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2007年9月29日(土曜日)

机上の空論と商品券。9月議会終了。

机上の空論と商品券。9月議会終了。


 異常な(いや、本来はいつもそうあるべきかもしれない)最終日だった。9月の一般会計補正予算の質疑が始まったのが午前11時過ぎだったと思う。質疑終了が(休憩を挟みながらだが)なんと、午後5時過ぎである。正味ほとんど5時間である。午前中におわるのではという議員もいたのだが、全てが終わったのは6時頃である。

 質疑が多かった、又は私が特に気になったのは、以下の内容である。ごく簡単に論点等を書いておく。(もちろん、私の主観である。)

入札監視委員会設置 

  設置目的や効果について質疑あり。

京丹後市事務事業評価外部委員会設置

  内部の事務事業評価に加え、客観性を持たせるために外部識者と大学教授で委員会を設ける。

蒲井・旭地域振興

 この経緯については、お忘れの方も多いと思う。下記のリポートをざっと見ていただけると、わかりやすい。当初の提起されていたものから見ると、満点とは言わないが、賛成したい段階に入ってきていると思う。しかし、提出された事業案を見ていると、唸ってしまうのは事実だ。別の場所で、同じ事業が提案されたら賛成できないだろう。他の議員も言っていたが、失敗は許されないと思う。だから、見ただけで失敗しそうな事業をスタートさせてはならないと思う。(失敗するかどうかは事業の内容や予算だけで決まるものではない。見守る、一緒にやる人たちの気持ちも左右する。)

  アホがたらいで19年度予算 2007年4月8日(日曜日)

  アホがたらいで Part2 2007年4月8日(日曜日)

  蒲井温泉交付金 撤回! 2007年4月8日(日曜日)

   またまた全員協議会(7/20) 2007年7月13日(金曜日)

   全協で愕然。 2007年7月20日(金曜日)

・地域振興基金4億円交付

  風欄の館別館を市が主体となって建てるのではなく、地元団体に関電からの寄付金4億円全額を交付して、地元主体で行ってゆくと言う趣旨。3月議会で提案された形が、我々の修正案提出も含めた必死の動きの中でここまで来たことは、良かったと思っている。次に私の心配する課題は、4億円もの巨額のお金が地元の和を高め、活性度を高める方向に活きるよう、市として交付しただけで大丈夫かである。

・蒲井・旭地区クロアワビ陸上養殖事業

  総額7400万円が予定されている。今年度は1058万円の予算で、試験養殖を行う。私が全協で経営計画を出すべきだと指摘したことを受け(たと思う)、事業計画書が提出されたが、その内容を見て予想通りショックを受けた。総額7400万円の投資を行って、売上1250万円、地元雇用が546万円(従事者7名程度)、利益なし、が現時点での姿である。これを施設整備を市が行って、地元が事業主体となって運営する計画だ。私は、「1000万円投資して地元雇用が546万円なら理解できる範囲だ。7400万円投資して、年80万円の収入の雇用が7名発生して、利益が残らない事業計画しか見えない事業は理解できない」と指摘した。

・ツリーハウスワークショップ開催

  49.5万円が予算化されている。指摘されていたのは、次年度に1000万の予算で整備を行うことが想定されているが、その目的・効果に質疑がなされた。

丹後保育所(仮称)整備用地買収等

  幼稚園の併設が予定されており、その意味合いや、地元の合意について質疑が重ねられた。私は、就学前教育としての幼稚園教育を非常に重視すべきだと思う。全市の全ての子供達が保育所においても保育と共にさらに踏み込んだ子供達の成長する環境を整えたい。

地域経済再生・支援緊急対策事業

  ・商工会合併記念商品券発行補助1000万円

    多くの人から、有効性についての疑問が提示された。後述。

  ・信用保証料補助金1200万円

    そもそもお金を借りることができない現状にあるという指摘があった。

し尿収集事業 253万円

  例の水増し請求事件の対応策として、作業員がチケット・現金ともに一切受け取らず、すべてチケットを市民に郵送してもらう形にした事による、料金後払いの費用。半年分なので、年間500万円もの費用が発生する。私は、対応策としては旧町時代の手書き領収書は使えず、VCメーターによる印字のみが正しいことを市民に徹底周知することで事足りると判断しており、チケット販売の手数料、市民の手間、郵送料が無駄に発生するので、通常の水道料等と同じように対応すればよいと指摘した。担当部長からは、チケット制自体の見直しが必要との認識が示された。

