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2007年4月23日(月曜日)

静の里温泉プール手数料問題その後+α

カテゴリー: - 早川まさてる @ 20時47分46秒

静の里温泉プール手数料問題その後+α

 次々と書いておくべき事が噴出してくる。若干粗っぽくなるかもしれないが、お伝えし損ねるよりは良いと考え、記録してゆく。

 静の里温泉プール手数料問題その後である。各会派代表には、副市長・担当部長から連絡が行ったようだが、私は今日、直接部長に面会し、情報を収集・確認、問題提起をしてきた。

 産経新聞の報道とは真っ向から異なる見解であった点がある。旧来からの水泳教室を運営する業者は月額21万円を納めていたという認識については共通していたが、新規の業者が手数料を月額約60万円納めていたと報道されていたが、市の報告では納めていないという事であり、全く異なっていた。これについて、調査の結果、納めていなかったことが確認されたと言うことであった。そして、納められていた手数料については、既に返却が完了していることも確認された。

 私が調査したところでは、4月の時点で生徒数などを勘案し、1月にさかのぼって請求するというような話がなされていたようだ。ところが、3月の時点で条例上の問題点が指摘され、実際の支払いはなされなかったという事のようである。しかし、新規の業者が月額60万円支払えると表明されておられたことは事実であり、そのあたりが錯綜してしまったのであろうと推測している。また、私の調査で別の問題点があり、市も認識していることが確認できたが、取るべき(取りあえずの)対処としては問題なく終了しており、担当部としても適切に処理すると言うことで、ここには書かない。

 指定管理者を選定する際の企画書にはその様な方向性は記載されていたが、条例上認められていない手数料を徴収していたという事実があり、その手数料を返還することと、適切な条例や手順を定めて、今後のあり方をきちんとするという決着の方向性は、それなりに妥当だと私は判断している。

 しかし、今回の問題が提起している大切なポイントを見落としてはならない。整理しておこう。

1)公的な施設で営業する場合の適切な利益、費用負担のあり方について

 現在の規模で、月当たり150万円のプール使用料を納めることができると判断している別の業者も存在し、指定管理者自身も、もし直営で運営するならば、現在年約2500万円市から支払われている指定管理料を(温泉部門もさらに改善努力する事で)ゼロにすることも不可能ではないと考えているという事実が存在する。

 全員協議会での担当部長からの報告では、最盛期で800人、現在650人程度の生徒が通っており、@6000円としても年間5000万円程度の売上となるようだ。通常民間が水泳教室を行う場合、自前のプールを持っているならばその費用は月謝の中から支払われてゆく。もちろん、子供達の育成に積極的姿勢を(財政面も含めて)市が示すことは、適切な範囲であれば妥当である。どういうラインが妥当なのか、それを明らかにしつつ、市民にも議会にも示しつつ、新しい制度を構築すべきである。他の自治体ではとか、野球場の事例ではなどというレベルの判断で決めてしまっては、禍根を残すと私は考える。

 温泉プールの経費は年間2000万円程度と聞いている。プールの売上は年間800万円程度。差額の1200万円は、指定管理料として市から支払われているのである。営業行為に関わるプールからの収入が月80万円であれば、年960万円となり、市の支出は1000万円削減できる。このお金を別の人材育成、子供達の育成に投資することが可能なのである。

2)プールのあり方について

 教室に通う子供達の保護者から色々な声が出されている。市は、全員協議会でプール運営の内容についても関わる・指導する意向を表明している。私は、それは妥当なことだと考えている。
 しかし、一面的な声だけで判断するのではなく、長期的な深い認識と問題の整理に基づいて、指導を行うべきだと考えている。例えば、水温について低いという声があげられている。しかし、私がヒアリングしたところでは(間違っているかもしれない。他の事例まで自分できちんと調査しているわけではないので、こういう見方もあるというレベルでご容赦いただきたい。)他の一般的なプールでは、通常の水温が静の里よりも低く設定されており、他所からの合宿を誘致しても水温が高すぎてのぼせてしまうという事で断られたり、こちらで泳いでいる子が他所の大会に参加すると寒いと感じてしまうなどという話を聞いている。

 市として指導する際には、子供達をどのような育て方をするのか、そして、教室の水泳指導のレベルがどの程度なのかなど、つっこんだレベルでの調査と検討を元に行う必要があるのだ。

3)指定管理者と市長との関係について

 今回の問題をさらにややこしくしている要因として、指定管理者と市長との関係がある。当該指定管理者は、市長のセクハラ裁判において関係者を裁判所に連れて行ったり、市長の弁護士らを2次会会場などに連れて行く、和解後の弥栄町での市長後援会において挨拶等を行うなどの行為を行っている。少なくとも、市長サイドはこのような行為を指定管理者側がすると言っても断るべきであっただろう。この指定管理者の経営努力は私は評価しているが、静の里とあしぎぬ温泉の指定管理料総額が5年間で2億円近くになる(入湯料等の収入は別)ことを考えるとなおさらのことである。そして、あしぎぬ温泉の指定管理者も、静の里指定管理者と同等の動きを市長のセクハラ裁判において行っていることは周知の事実である。

 ということで、取りあえず、温泉プールについての報告はここまでとさせていただく。問題を一方的に悪いとか守るとか「立場」で分けてしまうのではなく、事実をきちんと踏まえ、将来あるべき方向性にきちんと位置づけて解き明かしてゆくことが大切だと思っている。

 先ほど、中山泰市長と荒田裕安副市長に対する「政治倫理基準抵触調査請求書」が京丹後市長である中山市長に提出されたというニュースが入ってきた。市民も本質を見極めて欲しい。時間は限られている。

作成日: 2007/04/23


ささやかながら、一歩前進。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 10時45分28秒

ささやかながら、一歩前進。

4月16日付けのブログ「全員協議会?? これでいいのか?」で、以下のように書いた。

 私は、この付帯決議の反対討論で、「この決議は、市民に対する<言い訳決議>であり、議員に対する<猫だまし>議決である」と述べた。このブロードバンド・CATV計画は、住民への負荷、市政への財政的負荷、施策の重要性必要性のいずれの側面も一級品である。議会がこの結論に対して言い逃れをすることは出来ない。市長と事前に調整した決議を採択するという、議会のあり方として疑問を持たざるを得ない手法の結果がどのようになるのか、市民はきちんと見届けて欲しいと思う。

 静の里温泉プールについての報告は、発覚後1ヶ月後に行われた報告とは思えない貧弱な内容である。1週間後であればよしとする程度の内容である。この件だけで、3時間近く質疑が続いたほどであった。多くの疑問点が残り、再調査、報告がなされる事になる。産経新聞の報道と真っ向から対立する結果報告であった。

 夜の会合まで時間がない。後ほど追加で報告させて欲しい。

 その後の報告をしておきたい。

 ブログを書いた翌17日、ブロードバンド計画の担当部長が議会の責任ある立場の人物に「議会への説明なしに、久美浜エリアへの光ファイバー敷設に取りかかることはない。」と発言したことが伝わってきた。それまでの感触とは異なるものである。一歩前進である。この手の方向性の確定は、理事者の判断なしには難しいであろうから、担当部長と理事者の間で調整があったと推測できる。ささやかながら、一歩前進である。

 19年度予算に反対したもの、修正案に賛成したもの、付帯決議に賛成したものを合わせると、議長以外の29名全員となる。指摘された中身は、1)計画の中身や計画変更の内容について十分な説明がなかった 2)部局長レベルで30億円の要望がゼロ査定され、3億円の復活になったが、20年度以降の財政確保など、実現に向けての道筋が見えていない。 3)ギャップフィラーアンテナとWimaxなど、安価に早く対策が可能かもしれない技術もあり、現時点での比較検討をした上で進めるべきだ。 などである。

 危惧していることがある。今回、担当部長が明示した「議会への説明」の中身である。2つのケースが考えられる。

い)市がやろうとしている方向性について、何をやろうとしているかを議会により詳しく説明し、理解を得た形を作って(付帯決議や答弁の文言上の整合性を作って)当初と同じ事業内容を実施してゆく。 

ろ)今後の財政状況と、その中で何を削り、どうやって事業費を確保してゆくのかを明示した上で、いくつかのブロードバンド・難視聴対策の比較検討資料を示し、市の方向性を示して納得を得、事業を実施してゆく。

 議会が求めている内容は、ろ)であると私は思う。京丹後市の将来のためには、い)を行ってはならないのである。

 本来は、修正案を採択し、予算をゼロに戻した上でろ)を行って、再度補正予算を提出するのが本来の姿だと思う。残念ながら今回は、付帯決議となってしまったわけで、理事者側に立てば、議会が認めた予算を執行することは本来的には問題はない。こうやって、尺取り虫のようにでも、くさびを打ちながら前に進むしか我々には方法が残されていないのである。

