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2006年6月16日(金曜日)

弥栄病院 出産受け入れ再開!

カテゴリー: - 早川まさてる @ 21時23分43秒

 今日は一般質問最終日。私は無会派なので、最後の質問になりました。

 詳細はまたご報告するとして、ちょっとだけ速報です。

 今日の午後一番で、市長から報告を受けました。山田知事以下、京都府の協力の下、弥栄病院産婦人科での出産再開の目処がたったとのことです。非常にいい話です。詳細は、まだ報告がありませんが、なにはともあれ朗報です。

 それから、同じく午後一番、会派構成に変動がありました。全然知らなかったので、思わず、「・・・・。 (・・); おおおおっ」と声が出てしまいました。松本経一議員が、最大会派の丹政会から離脱し、無会派となりました。また、ご本人から報告があると思いますが、驚きました。ほんとに。

 ここ何日か、財政の資料と格闘していて、頭がぽーっとなっております。実は質問の骨子も完成したのは、今日の午前中。まあいつもながらの駆け込みでした。

 3月議会の一般質問の時も、話すモード?がかちんとはまり、ギアチェンジする瞬間のようなものを感じたのですが、今回も、かちんという感触と共に加速モードに入り、あとは・・・。最後はなんと爆笑で終わり、「落ちがよかった」とほめていただいた次第。なにが起こるやらわかりません。

 ということで、今日はビール飲んで、ゆっくりします。


2006年6月13日(火曜日)

タイのお坊さんと村上ファンドとタマネギと

カテゴリー: - 早川まさてる @ 17時29分28秒

たまねぎ
 10日から今日13日まで、タイのお坊さんとご一緒しています。以前もご紹介した、坂本秀幸さん(プラユキ・ナラテボー)です。グーグル検索<坂本秀幸 タイ>

 坂本さんとは、彼が出家する前にお出会いしていたのですが、お互いに行方不明?になっていました。ところが、全く偶然なのですが、数年後に私が受け入れたタイの研修生が網野に着いてみたらタイで坂本さんと一緒にお会いした方で、話しているうちに坂本さんの消息が分かり、ご縁が復活しました。それ以来、何度か丹後に来ていただいています。

 10日は、岐阜の関ヶ原で行われた「生きがいの創造」で有名な飯田史彦氏の講演会(岐阜県看護師協会主催)に参加しました。そしてもうひとり、私の中学高校時代の同級生も同行しました。彼とは卒業後ほとんどコンタクトがなかったのですが、彼の娘さんがある事故で亡くなり、私が飯田さんの本を紹介させてもらいました。その事がきっかけで、彼が飯田さんと直接コンタクトを取るという状況になり、私も色々なことに気がつかせてもらうという出来事があったのです。ご縁とはほんとに不思議なものです。

 飯田さんの著作は130万部も売れているそうですが、私も10年前に父をガンで送った際(父はすべての状況を理解しており、最後の3週間ほどは私の家で、丹後ふるさと病院と友人の麻酔科医からのセカンドオピニオンのサポートを頂いて、在宅ターミナルケアで旅立ちました。)、まだ出版前の飯田論文コピーを入手し、父に読んでもらったことがありました。本当かどうか、私が内容を保証することはもちろんできませんが、一見の価値ありと思っています。

 さて、同行した同級生は、なんと村上世彰氏のごくご近所に実家があり、かつ、灘中・高の後輩(3年間は同じ空気を吸っていました。)という関係でNHKなどにも逮捕後取材を受けたりしていたようです。村上氏のあまり報道されていない面など、興味深い話を聞き、社会における活動、生きている間にこなすべきミッション、心・魂のあり方など、飯田さんのお話に刺激を受けた後での3人の探求は、なかなか奥深いものがあったと思います。

 ホリエモンが「金で買えないものはない」と言ったということがよく話題になります。確かにお金で買えるものはたくさんある。ある部分の人の心というか、行動を左右することは確かにできる。しかし、私がふと思うのは、「お金では<捨てる>ということを買うことはできない」ということです。まあ、持たざるもののひがみと言われるかもしれませんが、丹後で生きる中、<捨てる>ということからたくさん学ばせて頂いた者として、一言言っておきたいと思います。