 はっきり言って、全くの無駄金である。下記リポートを参照して欲しい。

     し尿料金支払い方法を変えても?? 2007年7月28日(土曜日)

ファミリーサポートセンター設置

 私は非常に重要な施策であると考えており、市長もそれは一致しているようだ。が、疑問に思ったのは、市長がA議員(ABCのA議員である。あ○○議員と書いているわけではない。)の一般質問で「ファミリーサポートセンターの体制作りを急いでいる」という発言をしているにも関わらず、予算査定の過程において、現課から311万円の要求があったのに、財政課・総務部長査定で43.6万円に減額査定(臨時職員の人件費をカット)し、市長査定で復活がなかった点である。(というか、今回は珍しく市長査定で全く市長の手が入っていない。ノーチェックか、素通りか、部長査定が素晴らしかったのか、よく分からない。)

 こういうシステムを立ち上げるときは、良い人材を配置し、ニーズの掘り起こし、告知、調整機能を果たすことが必須である。人が必要である。ただでさえ忙しい(はず)の職員を0 コンマ 何人(一人が張り付いたら1人。1/2の時間を貼り付けたら0.5人)一時的に割り付けても、本当に厳しいはずだ。ただでさえ、保育所の人員調整でパンク寸前ではないかと予想する。市長も人の配置の必要性は感じてくれたと思う。次に予算提案されたら積極的に応援することを宣言しておく。(というほど大げさなことではないが。)

 

 ざざっと、書き流したが、予算書に比べて圧倒的に薄い補正予算に対して、5時間にもわたる質疑は異例である。与党と言われる会派に属する議員からも多々厳しい質疑が行われた。普通なら、途中で議事進行とか、そろそろ打ち切りなどの声が与党サイドから上がりそうなものだが、最後まで皆集中していたように感じた。

 そして、討論では、反対が数本あったのに対して、なんと賛成討論なし!である。

 実は、直前まで商品券1000万円をカットした修正案提出を○議員(オー議員ではない。まる議員である。勘ぐらないで欲しい。)と模索していた。なんと、これだけ明らかな話であるにもかかわらず、提出者3人が集められない。過半数を超えるかどうかは別である。が、これだけのことをチェックする動きが3人を集められないのが、今の京丹後市議会の現状である。

 採決は、賛成多数で可決された。しかし、立たなかった議員は、○議員、共産党3人、私の他に3人おられた。(承認をもらっていないので名前は出さない。) 苦しい思いと大きな決断で反対に回られたことと思う。(反対するとは予想していなかった議員もおられたが、終わった後、さわやかな顔をしておられた。)

 そして、立ちながらも断腸の思いだった議員もおられると思う。地元の施策が同じ補正に入っており、反対できないという話も聞いた。市民にお願いしたい。予算は一括して提案される。その中に大切なものが含まれていても、チェックせざるを得ないものが入っていれば反対して市民を代表して意志を示さなければならないのが議員の職務だと私は思う。否決になっても、再度補正で提案して、妥当なものであれば可決されてゆく。それで十分可能なはずだ。もちろん、問題の部分だけを除いた修正予算案を提起するのもよい。

 議員として果たすべきチェック機能をこのような考え方で止めてしまってはいけないのではないか。市民は、議員に思い切ってチェック機能を果たすように背中を押すべきである。もちろん議員が市民の声を言い訳にして判断回避していたら論外だが。

 さて、やっと本題である。「机上の空論と商品券」である。

  商品券1000万円の予算が適切ではないと私が考えている理由は、下記リポートに述べた。

  地域経済再生・支援緊急対策は単なるばらまきであってはならない 2007年8月15日(水曜日)