 ちなみに、付帯決議案に対して私は「何故修正案ではなく、付帯決議なのか」という質問を行った。提案者の答弁は以下の通りである。私にはその意味はよく分からないのであるが、参考にして欲しい。

「修正でなくなぜ付帯決議にされたのかということでお尋ねがありました。これは修正可決、否決そういう方法があるわけですけど、それだけでは表現できない議会としての微妙な意思表示、それは議員として会派としてまた、意思を集約する過程の中で表現尽くせない課題があるといった中で、この課題を表現するにあたりましては付帯決議が適当ではないかという形で、付帯決議にさせていただきました。」

 静の里温泉プール問題については、これから市の調査状況を確認し、その上で書く。(ほんとは、これを書くつもりが、ブロードバンドで筆が滑って時間切れ。申し訳ない。)

作成日: 2007/04/23


2007年4月21日(土曜日)

貧乏田舎議員爆走す。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 11時42分30秒

貧乏田舎議員爆走す。

 17日の深夜、愛護会の会合終了後に飛び出し、霞ヶ関を走り回って、昨晩20日深夜に帰ってきた。

 

・投資ファンドの運営・証券投資顧問を行っているある会社の副社長さんと昼食。

 ・NTT系のある企業の経営企画や事業戦略を担当する部長さんとミーティング。

 ・京丹後市から霞ヶ関に出向している職員さん訪問。

 ・総務省 京丹後市の現状説明とアドバイスのヒアリング
       総務省自治行政局自治政策課情報政策企画官
       総務省情報通信政策局地方情報課推進室長

 ・総務省 京丹後市の現状説明とアドバイスのヒアリング
       総務省総合通信基盤局事業政策課市場評価企画官
       総務省総合通信基盤局電気通信事業部高度通信網推進官

 ・衆議院議員 谷垣禎一代議士 訪問

 ・衆議院議員 西村康稔代議士 訪問

 ・自然食品店、銀座百貨店デパ地下、表参道・竹下通り、六本木ミッドタウン探索

 ・その他 巨大広告店労組書記長、某大学病院麻酔科トップ、網野にも3年いてくださった和漢医、東京の生活協同組合事業連合課長らとの懇親会

 大変な数の方々に直前アポにもかかわらず(通信基盤局は、西村代議士の手配で15分前)ご協力いただいたことに深く感謝している。ブロードバンド計画の問題点がはっきりしてきた。そして、一発逆転ホームランの可能性が、一条の光が見えた。具体化できるのかどうかはっきりは言えないが、全力で模索してみるしかない。実現できれば全国初の動きになる可能性もある。

 経費は、マイレージを使って飛行機で行き、親戚宅に泊まらせていただくなど、徹底してコスト削減したので、概ね1万5000円程度であろうか。東洋気功整体○○センターや台湾式マッサージ店でマッサージを受けたのは、もちろん今のマッサージ業界のトレンド探索である。丹後観光の深みをイメージするには体験が重要であることはいうまでもない。

 議員改革特別委員会の方で2万円/月の政務調査費を検討している(現在はなし)ようだが、自腹では動くほどに懐は厳しい。しかし、動くほどに情報が集まり、ヒントが閃く。 

 谷垣先生には、30分以上も時間を頂き、田舎型地域戦略としての幼児教育・教育改革について説明させていただいた。以前から繰り返し議会でも説明している柳沢運動プログラムの意味と意義、効果についてもである。深く理解していただけたと感じている。実は、京丹後市の19年度予算で、このプログラムに関連して1万1000円予算が付いている。が、恥ずかしくて言えなかった。

 衆議院議員会館のロビーに入って、絶句した。網野町浅茂川の守山倫明氏がいたのである。彼はサーフライダーファウンデーションジャパンの代表をしているのだが、ある大臣から海のことや環境のことを聞きたいと言うことで呼び出されたらしい。2人で、「なんでお前がここにいる!」と爆笑。実り多い、久しぶりの東京爆走ツアーであった。


2007年4月17日(火曜日)

緊急お知らせ IT研公開講座

カテゴリー: - 早川まさてる @ 10時12分45秒

 急な話ですが、下記のような公開講座を丹後IT研究会で行うことになりました。

 今話題のテーマを読み解く足場が得られると思います。是非、ご参加下さい。

丹後IT研究会 公開講座

地産地消型地域情報格差是正手法の試み
–飛騨市におけるギャップフィラーとWiMAX実験結果と国の動向–

「吸うか吸われるか!」これからの田舎型地方の将来は、情報格差・人材格差を
どのようにコーディネートするかにかかっていると言っても過言ではありません。
刻々と変わるブロードバンド・地デジ難視聴対策の動向を掴み、身の丈にあった
必要十分な情報インフラを確保し、これらをツールとして使うことのできる、目
的意識を持った人材を育てることが急務です。

丹後IT研究会では、今回、公開講座を開催し、国内初のギャップフィラーアンテ
ナとWiMAXを用いた地域情報格差是正の公開実験を飛騨市において行ったビーム
計画設計株式会社の福森重純さんをお招きし、最新の実験結果、国の動向、これ
からの田舎型地域情報化を考える上で重要な視点などについて、本音のお話を伺
います。

日時:平成19年4月26日(木)7:00〜9:30PM
場所:丹後NPOパートナーシップセンター (京丹後市大宮町丹後地域職業訓練センター内)
   (京都府京丹後市大宮町河辺3355 0772-64-4876)
講師:ビーム計画設計株式会社 福森重純さん
参加費:無料
主催:丹後IT研究会 
問い合わせ先:京都府織物・機械金属振興センター 三田 0772−62−7400

参考資料:
   国内初!! 無線による情報格差是正手法の検証
   〜 ギャップフィラーとWiMAXによる地域情報格差是正についての検証開始 〜
   http://www.bc-ad.net/project


2007年4月16日(月曜日)

全員協議会?? これでいいのか?

カテゴリー: - 早川まさてる @ 19時50分17秒

全員協議会?? これでいいのか?

 前回、「「付帯決議を尊重する」という発言をした市長は、具体的に何を行ってゆくのか。その姿が16日に行われる全員協議会の場で明らかになる(かもしれない)。」と書いた。まさかと思ったが、何も明らかにならなかった。一体なんと言うことだろうか。きちんとした財政的担保、議会における理解と納得なしに、一部地域だけがFTTH(光ファイバーを家庭まで引く方式)を進めていってしまう危険性がどんどん現実のものに近づいている。(絶対だめだと言っているわけではない。私の一般会計予算修正案の趣旨説明を見て欲しい。)

 今日の全員協議会では、3月17日の産経新聞で「京丹後市立プール 管理者不適切な手数料 水泳教室2業者から徴収」という報道があった内容について、市から調査結果を報告する設定であった。

 加えて、議長らからも、3月議会で決議された付帯決議のその後の状況について、特に、ブロードバンドの3億円について、どのような状況にあり、どのようなプロセスで進めてゆくのか(3億円の事業を進めてしまいながら議会に報告等を行ってゆくのか、財政面、方法などきちんと比較検討し、議会としても納得した上で3億円の事業を進めてゆくのか)などについて、きちんと説明をすべきであることを伝えてもらっていた。

 ところが、ふたを開けてみたら、フランスでの職員研修について中止した報告はあったが、ブロードバンドについては全く言及がないまま終了。説明する内容ができていない?ということで、抗議したが後の祭り。

 私たちが提案した修正案に反対した議員さん達が出した付帯決議には下記のような文言がある。

「ブロードバンドネットワーク整備事業については、合併時からの情報化推進と地域格差解消のための懸案事業であり、総額45億円を要する大事業である。しかし、予算編成過程において、当初30億円計上されながら、いったんゼロ査定を経て3億2,025万円が復活計上されており、方針が不明確である。大規模事業であり、財政面からの全体計画と市民の負担について詳細を議会に明示し、十分協議するように求める」

 そして、私の質問に対し、提案者の大同議員は以下のように述べている。

「2番目のブロードバンドにつきましては、先ほど言いましたように事業が始まる前に全体計画、負担についての詳細を議会に明示していただけるものと思っておりますし、十分協議するように努めていただけると思っています。従って、久美浜の事業が始まる前にそういった説明があるものと理解しております。そういうふうに当然取り組んでいただけるものと思っています。」

 議会改革特別委員会委員長でもある提案議員は、この付帯決議を立案するにあたって市長と調整(内容についての協議)を行っていることを議場で明らかにしている。ということは、上記の内容を市長と合意していると考えざるを得ない。

