得られませんでした。私はこれは非常に危険なことだと思います。個人のレベルで言うなら、現金ではなくクレジットカードか○○ローンで借金をして購入するような、自制心、自動制御の働きにくいやり方だと考えます。1000万、億の単位の施策がドンと決まってゆく一方で、福祉や教育の予算が数万円単位で削られてゆくのは、非常に気持ちの悪いものです。

 もう一つは、防災行政無線とコミュニティFMを結合させ、総合コストを安くしつつ、防災情報、地域情報をラジオ放送を通してお届けすることです。
 各家庭に2万円程度のFM受信機を設置しますが、これが高機能であり、不在時には後から録音を聞き直したり、2400ものグループを設定し、それぞれ向けの放送を電話を通して放送することも可能になります。つまり、ボランティアグループや消防、区、隣組などに向けた、戸別の放送が可能になると言うことです。
           メディアトライ HP      受信機紹介    

 また、コミュニティFMですから、一般のラジオで放送を聴けますから、災害時などは非常に大きな力を発揮することが期待されます。

 コメント
 これについては、防災行政無線はやらざるを得ないものであり、単独では26億円程度かかるはずのものが、コミュニティFMを結合させることで、基幹部分の防災行政無線6億円+コミュニティFM5億円で11億円(15億円の削減)となり、我々が主張していたことも反映される中で、大きな成果となったと考えています。
 受信機も、防災行政無線用のもの(アナログ)が5,6万円もしていたことを考えると、機能的にもはるかによいと言えるでしょう。
 あとは、コミュニティFMをどのように運営してゆくかが問われます。

 2)蒲井・旭地域振興計画については、私自身、一貫して原子力発電所建設については反対してきた経緯もあり、関電への文書撤回申し入れについては賛同します。
 だたし、その地元向け対案となる「蒲井・旭地域振興計画」については、30年間もの長い間、苦しい想いをしてきた地域に、大きな夢を描いて、また長い時間実現まで待たせるというのは避けたいと考えます。しかし、現実的に財政的には非常に厳しく、また地元の高齢化も進んでいます。総花的夢の計画ではなく、先ず一歩、本当の地域振興につながる一手を打つべきであると指摘をしておきました。
 私も家族で泳ぎに行ったことがありますが、非常に素敵な、プライベートビーチのような空間です。がけの上からスリリングに下を眺めるポイントや、長距離泳がないとたどり着けない浜。マングローブの林を思わせるような林と砂浜と海が圧縮された空間。あの空間を演出する力・人材が今こそ求められます。
  旭・蒲井地区はここです!(右上のサテライトボタンで衛星写真が見られます)

  空撮!旭・蒲井(丹後の空撮(2002.11.6)by 早川)
  京丹後市 蒲井・旭地域振興計画(案)を策定 〜関西電力蠅慂現馘渦鷽銃れ〜


2006年2月3日(金曜日)

現場には知恵がゴロゴロ (図書環境の充実)

カテゴリー: - 早川まさてる @ 11時10分42秒

 昨日、市内のある図書<室>を見てきました。
 
 あまり広くはないスペースだったのですが、新着の本、お薦めの本も目に入りやすく展示してあり、少ない予算にもかかわらず、新刊書で気になる本も入っており、がんばって頂いているなという印象を持ちました。

 施設を見に行ったつもりが、本の品揃えを見ているうちに、読みたい本が目に飛び込んできてしまいました。

 ・子供は手で考える(0歳からの能力開発) 一色八郎
 ・幼児期には2度チャンスがある(復活する子供たち モンテッソーリ教育決定版) 相良敦子
 ・松下村塾と吉田松陰 古川薫

 まよったのですが、借りて帰ることにして、京丹後市の図書施策の不便さに直面しました。(文教建設常任委員でもあり、以前から図書館施策は意識していたのですが、体験してみるまではやはり分かっていないものです。)

 1)網野図書館の貸し出しカードでは借りられず、新たに作る必要がある。
 2)返却は、借りた図書室に来て、返す必要がある。
 3)網野図書館から申し込めば、本を取り寄せてもらい、網野で借りて返すことができる。
 4)他の図書館との本の移動は、週1回!(シルバー人材センター委託)であり、木曜日に峰山に集めて、金曜日配布する。
 5)京都府立図書館から借用している図書も多いが、いつの頃からか、入れ替えがなくなり、古い本が借りっぱなしとなっている。
 6)図書購入費が少ない。さらに年10%づつの削減が予想されている。

 また、うれしい話ですが、学校の学級図書への貸し出しは1ヶ月50冊となっており、よく利用されているようです。しかし、50冊×20クラスでも1000冊となり、同じ系統の本にどうしても偏るために、本の不足、図書室の棚がごそっと空いてしまうなどの課題も出てきているようです。

 改善策を考えてみましょう。(私が知らないだけで、すでに検討されているかもしれませんが・・・。)

 イ)市内の図書施設の本管理システムが統一されておらず、相互貸し出しなどに大きな不便がある。
   →市職員の技術を持つ人の力と市民ボランティアを活かし、低予算で迅速に統一システムに移行。

 ロ)相互貸し出しなどを円滑にし、どの施設でも貸出・返却ができるようにする必要がある。
   →施設間の本の移動を迅速・円滑にするため、支所と本庁を移動する職員の便を活用する。
    (例えば、公用車キー置き場に移送札を置き、職員がボランティア精神を発揮して自ら
    担当し、札をひっくり返すなどして完了を表示する。)

 ニ)京都府立図書館の本の入れ替えがない。
  →京都府立図書館からの貸出体制を見直し、借りっぱなしから循環型に復元する。

 ホ)子供たちが本好きになることの重要性は当然であり、学級図書で貸し出すケースが増えていることは
   素晴らしいが、そのサポート機能、予算が不足している。
   →学校図書費を(学校で所有すべきものは別として)図書館に集中し、図書館・室に学校図書館支援
    センターとしての機能を持たせ、速いペースで本を学校・学級間で循環させることで、効率的な
    図書購入費の活用を行う。

 イ)ロ)は、一刻も早く着手すべき項目です。財源は、具体的には差し障りがあるので書きませんがこの施策に関連する部分で見直しをすればそれほど無理なく捻出できるはずです。(いくら捻出しても、どかんと巨額の新規事業を立ち上げてしまえば、砂漠に水をまくようになくなってしまいますが・・・・。)

 財政が厳しい中、図書館・室も当然削減の対象となってきます。しかし、ネットが発達すればするほど、本に接することが大切になると考えます。特に子供たちには、本を好きになってほしい。京丹後の長期計画を支えるものは、人材育成を置いて他にはないのです。

 知恵を働かせ、問題を自ら解決してゆく市政になれば、ヒントやチャンスはたくさん見えてきます。現場には、知恵の種がごろごろ転がっています。


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