 このリポートの中で、1000万円使うのであればこのような形を行うこともできるという具体案を提示し、一般質問でも市長に提案したが、市長からも好印象の回答を得ている。

 1000万円、本当にお金を出して地域の商店を活性化させるなら、1ヶ月間、小さな地域の商店で購入した金額の10%を市が割り戻す制度も考えられる。もちろん、この場合、大手スーパーやホームセンターなどは除外する。1ヶ月間限定で1億円のお金が、ローカルの小さな商店で使われる。これはこれなりに、意義があり、若い人たちも、もう一度地域の魚屋さんやお肉屋さん、電気屋さん、文房具店で顔を合わせながら買い物をする楽しみを感じてもらえるかもしれない。そして、公務員の地元消費を徹底的に喚起する。

(私もまだまだ・・・。m(_ _ )m ) 

 <もう一度京丹後キャンペーン> である。

 一般質問での様子は、GoogleVideoで動画を見て欲しい。

 そして、補正予算の質疑で、多くの議員からこの商品券に質問が投げかけられたのだが、いくら、なんども指摘をされても、市長の答弁は机上の空論を繰り返していると私には感じられた。現実感がない。主婦の顔が見えない。市長の主張を見てみよう。

 ・市外の人に商品券を買ってもらえば、外貨が京丹後市に入ってくる。

→ 理論的にはそうだが、どうやって告知するのか、いくら売る設定なのか・・・。100万円?500万円?

 ・1万円の買い物が9000円でできたら、買わないつもりだった買いたい商品を買うはずだ

→ 今の市民の経済の状況を考えると、余分な買い物は控えて、その1000円を節約に回す人が多いと思う。1万円分の商品券で1000円安く買えると言うことは、キャベツ4つ分の節約。最大5万円分購入しても5000円のメリットで、どれだけの家庭が5万円もの先払いをしようと思うか、疑問がある。1億円分の商品券を発行して、正味消費が増加する金額をいくらと見ているのか?  1000万? 3000万? 5000万?。 私はひいき目に見て1000万の増加が見込めたら上出来だと見ている。市民の支出9000万円+割引分の消費1000万円+実質消費増加1000万円=1億1000万円ということだ。今度の商品券はおつりが出るのかどうか分からないが、帳尻合わせに、豆腐か値引きの入った小鰺をひとパック追加。これはあるだろう。

 市長のいう理屈はそういう側面もある。で、計画段階で検証・設定しなければならないのは、現実の話としてその理屈がどの程度実効性を持っているのかということである。おそらく、あの議場にいた人のうち、ほとんど全員が現実味がないと思っていたのではないか。5時間もの質疑を経て、21人が賛成の立場を明らかにしたにもかかわらず、賛成討論が一本もなかったという冷徹な事実が物語っていると私は思う。なぜ、市長は一歩引くことができないのか、不思議である。

 最後に、一つ、ご報告。私の一般質問において、市長が私の病院赤字額の訂正を求めた発言は、赤字の構造と規模を市長が理解していない完全な間違いであったことを早川リポートで指摘した。が、議会において、修正は最後までなかったことを付記しておく。私はあのような本質的間違いが訂正されずに議事録に残ることは、京丹後市議会として非常に恥ずかしいことだと思うが、仕方がない。歴史に刻んでおこう。

作成日: 2007/09/28


2007年9月28日(金曜日)

御意見箱に寄せられた意見の公開・非公開について

御意見箱に寄せられた意見の公開・非公開について 

 市民の方より、御意見箱に寄せられた意見の公開状況を調べて欲しいという依頼がありました。議会事務局を通して資料請求し、回答が帰ってきたので、お知らせしておきます。(使途に市民情報提供を明示してあり、公開されて当然のデータなので公開します。)

=======================================

 1)開設時より寄せられた意見の数などのデータ

                                                                 (平成19年度8月末時点)