 加えて、以下のようにも述べておられる。

「付帯決議につきましても確かに法的拘束力はございませんが、政治的、道義的拘束力はございます。議員として首長に対して付帯決議を出した以上、これにつきまして尊重していただかない場合につきましてはそれ相応我々も考えなければならない分もありますし、首長としてこの決議に対して十分な尊重がしていただけるものと思っています。」

 私は、この付帯決議の反対討論で、「この決議は、市民に対する<言い訳決議>であり、議員に対する<猫だまし>議決である」と述べた。このブロードバンド・CATV計画は、住民への負荷、市政への財政的負荷、施策の重要性必要性のいずれの側面も一級品である。議会がこの結論に対して言い逃れをすることは出来ない。市長と事前に調整した決議を採択するという、議会のあり方として疑問を持たざるを得ない手法の結果がどのようになるのか、市民はきちんと見届けて欲しいと思う。

 静の里温泉プールについての報告は、発覚後1ヶ月後に行われた報告とは思えない貧弱な内容である。1週間後であればよしとする程度の内容である。この件だけで、3時間近く質疑が続いたほどであった。多くの疑問点が残り、再調査、報告がなされる事になる。産経新聞の報道と真っ向から対立する結果報告であった。

 夜の会合まで時間がない。後ほど追加で報告させて欲しい。

作成日: 2007/04/16


2007年4月13日(金曜日)

本当に厳しい状況に入った京丹後市

カテゴリー: - 早川まさてる @ 10時10分49秒

本当に厳しい状況に入った京丹後市

 19年度一般会計の審議の動画を個人的活動としてアップしている。たくさんの方が見てくださっているが、相当な衝撃を受けておられるようだ。先日も連絡が入り、お話ししてきた。必見である。

 詳しくは、後日書く予定だが、ほとんどの議員が問題を感じていた内容について多くの議員は付帯決議という曖昧な決着を図った。その結果として、「付帯決議を尊重する」という発言をした市長は、具体的に何を行ってゆくのか。その姿が16日に行われる全員協議会の場で明らかになる(かもしれない)。

 フランスへの職員研修は中止となった。行くはずだった職員さんには非常に厳しい動きであった。(がんばって欲しい。)しかし、京都市内へのチャレンジショップ1600万円は動きだしている。(これは、修正案は否決となった上に、何故か付帯決議には指摘されていないので、議会としてOK!と言ったことになるのだから、進めるだろう。)久美浜のADSLが来ていないエリアへの光ファイバーを家庭まで引く計画は、あれだけの意見があり指摘があったのだから、まさか来年度以降の財政担保が示されることなくそのまま進んでゆくことは考えられないと思うのだが、感触としては最悪である。

 フランス研修を中止したことだけをスケープゴートにしてはならない。本質を見誤ってはならないのだ。

 さて、昨日は日帰りで岐阜県美濃加茂市の出口中濃保健所長をお尋ねしてきた。岐阜県が梶原前知事の下で行ってきた生活習慣病予防や予防医学、統合医療のあり方を知るためである。公的機関がここまでのことをやってきたのかと衝撃を受けた。

 京丹後市の医療を田舎型医療最先端のものとして発展させることは可能である。そういうインスピレーションとビジョンを得た。キーワードは、適性医療、顧客満足度の高い医療、統合医療、自分の体は自分で守る、であろうか。(実態が厳しいことはかなり調べて確認している。書くことが出来ないレベルの話である。)

 今日は、これから大阪で研修。2,3日帰ってきて来週は東京で総務省の情報政策企画官(同級生)らに出会い、デパ地下、自然食品専門店などを歩いてこようと思う。観光・環境・健康・教育、農、予防医学、インターネット、通販、おもてなし。人。ここからが踏ん張りどころだと思う。次の時代のビジョンを描くこと。そのためのネタをどれだけ仕込めるか。限られたリソースの中での勝負である。


2007年4月8日(日曜日)

予算緊急事態

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時46分39秒

予算緊急事態

 23日の予算審査特別委員会で、19年度予算に対する各分科会からの報告があり、特別委員会としての議決が行われた。

 平林議員、奥野議員、私の3人の反対討論があったが、賛成討論はなし。結果として、共産党3人と奥野議員、私のみ反対で可決された。

 驚くべき状況にある。あれだけの問題点が指摘されていたのに、である。

 問題点はたくさんあるが、焦点を絞って指摘しておく。

 1)ブロードバンド+CATV 3億円

   これは、45億円の事業を後2年間で行う事が前提のものだが、20,21年度の財政的担保が全く確認されていないことが明らかになった。20年度は選挙の年で骨格予算である。火葬場建設、蒲井・旭地域振興計画、上下水道など、巨額の事業がリストアップされている。この状態で、一部地域のみ光ファイバーを家庭まで引く事業を進めてしまうのは、無謀と言っても良い。一刻も早くブロードバンド環境を提供したいのは同じ思いだが、別の方法もある。

 2)フランスへの海外研修3年間派遣

   市長のブランドメーカーと連携を図るという説明は、どんどんトーンダウンし、結局職員研修が目的というレベルまで落ちきった。今、この状況下で選ぶべき政策選択ではない。

 3)京都市内へのチャレンジショップ出店

   言うまでもない。私の所属する分科会で審査をしたが、積極的意見は皆無。今回は見送るべきという意見が主流であった。

 採決直前の代表者会議で、予定?されていた意見交換が省略され、直接討論に入った。その代表者会議では、丹政会より付帯決議案が提示されている。予算は認めるが、ブロードバンドは実際の執行は検討と議会の承認を得た上で行うことを求め、海外研修は執行留保を求めるものである。何故か、これだけ議論があったチャレンジショップには言及していない。丹政会は、チャレンジショップは認めると言うことだろう。市民の皆さんは、そのレベルと背景を良く見ておいた方がいい。

 そもそも、予算を認めて、執行を留保するなどと言うことは、議会の原則に反するのではないか。執行すべきではない予算は修正案を提示するのが議会としての筋であろう。この付帯決議は、疑問を感じている大方の議員の目をくらまし、予算を可決させるための「猫だまし」のような機能を持つものではないかと危惧している。

 以前も指摘したが、この予算は決定的なリスクを含んでいる。多くの議員も理解し始めている。しかし、、、である。
 この状況を止められるのは、議会しかない。議会しかないのである。一人一人の議員が、会派云々に誤魔化されることなく、きちんと考え、判断し、表明することしかない。

 突然だが、今日から、強行軍で飛騨市に行ってくる。光ファイバー3億円の代替案を実証試験している現場を見るためである。

国内初!! 無線による情報格差是正手法の検証
〜 ギャップフィラーとWiMAXによる地域情報格差是正についての検証開始 〜
http://www.bc-ad.net/project/index.html

 松本経一議員もお誘いしたら行くことになった。(助かった・・・)走るしかない。腹をくくって。。


一般質問終了。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時43分21秒

一般質問終了。

 一般質問最終日。私の一般質問も終わった。

 残念ながら、市民の方からライブ放送が上手く見ることが出来なかったと連絡が入った。恐らくアクセスが多すぎたのだろう。

 今、やっとGoogleVideoへのデータアップロードが終了した。データ変換に若干かかるようだが、もうすぐ見ていただくことが出来ると思う。

 早川まさてる一般質問 動画

 私に残された質問時間は11分。出来ることはやりきった。全部で15分程度。是非、見て欲しい。そして、京丹後を取り巻く今の姿を貴方の目に焼き付けておいて欲しい。これが、今、私に出来る全てである。


禁断の木の実を食べるとき

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時41分19秒

禁断の木の実を食べるとき

 手元に現金がなくても、クレジットカードがあれば何となく買い物は出来てしまう。貯金から現金を下ろして買う分には、手持ちのお金以上には使えない。クレジットカードやキャッシュローンは便利ではあるが、自己管理が出来なければあっという間に飛んでしまう。当たり前である。

 サラ金からお金を借りていたとしよう。借金がかさみ、返済が厳しくなった。他のサラ金からお金を借りて、自転車操業のような返済を繰り返してゆけばあっという間に飛んでしまう。当たり前である。

 借金がかさみ、返済が厳しくなった時、サラ金から「いいですよ。返済を繰り延べしましょう。その代わり、さらにお金を借りて好きなものを買いなさい。後で返せばいいからね。いつか景気が良くなるよ。」といわれて、その言葉通りにする人がいたとしよう。私は即刻その人物の近辺から撤収する。付ける薬があるとは思えないからである。(自分の息子なら殴り倒す。かもしれない。)当たり前である。