 11日は、豊岡でお医者さんとのミーティング。豊岡病院副医院長で精神科医の高石先生、グループホームなどを積極的に展開されておられるしらゆり病院の長谷川先生と4人で、タイ仏教での瞑想や修行の話から、精神科診療から見える社会の状況など、興味深い話が展開されました。長谷川先生から「素晴らしい方をご紹介頂き感激です。本当に心の有り様がお顔に窺えて あのようなお顔の方を拝見するのは初めてです。」との感想を頂きました。ひょっとして、となりに座っていた私が坂本さんの引き立て役をしてしまったのではないかと思ったりしてしまうわけですが、まあ、政治なんてかかわってると、仏のような顔では仕事にならないということで・・・。

さいとはたけ その後、豊岡で有機農法をしておられる西途金吾さんの畑を見学。写真のタマネギはその時に頂いたものです。食べてみてくださいといわれ、その場で薄皮をむいて、そのまま丸かじり。???? タマネギのあの刺激がほとんどなくて甘いのです。小ぶりなものでしたが、そのまま1個食べてしまいました。

 西途さん独自の方法で作ったバーク堆肥(木の皮主体)を高く作ったうねの表面にかぶせて育てるのですが、全く無農薬で元気な作物が育ち、味もタマネギの例の様に、不思議なおいしさがあるそうです。日持ちも非常によく、大根は、通常は春に種ができるとすかすかになるのですが、種ができた後に、まだ大根おろしで食べられたと言うことです。私はこの農法の活用は、丹後での農業、国営農地の活かし方を考える上で、非常に大きな示唆を与えてくれていると感じています。

 12日は、午前中は色々歓談しながら探求。午後は坂本さんは昨年お寺を訪ねて1ヶ月間修行した方のお宅で、たずねてこられた方と歓談。私は、議会の一般質問に向けて頭を180度切り替えて、市役所で資料と格闘。

 13日は、市民の方との懇談の場をセットして、私は途中から抜け出て市役所でコンセプトの整理。坂本さんは、夕方東京へ向けて出発されました。

 この4日間どっぷりと、色んな角度から見た日本の現状、こころと社会の現状を探求してきたように思います。実は、5月に京丹後の大手企業さんがタイに進出しておられ、恒例の突撃視察してきたのですが、非常に印象に残ったのは、社長さんの「言葉が通じないと言うことは、彼らはプリミティブなところで我々を見ているということだ。掛け値なしに彼らは人間を見ている。最後は人間力の勝負だ」という言葉です。今回色々坂本さんと同行しながら探求した結論もこれに大きく重なってきます。幼保小中の教育、産業育成、まちづくり、ちいきづくり、ひとづくり・・・・。すべて同じ根っこを感じませんか。政策の背後に哲学あり。現場を歩くほどに、時代の通奏低音を感じます。

 さて、明日から一般質問。私は、最終日16日の最終質問者です。ネットでもライブでごらん頂けます。お楽しみに。


2006年6月5日(月曜日)

6月2日議会初日と議長選

カテゴリー: - 早川まさてる @ 00時31分11秒

おかひじき
 大方の予想を覆す結果となった議長選だった。議場に声はなく、一瞬、私自身にも様々な想いが駆けめぐった。これからの議会のあり方にも大きな影響を与える事は必至だろう。

 6月2日は議会初日。その前日の1日に、実は私はある知り合いのところで<おかひじき>を食べた。海草のひじきに似ていて海岸沿いの砂浜に自生する野草である。しゃきしゃきしてかつお節と醤油が非常に良くあい、おいしい。このおかひじきが海岸線をゴミ取り機で清掃する際に一緒に回収され、あまり見られなくなっているという。その他の貴重な海浜植物も実はそうらしい。
 京丹後市も環境に意識を向け、かつ、薬草を活かしたまちづくりを目指している。にもかかわらず、足下で海岸清掃の陰で海浜植物が減少している現状は疑問だというある市民の声は、説得力がある。みなさんもチャンスがあれば、自然からおかひじきを少しお裾分けしてもらい、食べてみることをおすすめする。本や理屈の中の自然が、目から、口から、歯触りから、体の中に入ってくる。