H16 H17 H18 H19
寄せられた意見総数

190

332

314

149

     回答した意見総数

188

306

257

107

          Web上で公開した意見総数

150

223

214

92

          直接のみ回答した意見総数

38

83

43

15

     回答しなかった意見総数

2

26

57

42

          回答を求める内容ではなかったため

1

3

10

6

          特定の個人・団体への誹謗・中傷であるため

 

4

13

7

          投稿者不明で、公開も希望されていないため

 

4

13

4

          単なる「市への問い合わせ」であるため

 

2

3

          いずれの区分にも該当しないもの※

1

15

19

22

※ 既に回答したご意見と同様の内容で繰り返しの回答となるものや、議会運営に対するご意見などで市からの回答のできないもの等。

 

2)公開・非公開の判断プロセス(プロセスは、手順と担当役職を含む)
 ()ご意見箱への投稿の内容について、投稿方法ごとに、所管課(部長)が確認
    〇ご意見用紙・メール…「公開する・しない」の意向確認欄をチェック。いずれの明示もない

      ものについては、原則公開(用紙等でも明示あり)

    〇その他(電話・任意の様式)…公開等に係る投稿者の意向の確認できないものについては、

     連絡先等   ある場合、直接、投稿者へ担当者(主事)が確認

 ()公開・非公開の取り扱いについて、ご意見への回答に係る起案書とともに市長決裁3

3)公開・非公開判断の根拠となる内規等

 ご意見箱へ寄せられるご意見および回答については、原則公開としています。ただし、以下のようなときは、非公開とすることができることとしています。

   ^娶や回答の内容が個人情報にかかるとき。なお、この場合、当該部分を除き公開が可能な場合は公開する。
   意見等を提出した市民等が非公開を希望しているとき。
   0娶等を提出した市民等が、公開の有無について意思表示をしていないが、担当課で公表しないことが適当と判断したとき。

=======================================

 なお、担当する部課は、当初は総務部の秘書広報課でしたが、H18年4月の組織改革で、秘書広報課が市長直結(総務部から分離)の秘書広報広聴課として再編されています。

 

 さて、皆さんはこの状況をどのように読まれるだろうか。私は以前から議会で、公開・非公開(回答しない)の判断などは民間人も含んだ判定機関を設けてする方が、御意見箱が本来求められている公平性・透明性が確保できるのではないかということを提案してきた。特に、H17年度あたりからは市長のセクハラ問題に関連する意見が多かったのではないかと思う。これが単なるプライバシーで片付けられてしまっては御意見箱自体の意味、価値が下がってしまうだろう。

 

 取りあえず、調査結果報告です。

作成日: 2007/09/28


2007年9月27日(木曜日)

一般質問総括セ堽病院の将来

カテゴリー: - 早川まさてる @ 15時52分44秒

一般質問総括セ堽病院の将来

 順番が入れ替わりになるが、病院についての一般質問を総括しておきたい。

事前に示した私の考え

   一般質問の内容を深めるせ堽病院の将来 2007年9月8日(土曜日)

市長への質問

 シンプルに a)検討の方向性 b)今後のスケジュール を質問し、加えて、「公設公営で当面行い」と市長が述べている公営公設の中身(分院という考え方や、片方を診療所とする考え方を含むのか)と当面とはいつまでなのかについて質した。

市長の答弁

  はっきりした答弁は、「年度内に素案を出す」ということのみである。「当面」については、「逆に言えば、中長期の計画が見えるまでということだ」という答弁だった。

  私が質問したこと以外のことを長々と話されるので論点が見えなくなる上に発展性がない。非常に困る。

早川の総括

 私は、素案を年度内に出すと表明したことは、少し前進したと考えている。が、1年半前に終了した審議会で既に「破綻寸前」と表現され、その後市として方向性を出すべきだと答申があったにもかかわらず、1年半、先延ばししてきてしまったことが、問題の解決をさらに、さらにむずかしくしてしまったと考えている。現在行われている推進会議にしても、人数が少ない上に、市長サイドからは病院をどうしてゆくのがよいかを検討して欲しいというオーダーは少なくとも正式には出ていない。