 さて、京丹後市である。

 今回の19年度予算案で、大幅減額で目を引くものがある。一般会計から下水道会計への繰出金である。昨年が9億1500万円であったものがなんと6億166万円、3億1334万円もの減額である。この厳しい財政状況の中で、天使の救いようにも思える。

 からくりは、「公共下水道資本費平準化債」である。簡単に言うと借金の繰り延べと考えればよい。その結果、一般会計からの繰入金を3億減らしているにもかかわらず、公共下水道事業会計は34億6千万円、18年度に比べてなんと6億円弱もの予算増額となっている。借金の返済を繰り延べ、さらに借金を積み重ねると、かくも効果的に事業を増やすことが出来る不思議な仕組みがここにはある。(お金を使わせる仕組みがさらにあるが、ややこしくなるので省略する。)

 ちなみに、一般会計から病院会計への繰出金が7億円で昨年より2億3000万円増加している。粗っぽくいうと下水道への繰出金が減った分が病院会計に回ったと見ることも出来る。現在の病院の状況を勘案すると、病院への繰出金が当面減ることはないだろう。

 平準化債で繰り延べ出来た分を基金として積み上げておくならば、まだ安心できる面もある。しかし、かつかつの予算組である。そして、ブロードバンド+CATVの45億円が今の構想では20年度の骨格予算、21年度の予算で分割して出てくるはずである。(45億円の内3億円は19年度当初にでているが、これは行きも帰りも出来なくなる最悪の判断だと考えている。45億円もの買い物を本当にお金が払えるかどうか確認しないまま、取りあえず3億円で始めてしまうようなものだ。誰もその財源と何を削るかを示してくれない。ちなみに、例の伊勢崎市の観覧車建設が10億円である。)

 さて、先日の予算審査の中で、担当部長から、平準化債を使って借金の繰り延べをして3億円をひねり出したこと、職員が今抱えている事業だけでも手一杯であることを確認した上で、私は市長に質問した。「新しい下水道を作るよりも、4割程度しかない加入率を上げることが最優先。しかし、職員は手一杯でその余裕があるとも思えない。加入率アップを下水道審議会に諮問していると言っても、職員がとにかく説明・説得して歩くしかないという結論は見えている。進展しないまま3年間が過ぎてしまった。事業を増やさず、加入率アップに職員が歩くべきだ。平準化債も、借金が返せなくなった人に高利貸しが返済を繰り延べして、その代わりにもっとお金を貸してやるから使いなさいと言うようなものではないか。」

 市長の答弁は、「平準化債は<知恵>である。」というものであった。

 私は、「市長はこれを<知恵>であるというが、私は<罠>であると考える。」と指摘した。
(念のために付け加えると、私は公共下水反対論者ではない。密集地で加入する人が多ければ、公共下水か中規模の集合処理は適切だと思っている。)

 私は、この予算体系、考え方を認めるということは、京丹後市が禁断の木の実に手を付けることではないかと恐れている。もし、京丹後市が夕張市と並んで語られる事態になった時には、決定的な、後から説明されれば誰でも分かる致命的決断であったと指摘されることになるであろう。

 さて、京丹後市議会は、市長と一緒にこの禁断の木の実を食べることになるのであろうか。国や韓国・フランスにまで職員(意欲ある職員は大切にしなければならない)を大量派遣している場合ではない。

 
 


「食品の裏側」講演会

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時40分41秒

「食品の裏側」講演会

 夜10時前帰宅。夕食を食べて、即、息子とカンナの刃を研ぐ。かつお節を削るためである。

 今日の夜、大宮アグリセンターで開催された食育講演会に行ってきた。「食品の裏側」 ー知っていますか?食品製造の舞台裏。安さ、便利さ、美しさがそれほど必要ですか?ー である。この講演会は、職員で作る食育プロジェクトチームの企画として開催されたのだが、アグリセンターが立ち見山盛り状態で、内容も素晴らしいものだった。

 (ちなみに、今日は一般質問初日だったが、こちらも負けず劣らず聞く価値十分であったと思う。別にお愛想ではない。正に「京丹後市の裏側」を如実に見せてくれるものであったからである。)

 講師の安部司氏は舞台の上で食品添加物を調整し、ジュースから豚骨ラーメンのスープなどなど、即興で作ってしまわれる。巧みな話術に笑っていた顔がだんだん引きつってくる。食品の裏側がとんでもない状況になっていることがひしひしと伝わってきた。この講演会を、全市民、お母さん達、子供達に聞かせてやりたいと本気で思った。今後、食育プロジェクトのメンバーがこの成果を学校給食、保育所の給食などに如何につなげてゆくか、農業とも如何につなげてゆくかが楽しみである。応援したい。

 で、帰ってすぐ、次男にうんちくをたれながら、刃のなまりつつあった、かつお節削り用カンナをあわてて研いだ次第である。(経緯はこちら)http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/index.php?p=88

 昨日も参加してきたのだが、農林水産部主催のアグリビジネス連続講演会の内容も素晴らしかった。ネット通販のノウハウなどをお話しいただいたのだが、これを聞いていれば、京の丹後屋を楽天に出展することはなかっただろうと思う。
 それにしても、合併効果?であろうか、相当に中身の濃い企画がちらほら見受けられる。うれしい傾向である。

 実は、もう一つ、期待している講演会がある。昨年、発達支援のNPOが出来て、その講演会を聞きに行かせてもらったが、目から鱗が落ちる感じだった。この講演会も子供達と関わる人たち全てに聞いておいて欲しい内容だろうと推測している。皆さん、是非ご参加を! 特に学校関係者、保育所関係者、そして、その分野に関わる市職員の皆さんは必須といいたいぐらいである。

http://www.city.kyotango.kyoto.jp/tango/appmanager/kyotango/citizen?_nfpb=true&32002_actionOverride=/portlets/home/attention/attention003&32002attention_page_id=attention001&32002attention_content_id=1200014&_pageLabel=homePage
発達支援講演会 「子どもと心を通わせる〜効果的なコミュニケーションの方法〜」

 ADHD (注意欠陥・他動性障害)など発達障害児童との人間関係の築き方について、具体的でわかりやすくご講演いただきます。ADHD児の子育てに苦労した母親としての経験を基に、親が愛情だと思っていても子どもに伝わらなければならないことと同じと語り、親子の再生に向けて一筋の光を投げかけます。心を通わせ愛を伝えるコツを失敗談も交えながらお話します。
    
 日 時     平成19年3月17日(土)午後1時30分〜午後3時
 会 場     京丹後市峰山総合福祉センター コミュニティホール(2階)
            (京丹後市峰山町杉谷691番地)
 主 催     京丹後市・京丹後市教育委員会
 演 題     「子どもと心を通わせる」効果的なコミュニケーションの方法
 講 師     松本 純  さん (親業訓練インストラクター・中級教育カウンセラー)
 入場料     無料


京都市内チャレンジショップ予定地

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時40分06秒

京都市内チャレンジショップ予定地

 今日、京丹後ブランドチャレンジショップの予定地(堀川通り)http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi3221385070312001438 に行ってきた。

 先日のブログhttp://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/index.php?p=122でもご報告したが、平成19年度予算として、「京丹後ブランドチャレンジショップ創設運営事業補助金」1600万円(京都市内に情報発信拠点施設を開設し、観光PRと京丹後ブランド産品の紹介、販路拡大と販売促進等を推進する取組を支援する)が提案されている。現地を見ないと始まらないと考え、別件の合間に見てきたのである。

  ビデオはこちら

 日曜日の午後3時頃。うーむ。うなってしまった。平日の様子なども見てみないと分からないが、人通りも少なく、大方の店が閉まっていた。(空き店舗という意味ではない。休みだろうと思う。)否定的な観点からだけ見るつもりはないのだが、厳しい。一体何を獲得目標として設定するのか、1600万円の予算と人員を費やすべき優先順位なのか、議会の見識が問われるだろう。

 明日から、また予算審査。書きたいことが山ほどある。

 自民党の政治大学校で、伊吹文明文科大臣の話を伺ってきた。いい話だった。私の感覚からしてもほとんど納得できた。京丹後市の教育の再生が求められる。


蒲井温泉交付金 撤回!

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時39分35秒

蒲井温泉交付金 撤回!