 さて、本題に戻る。

 会派に属していない私は、議長選の様子がほとんど耳に入ってきていなかった。が、31日に議会事務局から「議長の指示で2日の朝8:30から全員協議会で立候補者の演説を行う」という連絡が入った。意外な展開にどうなっているのかと思い、調べるとさすがに情報が得られ始めたが、入ってくるルートにより、全然、全く状況評価がちがう。立候補者の意向(やめたいけど無理矢理・・?)から、ある小会派がどちらを応援するかまで、それぞれ本当そうに言う(丹後弁では、ほんまげぇにいうだぁや)ので、二方三方から情報を集めていると、こっちが訳がわからなくなる。ある会派情報では、15対10で白票5(初稿では10と書いていましたが、誤記です。訂正させていただきます。)。早川は白票と言うことらしい。(^^); いずれにしても、大会派中心の議長擁立のプロセスや今までのやり方などに相当の反発が高まっていたことは、ひしひしと感じられた。

 色々差し障りがでると困るので、ここから投票までの部分は、ネットでの公開を差し控えようと思う。が、事実として、議長選前日の1日午前中に、今回議長に選ばれた今度議員の属する活政会(昨年12月解散した創政会の私を除く5名が結成した会派!)がなんと今度議員の立候補を巡って解散し、同時に2つの会派が誕生したことは、記述しておきたい。

 議長選投票結果は、今度議員13票、石河議員12票、松田議員(共産党)3票、白票2票となった。
 
 次に行われた副議長選挙では、池部議員(公明党)18票、石河議員1票、白票11票という、あまり聞いたことのない結果となった。

 その後、各会派がとりまとめた各議員の要望に基づいて作成された、常任委員会所属の割り振り案が提案され、承認。その後、常任委員会に於いて委員長・副委員長人事が検討されるかと思いきや、前議長が取りまとめた?副議長・各常任委員会委員長・副委員長の会派への割り振り案に基づいて、委員長・副委員長を代表者会議で調整し、各常任委員会で形式的に承認となった。

 このプロセスを見る中で、常任委員会の正副委員長を会派に割り当てるという考え方自体が、会派というものの質を変えてしまう力を持ち、大きな力のある会派にいたいという自然な考え方を生み出しているように感じた。

 私のように、会派に属していないものは、そのプロセスに声をあげるとは今回は難しかった。また、実は、ある常任委員会の副委員長を早川がやってみるかという話があり、一応代表者会議に伝えることはできたのだが、前議長の調整案と違うと言うことでバッティングした。私としては、ポストが欲しかった訳ではなく、産業建設という重要な分野に於いて、意見の取りまとめ作業などにお役に立てればという考えだったので、あっさり退かせてもらった。

 京丹後市の議会は、主要な審議を各常任委員会に付託する仕組みになっている。従って、常任委員会を如何に強化するかが議会としての重要なポイントになる。そのためには委員会の委員長、副委員長人事は非常に重要になる。委員会での審議・活動に期待しないのなら特に問題はないが、本気で議会の活性化を考えるのであれば、会派にポストを割り振るのではなく、集まった常任委員会で、メンバーの顔を見て、相互に適切な人物を互選してゆく仕組みの方が適切だと私は考えている。それは各会派の意見を反映させる仕組みとしては、常任委員会ではなく代表者会議や議会運営委員会が別に存在し、確保されているからだ。読者のみなさんはどのように考えられるだろうか。

 
 さて、再びおかひじきである。食べたことのないひとには、あの食感はわかり得ない。ひじきとは名前は似ていても、全く違う。微妙に飛び出た繊維がしたに心地よくざらつくような、固いような柔らかいような、ぷちっとした歯ごたえとみずみずしさ。とにかく私は気に入って、皿一杯、一瞬で食べてしまった。とにかくうまい。