 私は、市長から推進会議にできるだけ検討の方向性を示し、どのオプションが取り得るのかを出しやすくするべきだと思う。そして、そのA、B、C案のメリット・デメリットを年内に市民に示して欲しいと思う。そして、市の財政状況を勘案しながら、トップとして、どの案を選ぶべきかの選択を市民に年度内に示して欲しいと思う。

 しっかりした答弁が得られなかったのは、そういう検討ができる状況にもなっていないと言うことかもしれないと感じている。すぐにそんな案が出せるはずもないという事かもしれない。だから、もっと早くから取り組むべきだっただろうし、そういうことができる組織体制を組むべきだったと私は考える。

 定期試験が近づいてきた学生が、いよいよ試験が迫ってきて逃げ場がなくなり、親から怒られたら「あと1週間しかないのにできるわけがないだろう」と開き直っているような状況を彷彿とさせる。

 

 さて、私が質問したわけではないのだが、答弁の最初に市長は私が赤字総額を10億円と表現してることを何度も否定しておられた。しかしながら、驚くべき事に、市長は私が事前に示しておいた資料を見ていない(または理解していない、または??)上に、私が指摘している10億円の赤字が交付税算入分を含んでいるという致命的な認識を示した。病院の赤字の構造と規模を市長自ら理解できていないことを議場で示したと言うことである。

 ちなみに、厚生常任委員会で、市当局側から私が主張している10億円と同じ数字がはっきり語られていたことを確認している。

 下記の表を見て欲しい。

 http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/byuinakazi.gif

病院の財政状況についての軽い考察 2007年9月6日(木曜日)

 H18の単年度収支は▲7.86億円である。(資本的収支と収益的収支の合計) しかし、これは7.05億円の一般会計からの繰入金(カンパ)を差し引いた後の数値になる。7.05億円のうち、4.1億円は、国から交付税として措置されているので、7.05-4.1=2.95億円が身出しカンパとなる。ということは、▲7.86−2.95=▲10.81億円が本当の赤字額として浮かび上がってくる。下のグラフにおける「交付税算入以外を含めた累積赤字とはそういう意味の数字である。

 これだけ明白に、資料と根拠を示し、事前に質問内容を届けているのに、一体どうなっているのか情けないの一語に尽きた。加えて、どの解釈を採用するか(赤字額としてどの見方を採用するのが適切か)は別としても、病院会計と一般会計からの繰入、赤字の関連自体が理解されておられないという恐るべき事実に驚いている。

 市長の主張は明確な間違いであり、恐らく部長クラスが答弁で同様の間違いをした場合には、即座、または休憩後に訂正が申し入れられる。今回、今のところそれはない。スタッフは市長の間違いに気がついているはずだ。どういう展開になるのか、非常に興味深い。

 

 マイケル・ムーアのsickoを見てきた。涙が出てきた。こんな医療にしてしまってはならないと思う。医療関係者・行政関係者・市民は必見である。もちろん政治家は必須だ。市立病院の医師が私に日本の医療制度のよさ、もっと医療にお金をかけてもいいと言う話を繰り返しして下さっていたが、sickoを見ると、できるだけそうしたいと心から思う。

 GoogleVideoで動画を見て欲しい。見れば感じ取れるニュアンスがあると思う。市民の皆さんに、ちゃんと知って欲しいのだ。

 

作成日: 2007/09/27


2007年9月20日(木曜日)

一般質問総括ズすべきこととは何か

カテゴリー: - 早川まさてる @ 00時31分03秒

一般質問総括ズすべきこととは何か


 今日、やっと私の質問の録画が入手できたので、今日から9月一般質問の総括を始める。

 最初に、結論から始めたい。一般質問でも、最初の前置きの部分で、最終結論である「京丹後市政を継続・発展させるために今すべきこととは何か」早川バージョンを提示した。そして、〆眄 ∋楮の効果 9垪眄計画 せ堽病院の将来 と質問を積み重ね、結論である「今すべきこと」についての市長の見識を質した。

