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2006年7月29日(土曜日)

何とかしてくれるだろう。きっと。。。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 01時21分00秒

 前回、「病院、下水道、保育所民営化・・・・。薄氷を踏んでしまった気がしている人は私以外にもいることだろう。」と書いたら、読者からおたずねがあった。私もきちんと伝えるべきだと思う。伝えたいと思う。

 「(一時借入金で誤魔化していることなど)ここで議論したら大変なことになる。何とかしてくれるだろうと思った。」という、夕張市の議員さんの言葉も載せさせてもらった。無理もないだろうなという、概ね状況が想像できる業界人?としての感覚もある。同時に、都会に比較して、行政が市民の暮らしに与える影響が圧倒的に大きい田舎型社会に於いては、このやり方は致命傷になる時代であることも骨身にしみて知っている。

 問題点を明らかにする、それも、どこかでこそこそ言っているのではなく、ネット上やチラシの上で明示することは非常にエネルギーのいることでもある。特に政治に関わる者は全人格をさらしながら発言する面があり、余計な事は言わない方が自分の立場を確保しやすいということは、骨身にしみて知っている。(まあ、骨身にしみて知っているなら、もう少し懲りてもいいだろうとも自分でも思う。)

 話を本題に進める前に、ひとつ報告しておきたいことがある。今、丹後の漁港に、小さな鰯(いわし)があがっている。これをオイルサーディンにすると無茶苦茶美味い。前の日の鰯は論外である。その日の朝の市か4時の市に出たヤツを夕方買ってきて、即刻調理する。頭とはらわたを取って、10%の塩水に2時間つけ、ガラスビンに詰め込む。レシピではローレルと鷹の爪、ニンニクを入れることになっているが、庭に生えているバジルとゆず胡椒を試したら、ばっちり美味い。鰯とバジル、ゆず胡椒、ニンニクを詰め込み、オリーブオイルをたらし込んで、圧力鍋で45分。絶妙な味が骨身にしみこんでおり、文句なし。オイルサーディンを食べた後に残るオリーブオイルも、スパゲティやら野菜炒め、チャーハンに混ぜ込んだら、これまたばか美味い。丹後生活の醍醐味である。

 さて、話を本題に戻す。

 弥栄病院の産科のことである。6月16日付けのリポートで「弥栄病院 出産受け入れ再開!」とみなさんにご報告した。少し予感はしていたのだが、きちんと状況を把握せずに、みなさんに伝えてしまったことを深く反省している。

 山田知事を始め、府の職員さん達も必死で医師確保に走ってくださったと聞いている。市の職員さん達も胃に穴のあく思いでがんばってくださった。産科を取りあえず再開できる体制にまで持ってきてくださったことに心から感謝したいと思う。その上で、私は市民の目線を踏まえて、ありのままを見極め、改善の方策を描かねばならないと思う。

 7月18日から産科が再開した。12名(だったと思う)の医師が、日替わりで駆けつけてくださっている。再開後一週間(実質5日)の時点で、受診妊婦さん10数名中、弥栄病院で出産が可能と判定された方は、ゼロである。

 新聞報道でも、「初産や高齢、合併症がある妊婦については、派遣された医師の判断で府立与謝の海病院(与謝野町)で検診・出産することもある。(読売)」とされ、初産がだめなのは辛いが、ハイリスクなお産を避けるのは仕方がないだろうと私も思っていた。しかし、あまりにも出産受け入れが少なすぎる。また、出産可能と判定された場合でも、現時点確定している部分としては10月2日から2月28日までしか、弥栄病院での出産受け入れの予定はない。

 府や弥栄病院としても、医師が日替わりになってしまう条件下、安全性と医師確保を考えたぎりぎりの選択であったのだろう。それも理解できる部分はある。しかし、京丹後市市内での出産を心待ちにしていた市民、そして、赤ちゃんができた喜び一杯の妊婦さん達から見たらどうであろうか。私は、非常に辛い思いをしている。

 今、市がなすべき事は、正確な情報を市民に伝えることであろう。市民は、<弥栄病院での出産が再開された=ほぼ元通りで普通に出産がずっと?できる>と思い込んでいる。そして、一刻も早く、あまりに厳しい判定基準を(私は医療のプロではないが、あえて書かせて頂きます)原則は原則としながらも、医師の裁量の幅を増して、弥栄病院で出産できる方を増やす努力をすることではないか。そして、府が非常な苦労をして確保してくれた猶予期間の間に、次の体制を固めることであろう。それがどんな方向性(常勤医師の確保で継続受け入れ、廃止、助産師外来、バースセンター構想等)になるにしてもである。期限切れ近くであわてても、どうにもならない事は間違いない。それだけは避けねばならない。