 長い補正予算審議だった。結局、ほとんどと思われる議員が課題を感じる中、議会側からの提案を市長が受け入れ、蒲井・旭地域振興事業予算(温泉掘削)1億1000万円は、蒲井・旭地域振興基金に繰り入れられることとなった。

 今日のミッションとしては、なんとか完了出来た。しかし、本当の作業はこれからだと思っている。私は蒲井の海岸で遊ばせてもらったことが何度かあるが、素晴らしい場所だと思う。この場所を単なるハコモノ事業ではなく(今あがっている事業が一律ハコモノだと言っているのではない)他のエリアとも連携しながら伸びていける場所になるよう、知恵を紡いでいかなければならないと考えている。

 この予算を審査する中で印象的だった質疑(他議員も含む)を挙げておこう。

1)風欄の館別館を新築した際の経営見通しは?
  →市長:定め切れていないからこそ平成19年度当初予算に組めていない。成り立つようにこれから工夫してゆく。

2)予定されている事業の内容は?
  →市長:具体的な検討はこれからしてゆく。しっかりした経営と市全体の活性化につながるよう検討する。

3)3月補正で、あわてて温泉を掘る理由は?
  →市長:30年の重みがある。一刻も早く取り組みたい。

4)温泉掘削と風欄の館別館の関連は?
  →市長:一体化した事業だ。

 まあ、30年の重みを語るなら、何故、もっと説得力のある経営見通しも含めた案を出して、スムーズに進むようにしてこなかったのか、実に不思議だった。設備を作っただけで終わりになり、地元に赤字経営が残るようなことは絶対にしてはならないのだ。建物の実施設計もビジネスモデルを描いて、経営が成り立つような施設の設計をするのが当然であろう。

 また、温泉掘削と風欄の館別館が一体の事業であるということは、今回の予算で温泉を掘ることは、即ち、議論の的となっている施設の建設が前提の予算であるということである。

 また、関西電力は寄付にあたって厳しく基金の用途を指定しておられ、今回の交付金はその対象にならないという指摘もなされた。

 昨晩から、色々な事が起きていた。夕方6時半頃、私が提出者、他の3名が賛同者となって、補正予算の修正案を提出した。ところが、晩の10時頃、2名から「名前をはずして欲しい」との連絡が入った。

 なんとか名前を出してくれる議員にお願いして、修正案を維持した。そして、長い質疑をする中で、ほとんどの議員がだめだと判断したのだろう。予算を認めた上で、付帯決議(認めるけどちゃんとしてというような内容であろうと推測している)を考えていた議員達も含めて、議案を撤回させる方向へ状況が動き始めた次第。

 議論の隠し球も含めて命綱は確保していたつもりであり、質疑が進めばあの内容に賛同し続けられる議員はほとんどいないと読んでいたので、なんとかなる確信はあったのだが、まあ、2階に上がって梯子が外れたような感じであり、根性はいる状況であった。「正しい意見」が通るとは限らないのが採決の場である。

 

 


アホがたらいで Part2

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時39分06秒

アホがたらいで Part2

 うーむ。情勢が急展開を繰り返している。

 今日は、平成19年度予算の連合審査(全員で理事者側に質問する)だったのだが、その中で色々問題が浮き彫りになったが、その件はまたにする。

 明日は平成18年度の補正予算で、昨日書いたように、蒲井・旭の温泉掘削交付金などが審査される。で、数名の話が取りあえずまとまり、その予算だけを削除した修正案を提出することにした。私も含め、4名の議員が名前を連ねて修正案を6時半頃事務局に提出したのだが、ところがどっこい、付帯決議を出す(予算案に賛成した上で、何らかの意見を決議として出す)動きが呼応するように走り出し、名前を連ねた議員さんにも色々突っつきが入り始めた。(取りあえずは、今はこれ以上書かない。)

 あの予算には厳しく対処する!と言っておられた方々の実際の動きが興味深い。

 うーむ。どうも明日も「アホがたらいで・・・」となりそうな予感がする。


アホがたらいで19年度予算

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時38分35秒

アホがたらいで19年度予算

 「アホがたらいでやっとりますわぁ」

 ????  初めて聞いた時、まったく意味が分からなかった。文脈からすると、「お利口な人ならやりそうにないことをやってしまっていること」を自嘲的に言っているような感じだった。「たらいで」というのは、「足らいで」だろうと見当をつけた。

 「アホが足らなくて(アホが足らないのだから当然利口ということ?)、お利口な人ならやりそうにないことをやってしまう???」まったく訳が分からない丹後弁であった。

 何年かたって、今、妙にこの言葉がしっくりくる感じがする。なんの違和感もなく、自分の体に入ってくるのだ。

 「アホがたらいで、やっとりますわぁ」である。

 
 さて、明日は平成19年度予算の審査が始まる。予算審査特別委員会というものが設置され、本会議からそこに付託されて細かく見てゆく。明日は連合審査ということで、各分野の分会に分かれる前に、全員で疑問点などを質問してゆくことになる。

 その前に、明後日審査される平成18年度補正予算について述べておこう。3つ、注目点がある。

 1)市立病院繰り出し金 2億3000万円
     
 補正予算なので、今までについていた4億7500万円に加えると総計7億500万円となる。
 繰り出し金というのは、一般会計の予算を病院企業会計に持ってゆくということであり、17年度決算で収益的収支で5億3000万円の赤字、資本的収支で2億9000万円の赤字、総計33億円の累積赤字が、18年度さらに悪化し、一般会計からの繰入で赤字幅を縮小する必要が生じたということである。

 ちなみに、一般会計から病院会計に2.3億円繰り入れるということは、壮絶な話で、それだけの一般財源(俗に言う真水で、自由に使えるお金)があれば、補助金を加えると7億円近い事業が出来る事になる。逆に言うと、それだけの一般事業を削って病院にお金を投入したということだ。

 なお、平成19年度予算でも、これと同様の予算組がなされており、この3月議会だけで4.6億円の繰入金増額を認める事になる(だろう)。

 2)蒲井・旭地域振興基金 3億6000万円
 
 これは、例の関西電力からの寄付金を基金として積むもので、3)の1.1億円と併せて、4.7億円となる。

 これについては、私は寄付は頂くべきだと思っているが、その使い道について、どの程度関西電力が指定・限定しているのかの確認が重要になると考えている。

 3)蒲井・旭地域振興事業 1億1000万円

 これは、関西電力からの寄付金の一部を「蒲井・旭地域振興交付金」として交付する補正予算であるが、風欄の館近辺で温泉を掘るために使われる。実際の計画がきちんと示されていないので不明確であるが、50人宿泊できる設備(8億円?)を作るにあたっての先行事業と位置づけられている。

 私は、この予算は、賛同できないと考えている。今の時期に蒲井に宿泊施設を市が作ることの善し悪しについては、否定的な意見が多い。この予算はそれに先行して温泉を掘るものであり、当然、温泉単独ではなく、後に続く事業を行うことが前提である。従って、本当に地域活性化のために良いのかどうか、計画の見直しは必要ないのかをきちんと整理し直し、その上で、全体を示しながら提案すべき内容であり、お金が入ったからといって、それだけを単独で先行して出して行ってしまうべきものではない。

 加えて、市が作る(かもしれない)施設で使うための温泉を、市が主体ではなく地元に交付金という形でお金を渡して掘るという形が納得できない。さらに加えて、19年度の予算にきちんと出すならまだしも、18年度の3月議会での補正予算にあわててねじ込んで予算化するやり方は、この予算を通してしまうには良いのかもしれないが、今の京丹後市の状況にふさわしいとは思えない。

 さて、やっと19年度予算の話である。

 正直なところ、相当にレベルの低い予算であり、全体状況からいって危機的状況であると感じている。

 膨大に言いたい、お伝えするべきことがあるのだが、これを書くとなると大変な作業になる。(議員として、公の場に書く以上、それなりの準備と研究、言葉の選択・・・・が必要。)が、手近なところから、とりあえず実例を挙げておきたい。

 「京丹後ブランドチャレンジショップ創設運営事業補助金」1600万円。これは、「京都市内に情報発信拠点施設を開設し、観光PRと京丹後ブランド産品の紹介、販路拡大と販売促進等を推進する取組を支援する」という内容である。

 歴史を紐解いてみたい。出発点は、市長が東京に京丹後市のアンテナショップを出すと言ったことにあると思われる。これは、多くの議員らの反対で実行されず、その代わりに「京の丹後屋」という楽天のインターネット通販が行われることになった。17年度1000万円の予算が付き、年間の売上(利益ではない)は185万円であった。18年度は約700万円の予算が付き、1月までの売上は210万円であったと聞いている。(私は、17年の時点で、撤収すべきだと進言した。)

 そして、19年度、このインターネット通販事業は丹後ブランド発信事業(丹後ブランドパイロット事業の成果等に基づき、丹後地域地場産業振興センターのネット事業と統合した地場産品の販売、総合的情報発信等のHPを作成する)として262万円の予算が付いた。以後、アミティでの事業展開になるということであろう。