 これを読んだ人は、おかひじきはうまいらしいと思ってくれるかもしれない。いや、げてもん食いの早川が言うのだから、変なものに違いないと思うかもしれない。いずれにしても、残念ながら私の実感情報は、あなたの実感情報にはなり得ないのである。(別に私は決してげてもん食いではない。至って普通の食生活である。それが証拠に、21才の時、解放直後の中国大陸を一人で一ヶ月間、地図一枚を手に放浪していたが、中国人のおっちゃんに勧めてもらった赤犬の丸焼きは食べられなかった。)

 自分で食べてみる。浜を歩いて、自生しているおかひじきを見てみる。これしかない。おもしろいし、感動だ。こんな所に食べられるものがあったのか!私はとにかく現場を歩くのが大好きだ。一番インスピレーションが湧くし、自分の肉感情報がガセネタを自ずと見分けさせてくれる。

 議会や行政も、本当は同じはずだと思う。このフィールドでも、自分の体でぶつかり、感得したことからもう一度考え、作り直す。そうすると、思い込みや形式で見えなくなっていることが、ふっと見え始める。そこに本当の改革の芽が生まれてくるのではないかと確信する。

 みなさん、海岸を歩いて、おかひじきを見つけよう。浜大根の実をかじってみよう。うまいですよ。きっと。


2006年6月1日(木曜日)

<30÷2=10あまり10>と答えた娘とこだま塾

カテゴリー: - 早川まさてる @ 10時03分16秒

ハタハタ干物 5月28日のブログ復活第一弾に、「ネットで見かけて非常に興味を持った、福岡でこだま塾を主宰しておられる信谷英明氏を訪ね、2時から7時まで、なんと5時間も教育関連から人生、武道の話をして、」と書きました。今日は、何故、こだま塾に興味を持ったか、書きたいと思います。

 その前に、今日の写真の解説。私の干したハタハタの干物です。正直言って、無茶苦茶うまい。今の時期のハタハタは皮が厚く、あまり干物にむかないそうなのですが、ちょっと工夫した干し方と、干した後に燻製の煙をかけることで、凝縮したジューシーなうまみとぷりぷりした歯ごたえ、えもいわれぬ香りが同居しています。(といいつつ、前回と煙の質を変えたら、子供が「前の方がうまかった」と。確かに。。。)一緒に買ってきた芝イカも初めて塩からにしたのですが、そちらもかき混ぜながら味見をすると、なかなかいい味。今年から魚屋さんのとなりに事務所を移動したのですが、だんだんはまってきています。

 さて、食べ物の話をして、気が済んだところで、本題です。

 一番状況がわかりやすいのが今4年生の娘の事なので、そのことを書きます。

 昨年の夏休み頃(3年生の夏)のことです。娘が「とうさん、これあってる?」と言って、あるプリントを主体とした塾の問題を持ってきました。

   30÷2=10あまり10

 あらら、と思いましたが、全くの間違いではなく、自分でもなにか違和感があったから持ってきたのだろうと思い、「もう少しよく考えてごらん。」と言いましたが、考えているんだかなんだかよく分からない時間の後、「わかんない」「習ってない」「教えて」の連発。「もう少しよく考えてごらん。割り算の意味をよく考えて。」と伝えましたが、前に進まず。で、「線を引っ張って考えてみたら」と伝えたら、2段に分けて15本ずつ線を引いて、「15!」

 みなさんは、こんな状況をどう思われますか?私は、「あっちゃぁ、これはやばい。重傷だな。」と思ってしまいました。

 ひとつ。30を2で割るということの意味が体感できておらず、イメージ出来ない。
 ふたつ。わからない事を自分の頭で考えきるという訓練、経験がないか不足している。
 みっつ。総合教育で生きる力とか、問題解決力とか言ってるが、30÷2に取り組めない?
 よっつ。小学校で、自分で考える力が育ち始めていないと、中学、高校で育つ可能性は低いのでは。