 このしばらくの調査の中で、私はかなりの情報と原因追及、見通しを得たと感じている。そのすべてをここに今書くことはしない。最低限に留めたい。上記の事を公開するだけでも、相当な激震を生む可能性があるだろう。しかし、私は「ここで議論したら大変なことになる。何とかしてくれるだろうと思った。」というスタンスは取りたくない。取ることができない。どちらにしても、しばらくすれば大問題になって市民の目に触れる事は確かであり、陰から見ている方がいいという考え方もありうる。しかし、今なら打てる対策がある。この機を逃してはならないのである。このプロセスが、市や病院の自主的な前向きの情報共有・問題解決への動きにつながることを心から願っている。

 我々が今語るべき言葉は、「何とかしてくれるだろう。きっと。。。」ではない。「何とかします。きっと。先ず私から動きます。そして貴方も一緒に力を貸してください。子供達のために、そして、地域の将来のために。そして、何よりも自分自身のために。」ではないだろうか。市民はもう分かってきつつある。


2006年7月26日(水曜日)

夕張破綻。あなたの町は?

カテゴリー: - 早川まさてる @ 00時47分51秒

 先ほどクローズアップ現代「夕張破綻。あなたの町は?」を見た。恐ろしい思いをした議員は私だけではあるまい。夕張市の議員さんが話した言葉が突き刺さる。

  「(一時借入金で誤魔化していることなど)ここで議論したら
          大変なことになる。何とかしてくれるだろうと思った。」

      夕張市の地方債発行計画、総務省が異例の不同意(読売新聞H18.7.25)
      夕張市の財政再建団体申請:表明1カ月 前途は多難、赤字さらに拡大も(北海道ニュース)

 病院、下水道、保育所民営化・・・・。薄氷を踏んでしまった気がしている人は私以外にもいることだろう。

 ちなみに、平成16年度決算時の京丹後市の財政状況を年間所得300万円の家計に例えてみると、自分の給与300万円に加えて、親(国・府)からの仕送りが747万円、借金が172万円。合計1219万円を一年間に使っている計算になる。借金総額は、一般会計分だけで1923万円(468億円)、病院や下水道などすべてをあわせると3292万円(800億円)である。(市議会だより2005年11月号より)

 負けてたまるか京丹後。まだまだやれる手はあるのである。必死で伝えている回避策を汲み取ってくれることを祈りたい。

 さて、今日は緊急の全員協議会が開催された。間人を中心とした大雨災害の状況について市長サイドから説明があり、議員からの質問が行われた。昨日のリポートでもお伝えしたように、私自身はまだ災害が継続中と考えており、対応の問題点を指摘するのではなく、現在の対応や今後梅雨明けまでの降雨時の対応が円滑に進めることを目的に、2点の提言を行った。対応の善し悪し、課題のチェックは、状況が収まってからの作業と考えている。

 梅雨前線が北上するなど、再度雨が降るまでに対応しておく必要があると指摘したポイントは以下の2つである。

 1)19日15時まで防災無線による住民への情報提供がなかったということだが、住民への情報提供は、安全面・安心面からも極めて重要であり、確実に行う必要がある。(浅田議員の質問に対して、行方不明者の救援活動に全力を注いでいて、情報提供が欠けていたとの答弁あり。)

 2)府のシステムの目的は、1)市町村等の防災機関では早期の警戒態勢作りに活用できる。消防団、自治会、自主防災組織等への警戒情報として伝達など 2)自主避難の呼び掛け、避難勧告、避難指示等を判断する重要なデータとして活用できる が上げられている。今回、間人(小田)に3回避難基準が出ていたが、市全体で33回、faxが数センチにもなり、敏速に対処できなかったと説明があったが、より厳しい災害の場合はさらに避難基準通報が増えて、もっと対応できないことになる。参考情報として地元に即座に流し、自主的な判断や警戒を促すなど、府システムの情報を有効に利用できるやり方を明日からの降雨にも対応できるように、即座に検討して欲しい。

   京都府土砂災害監視システム

 市側からの説明、答弁も、私にとっては腑に落ちていない部分が多々あることも事実である。しかし、先ず、今は力を合わせて少しでも早い復旧に向けて進むことを主眼としたい。