 さて、2000万円近い予算を使い、400万円強の売上を得たこの事業の成果は何だったのであろうか。きちんと確認しておきたい。

 そして、今年度の「京丹後ブランドチャレンジショップ創設」1600万円である。「京丹後ブランド品販売促進支援事業補助金」297万円とセットである。後者は、「都市部における京丹後ブランド産品の紹介、販売促進等を行うための移動販売車等の購入に対して支援する」ものである。市長の考えが、ぐるっとインターネットを経由して、京都市内のパイロットショップと移動販売車に帰ってきたのであろう。

 丹後の産品を是非とも認知してもらい、販売額を増やしてゆきたい想いは同じである。しかし、貴重な予算と人材を無駄に浪費する余裕は京丹後市にはない。パイロットショップを出すという結論が先にあり、職員が一生懸命形を作った施策なのか、丹後産品の普及のためには一番実効性があるとして選ばれた施策なのか、検証しておく必要がある。(念のために書いておくが、代案は持っている。その上で、指摘している。)

 実は、この1,2年、都会に出るたびに、デパ地下を歩き回っている。びっくりするぐらい安く、良いものが溢れている。高速のサービスエリアもなるべく覗いて見てみるのだが、全国一律、一定のレベルまでいってしまっている。そして、京都市内に297万円で移動販売車を買って、京丹後市がチャレンジしてゆく。

 幸か不幸か、産業建設常任委員である私は、この予算を分科会で審査することになる。手は抜かない。(職員を責めるつもりはない。)

 きりがないが、もう一つ、ピックアップしておこう。職員研修である。

 昨年も指摘したのであるが、霞ヶ関への研修等が多すぎて、市で働く職員への研修費が少なすぎる。

   職員研修事務    計1109万円

     ・市主催研修    182万円
     ・他機関主催研修   74万円

     ・派遣研修     852万円

 派遣研修の中身は、内閣府1名、経産省2名、総務省1名、京都府1名、京都産業21(市内)1名である。

 また、これ以外に、国際交流推進事業として、自治体国際化協会職員派遣として2名(計517万円)がある。1名は昨年からで韓国(昨年1年は東京。今年から2年ソウル)。1名は今年からでフランス(今年は東京。来年から2年パリ)である。

 東京や海外への派遣研修は、人件費も研修費に入れて考える必要がある。研修中は誰かがその仕事をやらねばならないからである。きちっとした人件費の資料がないが、これらにかかる予算総計は5000万円程度であろう。すべて一般財源である。そして、京丹後市内で働く1000人に割り当てられた研修費は256万円程度である。

 そういう体験も大切だし、私も好きではある。が、今やるべき施策とは何か、職員の資質向上に向けての研修とは何か、全体の中での優先順位とはどうあるべきかを考えるとき、今年からのフランス3年派遣には度肝を抜かれた。

 本気でちりめんの新しい販路やつながりを求めて職員を派遣するなら、自治体国際化協会ではなく、交通費と衣食住の費用だけ出して、「成果を出すまで帰ってくるな!」で送り出した方がよい。協会の事務職員で派遣されて、ファッション業界と新しい関係を創り上げられるほどの職員なら必ず出来る。無駄な時間も節約できる。

 本当にきりがない。ブロードバンド+CATVも、30億円の予定された事業が組みきれず、やめるわけではないという言い訳程度の3億円予算となった。進むことも、止まって別の方法(最新技術を使った安価で早くて効果的かもしれない方法)を選ぶこともできない最悪の選択を予算化してきた。詳しくはまた書くが、今年度にきちんと予算化出来なかった時点で、政治的には失敗だと私は考えている。

 チャレンジする政策というのは100点満点ばかりではない。10本打って、何本かヒットがあれば上出来だろう。しかし、失敗するのが見えている施策、マスコミ向けアドバルーン的施策で、中身が期待できないものがこれだけ多いとどうにもならない。(マスコミも市の広報誌ではないのだから、きちんと検証するなり、マスコミらしさを見せて欲しい)

 言うだけ個人としてはおもしろくないことが増えるのは分かってはいるが、もう黙っていてよい段階ではないのだろう。住民の税金をいただいているプロの議員としてはなおのことである。

    「おとこ はやかわ

          アホがたらいで

                今日もゆく。」

                     合掌。


倫理の底が抜けた今。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時38分05秒

倫理の底が抜けた今。

 議会初日の今日、2つの議決が提案された。

 1)中山市長に対する問責決議
提出者:高山 賛成者:川浪 野村 早川 松尾 森

 2)中山市長に猛省を促す決議
    提出者:松本(聖) 中西 岡田 大下倉 川村 谷口 原 松本(経)

 結論として、1)の賛成10名 2)の賛成10名で、両方不成立となった。私は、京丹後市の倫理の底が抜けたと感じている。

 この数日間、今朝のブログで少し書いたように、非常にめまぐるしく情勢は動いた。この2,3日はオセロを見ているようでもあった。議員の後ろから強烈なアプローチがあったといってよいだろう。しかし、物事の本質を見極めて判断しようという動きは少なかったと私は感じている。

 議決の案を見ておいて欲しい。

1)中山泰市長に猛反省と誠意ある対応を求める問責決議

 中山泰市長に対するセクハラ裁判で「賀詞交歓会の二次会以降の宴席において、行き過ぎた行為があり、それによって不快な思いをさせたことについて陳謝する。」という裁判所の和解を市長は受け入れた。しかし、和解後のコメント内容には、原告と被告に大きな乖離があり、加えて、市長の支持者だけの報告会も開催される等、市長の対応は多くの問題を提起した。そして、この様な中で開かれた議員全員協議会での答弁は、市長としての十分な説明責任を果たすものではなかった。

 市長という立場と権限は、法を遵守することはもとより、高い政治倫理を保持していることを前提に市民から負託されたものである。従って、事件と裁判結果、和解後の一連の対応は市のトップとしての自覚を欠くものと言わざるを得ず、市長の行為が京丹後市内のみならず京都府内外に大きな影響を与え、誕生したばかりの京丹後市と、その市民の名誉を大きく毀損する結果となったことは、否めない事実である。

 市民から政治責任についての判断を負託されている京丹後市議会が、市長の一連の行為と説明を受け入れることは、将来にわたって市民と行政、そして議会との信頼関係に大きな傷を付けることであり、人権問題の根底、まちづくりの原点を揺るがすものであることは明らかである。

 よって、本議会は中山市長に対して、市政を正常化して市民からの信頼を取り戻し、さらに新生京丹後市の名誉を回復するために、政治倫理条例を定める本市においてはなおのこと、一刻も早く自らの意志で市政の混乱を収拾する決断を行うべきであることを勧告する。

以上、決議する。

2)中山市長に猛省を促す決議

 市長に対し市民が損害賠償を求めた訴訟は、今年1月10日に京都地裁において和解が成立し、その内容等について1月31日に議員全員協議会において市長自身から説明を受けたところである。
 この問題に対し市議会は、平成17年6月議会において、市政の停滞や混乱を来すことのないよう「市政への信頼回復を求める決議」を賛成多数で可決している。
 この度の和解を受け、市議会は、中山市長に対し、改めて首長として猛省を促し、あわせて、市民の代表たる公職にある者として、つねに慎重で責任ある言動と、全力で市政を推進することを求めるものである。

 以上、決議する。

 いかがであろうか。1)に賛成した者が10名。2)に賛成した者が10名。どちらにも賛意を示さなかった者が9名である。(残り1名は議長)

 私の意見は繰り返し、ネット上、議会で明示しているので、今は繰り返さない。

 2)の案について思うことを述べておこう。17年6月議会で決議した「市政への信頼回復を求める決議」以下の内容であり、今、改めて議決する意味は全く感じられない。それどころか、和解に対する市長の説明を全面的に受け入れ、もっと反省して市政をがんばれという程度の内容になっている。1)の案に対立して、前日3月1日夕方から急遽作られたのであるから、1)と2)の差が、彼らが逆の意味で主張したかったことと捉えればいいのであろう。

 私は、この案に賛成するということは、市長の和解に対する考え方を受け入れ、和解に対する女性側の主張を否定するものであると考えている。加えて、議会、議員自らが、京丹後市のセクハラ防止要綱に反することを公認ているようなものであろう。すこし調べれば、実態は見えてくる。公然と語られている事実や和解文そのものから何故、ここまで目を背けるのか、不思議でならない。