 こんな事が私の頭の中を駆けめぐったのでした。

 実は、その数ヶ月前に、網野の本屋さんで偶然「絶対学力」糸山泰造著
    どんぐり倶楽部(http://homepage.mac.com/donguriclub/frontpage.html)
を見かけ、ネット上に公開されている<良質の算数文章問題>を長男と次男には少しさせてみていました。まあ、2人ともぼろぼろの状態で、同学年には全く手が付けられず、1学年下から少しずつ進んでゆくような状況でしたが、それをも超える、見事な典型的事例を我が娘に見たような気がしてしまったのでした。

 「どうも、自分の子供だけでなく、多くの子供達の中で大変なことが進行しているな。」これが私が確信したことであり、10年後には、地域を支える一員となる彼らの状況は、彼ら自身のみならず、地域のまちづくり、家庭、国、すべてに大きくダメージを与えるに違いないと直感しました。
 子供達は、ひとりで育つのではないと思います。集団の中で、芋の子を洗うように、お互いの刺激の中で成長します。自分の子を一人だけ守ることなど出来るはずもありません。

 そういう背景があって、今年の4月後半にネットで教育関連の検索をかけている時に、たまたまある掲示板でこだま塾の信谷さんが書き込みをされているのを読み、一体どんな方だろうとブログを拝見しました。

  計算ドリルの弊害
   1.本当は怖い計算ドリル 〜プロローグ〜 作業としての宿題
   2.本当は怖い計算ドリル 〜その1〜 子どもの目の輝き
   3.本当は怖い計算ドリル 〜その2〜 速い計算には、ご用心!!
   4.本当は怖い計算ドリル 〜その3〜 わからないのに解ける?
   5.本当は怖い計算ドリル 〜その4〜 本物の計算力・にせものの計算力
   ・
   ・

 こんな感じで色々書いておられるのですが、興味のある方は取りあえずここをご覧下さい。

  4.本当は怖い計算ドリル 〜その3〜 わからないのに解ける?
http://blog.livedoor.jp/yoursong2005/archives/22738270.html

 なんや、うちの子やないの! ということです。そして、その内容やアプローチの仕方を拝見して、これは是非お会いしてお話を聞きたい!と決断して、メールでお願いするという、まあ、体験型、現場主義的行動パターンの私としてはありがちな、先ずは現場に飛び込む直情型突撃行動に出た次第です。

(まあ、頭で考えずにピンと来て動いたときには、ほとんどはずれないように思います。というか、転んでもただでは起きないで、何か拾い集めてくる習性があるという事でしょうが。そういえば、大学時代にこんな事もありました。1年生で翌年の新入生のオリエンテーション委員会をするのですが、物好きな私も顔を出しまして、日本武道館での入学式後の講演会を担当することになり、高校時代に読んで刺激を受けた「なんでも見てやろう」を書いた元ベ平連の小田実さんの話を聞きたくて講師をお願いしたところ、即座に断られました。反射的に大垣行きの鈍行夜行列車に飛び乗って神戸にたどり着き、「今、夜行に乗って神戸に来ています。是非会ってください!」と早朝に突撃電話。笑いながらホテルのロビーで会ってくださり、講演OKとあいなりました。ちなみに、オリエンテーションを担当した新入生とは何故か1年生で同級生になり、専門課程で私が農業経済学科に進学する頃には、何故か彼らは先輩になっていました。)

 ありがたいことに、信谷さんから快諾のメールを頂き、鹿児島の帰りに博多で遊ぶ、じゃなくて、信谷さんと子供達と教育の将来を語るという流れが形となったわけです。そして、熊本県小国町で塾をしている親友の波多野毅に連絡したら、なんとタイミング良く、どこかで面接をする予定があり、合流できるということに・・・。

 このブログを読んでいただいただけでは、信谷さんのお考えや、教育についての私の考えは分かりませんよね。これについては、回数を重ねながら、問題提起してゆきたいと思います。が、興味のある方や学齢期のお子さんをお持ちの方は、是非、信谷さんの「道草学習のすすめ」や「どんぐり倶楽部」のホームページはご覧頂きたく思います。

 しかし、一点だけ、頭の片隅に置いておいていただきたいことがあります。

    「取るべき方法や答は、万人に同じでなく、一人の子供を見るのか、集団を見るのか、
     そして、目標をどう設定するのか、時間、マンパワー、質などによって変わるはずだ」
 