 災害対応には満点はありえない。本部−市民局の体制があり、マネジメント能力・危機管理能力の実情があり、情報収集と編集・伝達機能のレベルがあり、それらの総合力として実際の活動が行われる。今持っている力で限界まで市ががんばってくれたであろう事に疑いはない。その上で、それぞれの要素について、きちんとした検証が行われることが今後必要である。市民の命がかかっていることである。満点はないが、満点にできるだけ近くあろうとする志が求められる。


2006年7月24日(月曜日)

間人の土砂崩れ現場と五色浜大規模崩落

カテゴリー: - 早川まさてる @ 12時48分28秒

 昨日23日に、産業建設常任委員会で間人の土砂崩れ現場を視察してきました。

 二次災害の危険の中、地元消防団、自衛隊、警察、市の職員のみなさんの必死の作業で、行方不明になっておられたお二人が発見されました。お亡くなりになられた方々に、心からの哀悼の意を捧げます。そして、大きな危険の中、救出作業に当たっていただいた方々に感謝を申し上げたいと思います。

 今も、雨は降り続いています。新しい亀裂などが発見される中、避難していただいている世帯も増えています(33世帯89人)。一刻も早く前線が北上し、梅雨明けの中での復旧作業を進展させたい思いで一杯です。そのような状況下、(私はまだ少し早い気がしているのですが)市長サイドから状況を説明したいと言うことで、明日25日に議会全員協議会が開催されます。府からの土砂災害監視システムからの危険情報の取り扱いなど、対応プロセスの厳しい検証は必要だと思いますが、先ずは続いている災害の対応が少しでも円滑にすすむよう、心がけたいと考えています。

 現地に入った際の写真をアップさせていただきます。今なお被災されている方々の心情を思うともう少し後の方がいいかとも思ったのですが、被害の現状を写真で感覚的に把握することが、対処の方向性をよりプラスにしてくれると考え、今日の時点での掲載を行います。その規模の大きさ、住民生活への影響の大きさ、市の対応の重要性をご理解いただけると幸いです。

間人 谷垣財務大臣

 間人の土砂崩れ現場  アルバム形式    スライド形式
 谷垣財務大臣 視察  アルバム形式    スライド形式

 また、浅茂川から浜詰に向けての海岸線被害を調査してきました。子午線塔の西側、磯と塩江の中間点、五色浜の写真をアップしておきます。磯と塩江の中間点では、草刈り作業中の軽トラが崩落に押しつぶされています。けが人がなかったのが本当にラッキーでした。五色浜は、壮絶な崩落です。規模的には間人よりも大きいかもしれません。直接、人身被害や生活への影響はなかったようですが、現在五色浜は全面通行止めになっています。

押しつぶされる軽トラ 五色浜大規模崩落

 海岸線の土砂崩れ現場  アルバム形式    スライド形式

 23日は、北小学校の遠泳大会でもあり、子供達の側泳者として1Kmほど泳いできました。一番泳ぎの未熟?な子に付かせてもらい、見事完泳!最終ゴールでした。慣れていないせいか、呼吸とリズムが早く、また、足の裏で水が蹴れていない状態だったので、もつかなぁと思っていたのですが、ほんとによく頑張ってくれました。完泳した後、倒れ込んで泣いていましたが、彼は素晴らしい経験を心と体に刻み込んだのだと思います。私もうれしかった。こんな素晴らしい行事がどんどん減っていっているようです。安全を確保することは当たり前ですが、北小にはがんばり続けて欲しいと、心の底から思います。


2006年7月19日(水曜日)

H18年7月19日水害写真

カテゴリー: - 早川まさてる @ 17時08分47秒

 網野町、丹後町の一部の現地に行ってきました。

 被災された方には、心からお見舞い申し上げます。また、一刻も早く、行方不明のお二人が発見されますよう、お祈り申し上げます。

 取りあえず、写真をご覧下さい。スライド表示の方が、一括して見られるので見やすいと思います。

 アルバム

 スライド表示

 ・18日の時点での、網野新庄川(網野自動車学校手前) ここは、いつも当たり前のように川があふれています。この時点で駅前のバイパスは通行止めです。

 ・18日、浅茂川保育所近辺 ここもいつも浸かります。

 ・網野駅前からのバイパスの、山本電気様近辺。今回も床下浸水となってしまいました。

 ・避難勧告の出た、浅茂川港区。今回は、福田川と新庄川合流点の橋をはずしたためか、道が浸かっただけで済みました。

 ・三津遊入口付近の土砂崩れ

 ・三津と砂方の間の国道沿い土砂崩れ

 ・間人の墓地土砂崩れ

 ・間人トンネル手前から、間人への土砂崩れ。道の海側が部分的に崩落している。




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