 私は憂いている。これからセクハラ被害を受けた女性が、市の女性相談室や、男女共同参画事業に来てくれるのだろうか。子供達の前で、いじめの問題や人権を語ることが出来るのだろうか。3月4日に京丹後市と教育委員会が開催する「人権市民のつどい2007」(1:00〜丹後文化会館)が開催されるが、一体市長は何を語るのであろうか。

 京丹後市の倫理の底は抜けた。「セクハラの問題では市長を追い詰めない。しかし、予算や施策では徹底的にやる」と語る人もいる。私はあまり期待していない。これほど明らかで、人権の根底に関わる問題であっても、自分の意志が示せない人が、施策のように、完全に間違っているなどと言い切ることは非常に難しい分野で、ちょっとかみついてみせる以上の腹をくくった論戦を張りつつづける事ができるとは思えない。今回と同じバックグラウンド回路で押しつぶせば、キャインであろう。京丹後市議会で修羅場をくぐり続けた私(といっても許されるだけのことはしてきたつもりだ)の実感である。まあ、全否定するつもりはないので、見守っていたいとは思うが。

 チャレンジしている動画であるが、実は、音が出ない。大見得切った以上は何とかしたいのであるが、もうちょっと時間がかかりそうである。もうしわけない。今日は、一杯飲んでもう寝たい気分である。


激動の数日間

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時37分33秒

激動の数日間

 今日から3月議会である。

 先ほど、議会ライブ中継の録画動作を試験して、アップロードまでの手順を確認。なんとか出来そうな感じではある。

 議会に問責決議案が提出される動きであることはお伝えした。もう少し詳しく言うと、2月23日の議会運営委員会の席上で、丹政会から決議案を提出する予定があることが伝えられ、他の議員からも別の決議案が提出される予定があることも伝えられた。しかし、27日、丹政会から提出しなくなったことが伝えられ、私を含む数名の議員が会派を超えて提出する問責決議案のみが審議される見通しとなった。

 が、昨日3月1日、丹政会に所属する議員らから、別の決議案を提出する動きが始まり、昨晩の時点では、提出議員、文案が確定したと伝え聞いている。

 色々な思惑、考え方、背後からの様々な動きが重なり、今日の議会となった。今朝、今の今でも、驚くべき状況の変化が入ってくる。

 9時半から議会は始まる。他の議案に先駆け、開催直後に審議される事になる予定。

 京丹後市議会の真価が問われる。いや、真価が問われる結果となるであろう。


明日から3月定例議会

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時37分03秒

明日から3月定例議会

 いよいよ3月議会が始まる。

 掲示板の方でも少し書いたのだが、議会の内容を録画でスピーディーに伝える方法を試みてみたいと思っている。

 今までの議会では、当日の議会傍聴が可能な他は、3,4ヶ月後に議会議事録が公開され、議会のホームページや図書館等で閲覧できるようになっている。加えて、ネット上のライブ放送、一般質問については録画放送を見ることが出来るようになった。

 しかし、当日、インターネットを見ることが出来なければ、どういう動きになっているのか知ることはなかなかむずかしいのが現実である。それぞれの議員が問題意識を市長に質す一般質問も大切だが、本会議での議案審議は本来それ以上に大切とも言える。

 今回、試みてみようと思っている(失敗したらごめんなさい。)のは、インターネットで放映されている動画を他所のパソコンで録画し、そのデータを分割して動画サイトにアップし、素早く議事内容を見ることが出来るようにすることである。(議会に参加しながら、トラブル対処をして、この作業をするのは非常に難しい。他の人に録画部分は依頼するが、トラブルもあり得る。やれそうな方がおられたら、それぞれチャレンジしてみていただけると、とても有り難い。)

http://video.google.com/videoplay?docid=3012905984626153183&pr=goog-sl こういうイメージになる。

 一議員の個人的試みではあるが、議長と議会事務局長には伝えてある。このやり方が成立すれば、議会事務局職員の作業量を大幅に削減しつつ、更に住民の知る権利を拡大することができると考えている。

 著作権についても、ネットで公に公開されており、傍聴も可能で、議事録でも公開されるのであるから、一定の良識の元に行われるのであれば、問題はないのではないかと思っている。

 2日には、市長への問責決議が動議で提案される見込みである。この案に対してのひとりひとりの議員の判断、議会としての判断が、京丹後市の歴史に残るものとなる。思い込みや利害関係などによる判断ではなく、京丹後市の根幹である人権問題、政治倫理のあり方として、適切な判断を議会が示すことを期待したい。


Ruby(ルビー)にはまって・・・

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時36分35秒

Ruby(ルビー)にはまって・・・

 ここ10日ほどRubyにはまっている。宝石のルビーではない。コンピューターのプログラム言語の一種で、そのわかりやすさ、開発のスピードが素晴らしく、Web2.0の流れの中でブレイク寸前という評判のものである。作者は松江市在住の松本ひろゆき氏http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001005 である。(何の話か、さっぱりという方もおられると思いますが、雰囲気だけ聞き流してください。細かく説明すると、よけいに複雑になりそうなので・・・。)

 実は、別の仕事を色々模索している中で、自分の思う動きをしてくれるプログラムがなく、どういうやり方で作ればいいか、誰に依頼すればいいかを模索して調べている中でこのRubyに行き当たった。きちんとプログラムや言語の勉強をしたことはないし、この3、4年、議会に意識を向けるために、技術的なことはほとんど見ていなかった。が、世の中、特にネットの世界は急激にステージが変わりだしていて、その非常に重要な部分をRubyを通して学び、作れる可能性があることを感じた。

 で、思わず2,3冊の技術書を買い込み、格闘している。すごい。おもしろい。(と言いつつ、基本的な設定でトラぶり、ここしばらく苦しんで、苦しんでいる。。)

 さて、松江市ではこのRubyを使ったまちづくり、産業作りをめざしている。
「「オンリーワンが人の心に火をつける」—松江市長 松浦正敬氏がRuby City Matsueプロジェクトを語る」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061121/254326/

 京丹後市に当てはめて考えると、例えば地域情報化のシステム、図書館の貸し出しシステム、業務改善システムなど、自分たちでRubyを使って構築してゆくことも可能である。現実に、松江市では、ナレッジマネジメントシステムのような行政評価システムを開発しており、島根県のホームページもRubyを利用している。

松江市長 松浦正敬氏は以下のように語っている。

最も重要なのは人を育てること

 松江というのは,お茶が盛んな土地なんですよ。でも実はお茶の生産量自体は少なくて,全国からお茶を集めてブレンドしている。つまり,モノよりも人の知恵が作り上げている。ブレンドする技術,それを使いこなす人材が重要なんです。オープンソースと似通ったものがあると思います。松江にはそういう伝統がある。そういう人を育てる場としてオープンソースラボを成功させたい。

 松江オープンソースラボを始めるにあたっていちばん参考になったのは,東京都の三鷹市にあるSOHOの交流スペースです。このスペースも最初から活発だったわけではなく,一橋大学の関満博教授などが熱心に取り組んで人を育て,そうして育った人が中心になって盛んに活動が行われている。関教授は島根県の産業ブレインでもありますが,最も強調されているのは知識とか技術ではなく,やる気をいかに高めていくか。モチベーションをいかに引き出していくか。やはり人作りなんです。

 今日、総務常任委員会があり、傍聴に行ってきた。内容は、19年度の地域情報化施策と旭・蒲井の振興計画についてだった。明日、予算が発表になるので、詳細なコメントは後日にするが、地域情報化施策についても、予想していた中では最悪の選択となっている。地域情報化のインフラを作ることは非常に大切ではある。しかし、何を得ようとするのか、市民はどうこれを活用するのか、これをきちんとイメージしなければ、10数億を使って公的施設を結んで光ファイバーを引いたが、公民館の高価なプラズマディスプレイはほとんど利用されていないような事になってしまう。

 お金があろうがなかろうが、インフラがあろうがなかろうが、やるべきことは今やってゆく。こういう意識とエネルギーがなければ、お金をかけてもよい施策にはならないであろう。

 昨日21日、京丹後市のホームページにGoogleMapを利用した市道等新設・改良工事進捗状況http://www.city.kyotango.kyoto.jp/kyotango/jigyokohyo/googlemap/index.php を作った若手職員に話を聞きに行った。情報政策課の職員が作ったのかと思っていたら、そうではない。そういう職場も経験しているが、現在は広報関係の課に在籍している職員が、単に表で情報を載せるだけではわかりにくいと思い、自分でプログラムを作ったそうだ。