 ということです。(もう少しかみ砕いて書くと、その考えややり方が、普遍的に「正しいか正しくないか」ではなく、その子の今の状況において、「適切か適切でないか」で見た方が良いのではないか、と言うことです。全然かみ砕いてないか・・・。ごめんなさい。)

 私は、5,6年ほど前、陰山先生の実践に驚き、共感し、百マス計算など、読み書き計算に公教育がもっと力を入れるべきだと多くの市民の方にお伝えしていました。乳児期も含めた幼児教育、誤解を恐れずに言うのなら早期教育の大切さも強く感じています。そして、今、糸山さんや信谷さんの実践・主張も、本質を突いた、非常に重要な提起であることを非常に強く感じています。これは違ったかなということも振り返ってみれば色々ありますが、ほとんどの部分は手法として丸呑みしたことによってマイナス面を引っ張り出してしまったもののように思えます。

 自分の子供達に対しても、色々試みてきましたが、しまった!と後悔する部分も多々あると白状しておきます。(が、大概のことは、きちんとしっかりやらせ切らないで、最初の興奮が冷めると適当にほったらかしてしまっていたことで、やり過ぎによるデメリットを回避できたかなとも思います。反対から見ると、きちんとやらせていないので、成果もきちんと出ていない・・・・ということかもしれませんねぇ。)

 恐らく、それぞれの主張を読まれた方は、納得したり、反発したり、分からなくなったり、色々あるかと思います。当然のことです。でも、子供達の姿をよく見てあげてください。そして、この子達が育ち、活躍してゆく今とは違うであろう時代の姿をイメージし、囚われずによーく事実を捉えたときに、様々な方向性の実践者・先達の智恵をそれぞれに応じた形で活かしてゆく方法が見えてくるのではないかと思えます。

 信谷さんが実践しておられる「自分の頭で考え、本当の力を付けてゆこうとする方向性」は、まさにこのことを見極められる力を付けようということだと、私は思います。みんなこれを大切にしているはずですが、知らず知らずのうちに手法や提唱者を信じるかどうかの話になったり、お互いを○○派とか捉えるようになってしまったら、本末転倒というか、子供達のためにも残念なエネルギーの使い方になってしまうのではないかと考えます。信谷さんとお話しして、彼も同じ思いであることを確信しましたし、私たちには、そんなロスをする余裕はないのではないかと、昨今の恐ろしい青少年事件を見ていて感じます。

 ちょっと抽象的でわかりにくい内容になってしまいました。文章にするとなかなかうまく書けなかったり、誤解を招かないように回りくどい表現になってしまいます。お許し下さい。ご近所の方でしたら、直接話させていただけたら、もっとうまく伝えられるかと思います。一緒に子供達の学び方を考え、サポートできるかもしれません。ご連絡下さい。

 ということで、今日はここまで。教育については、継続して書いてゆきたいと思います。

 明後日、6月2日から6月議会です。2年間の議長の任期が終わり、次期議長をどうするかで色々水面下の動きが起こっているようです。無会派の私には、あまり○○なことですが、京丹後市をよくしてゆくためにはどうあるべきか。そして、市政がよりよくなるための議会、会派、議長のあり方とは、ということを主眼においた検討の中で人事が決まってゆくように、たった一人の無会派議員として、草場の陰から祈っております。

 最後に、指宿の交流会で、草津町の中沢敬町長から教わった言葉を一つ。

   「地域戦略の元は哲学である。21世紀は成長が止まる時代。新しい時代の哲学が必要である。」

 形をまねた借りもんでは、役に立たないんですよね。きっと。6年生の次男が、夕食で、例のかつお節をカンナでしゃかしゃか削り、サラダにかけたり、マヨネーズに混ぜてご飯にのせたり、楽しそうにやっておりました。ま、どんどんやってください。

 さて、私も3日目の塩辛をかき混ぜて、味見しつつ、鹿児島で買った焼酎を飲んで寝ます。あ、塩辛にかつお節かけたらおいしいかな。チャレンジチャレンジ。


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