 私が9月議会でGoogleMapを利用した災害情報システムについて提言したことも念頭にあったということで、それはそれでうれしかったが、市民によりわかりやすいように表示しようと意識してくれたこと、その仕組みを自分で作ったこと(それを認めた上司も偉い)、それが公式な市のシステムに組み込まれたことが、今のご時世、非常にうれしかった。

 折角なので付け加えておくと、議会のホームページ、動画配信、議会議事録http://www.city.kyotango.kyoto.jp/shigikai/index.html は、議会事務局の若手職員ががんばって作ってくれている。外注すればそれまでだが、相当苦労と模索をしながら作ってくれたに違いないと思う。これも素晴らしい事だと思う。

 こういう努力、模索が人の成長、市の将来の基礎を作ってゆくのだろう。まだまだ私の知らないがんばっている人が官民問わず、たくさんいる。小さな事も、きちんと意識を向けて感じ取ってゆきたい。

 加えて、21日開催されたアグリビジネススクールに飛び入りで参加したが、定員20名を大幅に上回る50人が参加し、非常に刺激的でおもしろいお話だった。京丹後農業のこれからの一つの方向性が感じられた。あと4回講座があるが、今後が期待される。

http://www.city.kyotango.kyoto.jp/tango/appmanager/kyotango/citizen?_nfpb=true&keyword_4_actionOverride=/portlets/home/keyword/keyword003&keyword_4keyword_content_id=1176002&_pageLabel=homePage

 蛇足ながら付け加えると、アグリビジネススクールの案内は、市のホームページには既に表示されていない。参加者募集が15日までだから、その様に設定されてデータとして残ってはいるが自動的に消えたのである。こんないい講座なのだから、評判を聞いてもっと参加者が増えても良い気がするのだが。加えて、開講案内は、Wordのデータで添付されており、クリックして、Wordを起動しないと見ることが出来ない。市民に、出来るだけストレスなく、素早くわかりやすく見てもらおうという意識を持っていただけたら、より良いのになぁと感じた次第である。(もちろん、担当課には伝えるつもりだ。良い企画をやっているのだから。)

 昨日は、久しぶりに良い気分だった。


平成19年度予算案の持つ意味とは

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時35分59秒

平成19年度予算案の持つ意味とは

 そろそろ、平成19年度の予算案が発表される。京丹後市が出来て4回目の予算となる。

 16年度予算は、旧町の時代に組んだものであり、16年度補正、17年度、18年度の経験を活かし、一期目の中山市政として総決算ともいうべき予算である。

(9月に17年度決算を行って総括をしている。18年度は執行途中だが、当然その事業効果などに注意を払って執行しているはずである。また、18年2月に行財政改革の方向性が定まっている。また、20年度予算は暫定予算となる。)

 丹後に帰ってきてすぐの段階での公約施策については、実態が分からないのだからどうしても理念が走ったり、現実から遊離してしまうことはあると思う。また、企画した全ての案が成功するとは限らず、色々なチャレンジの中で、光るタマを創り出してゆくものだと思う。このことはしっかり押さえておきたいし、1つ2つの施策がだめだったから、全部がだめなどという話をするつもりはない。

 しかし、「一期目だからこんなもんだ。形を作るには2期3期かかる。」という風には全く思わない。

 あの有名な元志木市長穂坂さんは、あれだけの活動をして1期でやめた。(これはあまりに短すぎて、また、大きな改革の方向性を打ち出した後のことが出来ているのか、疑問は持っている。)

 長野県箕輪町の平澤町長を1期の3年目後半の時点で訪問させていただいた。職員の方達の雰囲気が全然違う。組織も大きく変わっており、意欲がある。自分で考え、暖めた施策が町長の元にあがってくるらしい。職員の方に伺うと、1年目は地獄だったらしい。町長の言っておられる意味が分からず、何度もやり直し、苦しんだが、施策の考え方、作り方、住民の姿が見えてきて、変化が起こったとのことだった。

 即ち、4年、8年かけたら変わるというものではなく、変わるときには、1年目にも変わり始める芽が出ているはずである。種も芽もなく時間をかけても、待つだけ無駄だろう。

 同時に、機が熟すということもある。10年かけてじーっと見守り、ここだ!という瞬間に、一発で仕留める。これもありである。

 さて、京丹後市である。中山市長の政策がどのように描かれ、形になっていったのか、19年度予算案をじっくり調べてみたい。正直言うと、今までの状況は、私見だが、非常に厳しい。現状追認でずるずると縮小悪化しているもの、アドバルーン的な打ち上げ花火、900人もの市民に関わってもらった審議会。学校統廃合や組織改革の先送りなど、歯がゆい想いをして見ている。

 19年度予算を前に、検証しなければならないと思っているものをいくつかあげておこう。

 ・中国との国際交流の当初目標と成果・見通し
  (ハクシュウ市600万人人口の一割誘致と丹後の海産物販売)
 ・200円バスの実際の成果(職員は1ヶ月に1回義務化?)
 ・東京へのパイロット店舗→京の丹後屋(インターネット通販)のその後
  (昨年売上170万?/総予算1000万円?+人件費 )
 ・6町メイン道路カラー舗装→久美浜1区カラー舗装
 ・韓国観光誘致調査(久美浜湾に外洋船で)
 ・市民局予算200万円の成果
 ・900人動員の審議会成果

 アドバルーンのやりっ放しになったら一番困るのは住民である。チャレンジして成果が見えなかったら即撤収して予算を有効に使うべきである。きちんとした検証を元にした予算でなければ、10万円の補助金(花火補助)を18年度9万円に削られ、19年度に9000円減額になる市民は納得できないであろう。


「不都合な真実」の隠し方

カテゴリー: - 早川まさてる @ 14時35分26秒

「不都合な真実」の隠し方

 アル・ゴア元副大統領の『不都合な真実』が話題になっている。映画も本もまだ見ていないが、その中に次のような記述があるという。要約してみよう。

 カリフォルニア大学ナオミ・オレスケス博士は、過去10年間に論文審査を受けて学術雑誌に掲載された温暖化に関する記事を1つずつ調べるという大がかりな研究をサイエンス誌に発表した。過去10年間に、論文審査を受けて科学の学術雑誌に発表された「地球温暖化」に関する論文928件のうち、温暖化ガスの排出など人間の活動が温暖化の原因であるとするものが全てであり、それを疑う論文の割合は0%であった。

 しかし、別の研究では、過去14年間この研究者が米国で最も影響力があると考える4大新聞に掲載された温暖化に関する記事を1つ残らず調べあげ、18%のサンプリング調査を行ってみると、驚いたことに、半分以上の記事(53%)が、科学界の共通認識となっている考え方と人間は温暖化には関係していないという科学的には信憑性のない考え方の両方を、同等に主張していたのである。

 この研究論文の執筆者らは、米国のマスコミは不当に「人間が温暖化に影響を与えているかいないかをめぐって、科学界は大紛糾しているという印象を与えている」と結論づけている。人々が混乱しているのもむりはない。

 この手法は、前にも使われたことがある。40年前、喫煙と肺がんなどの肺疾患を結びつける歴史的な公衆衛生総監の報告が出された時、たばこ業界が同じような情報かく乱運動を組織して反撃した。

 このような不誠実が我慢できないのは、そのために危機に瀕するものがあまりにも多いからだ。
 
「地球温暖化などの重要な問題に関する、科学的に一致している意見を無視することによって、(ブッシュ大統領とその政権は)地球の将来を脅かしている」
 2004年6月21日、48人のノーベル賞科学者たちが、ブッシュ大統領とその政権は科学をゆがめていると非難した。

 この「不都合な真実の隠し方」から我々京丹後人は教訓を学ぶことが出来る。「明らかな問題点があっても、それを押しつぶすためには、根拠がない反論を両論併記の形で流してやれば、人々は混乱を起こし、五分五分に持ち込める。」この手法を権力を持った人が、その筋の専門家を雇い、客観的立場を装って行えば、なお有効であろう。

 いつでもどこでも人間のやることは同じようなことだとつくづく思う。そして、こういう手法を一度たりとも用いてしまえば、住民参加のまちづくり、人が輝くまちづくりは出来るわけがないであろうと、私は思う。表面的にはだまされたり、従ったりしても、人はそんなにばかではない。どこかで必ず分かっているものではないだろうか。

 中国では沿岸部が急速に発展し、ものすごいエネルギーや食料が消費されている。黄河も干上がってきているらしい。
 上海にも膨大な数の人民が田舎から集まってきている。そんな人たちが取りあえずたどり着く上海駅の裏の裏、安宿や安飯屋がひしめく一角で、なんで私はここにいるのだろうと思いながら、3元の脂っこい炒飯を食っている。ここも上海である。


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