 結局、最終結論について、答弁らしい答弁はなかった。私は事前に質問内容を全て示している。当然手元にもコピーがあったはずだ。全く考えていなかったのか、全く考えがないのか、あわてておられたのか。。。 市のトップとして、問われるまでもなく、職員にも市民にも訴え続けなければならないテーマのはずだ。質問者として、市民として、議員として、非常に寂しい思いをしたことを述べておきたい。

事前に示した私の考え

   一般質問の内容を深めるセ埓継続発展の条件 2007年9月9日(日曜日)

私の提示した考え

  京丹後市政を継続・発展させるために今すべきこと

    1.連結決算を踏まえ、数億円の狂いはあっても、病院・上下水道・国保などを含めた財政の枠組みを示すこと。
    2.病院改革の方向性をできるだけ早く具体的に示すこと。
    3.活力ある職員の動きを育成し、急激な職員減に対応できる組織・意識改革を行うこと。
    4.施策の棚卸し・改革を全力で進めて、本質を掴んだぐっと心に食い込む施策を打つこと。
    5.なによりも、市民・職員・議員からの信頼を取り戻した市政とすること

市長への質問

 市長の考える「京丹後市政を継続・発展させるために今すべきこと」とはなにか。

市長の答弁

  「私は懸命に最善だと思う道を皆様の指導を仰ぎながらやっている。これをしっかりと引き続き歩むと言うことだと信じている。」

早川の総括

 私は、行財政改革の目標値が非常に軽く扱われていると感じた。施策の効果もチャレンジ型の事業に関して上手く行った事例が出てこなかった。市立病院についても残念な答弁しかなかった。今回の一般質問は、非常に残念な結果に終わったと思っている。

 GoogleVideoで動画をご覧頂きたい。

作成日: 2007/09/19


2007年9月14日(金曜日)

一般質問終了….

一般質問終了….

 一般質問が終わったが、近年あまり感じたことのない感覚が残っている。

 驚愕と徒労感と達成感とやっぱりという感じがごちゃ混ぜになったような感じであろうか。正直、疲れた。

 
 全般的には、他の議員さんの質問と私の問題意識が大きく重なってきているのを強く感じた。今まで、無会派ということで質問順位はラストかラスト2だったが、それまでの質問内容が重なることはめったになかったのだが、今回はほとんどの質問が重なりを持っており、私の質問の答弁らしきものが事前に応えられたりするケースがいくつか見受けられた。問題意識の方向性も概ね重なっていたと思う。他の議員さんのあとを引き継いで質問させてもらった部分もいくつかある。また、なるほど!と思ういい切り口で迫っている質問がたくさんあったような気がしている。

 今回の一般質問の目的の一つは、「くさび」を打つことだった。議論の足場としての(全部正しいわけではないにしても)プラットフォームの提起と共有は、進んでいる。(もちろん、私に影響されたなどといいたいわけではない。多少は貢献できたと思うが、時代の波の話である。)
 
 そして、驚愕した。詳しくは動画と共にお届けするが、行財政計画の目標数値のとらえ方が私と全く違う。恐らくほとんどの人も驚いたと私は思っている。行政改革の目標というものを捉える前提がひっくり返ってしまった。記憶では不正確になるので、テープ起こしをして正確に記述したいと思う。

 まだ任期中にできることはあるはずだという思いの中で、今きちんとしておかないと大変なことにつながる問題についても、私なりにできる限り冷静に心を込めて伝えようとしたつもりだが、徒労であったようだ。病院問題についても、悪役を買って出た部分もかなりあったつもりなのだが、きちんとデータも見ずに私がことさらに数字を悪く見せて誤解を広めているかのごとく言われると、なんだろうねぇと思ってしまう。

 実は、前向きの最後の一言を用意していたが、こりゃだめだと感じてやめてしまった。これが市庁舎の中で繰り返し起こっている現実なのだろう。

 ま、これはこれである。前向きに切り替えよう。

 今、我々がすべきことは、京丹後市政を全体から見る視点を持つことだと思う。人間に例えるなら、胴体が一般会計部分、右手が下水道、左手が上水道、両足が病院、頭が市の組織・・・・。(市の地域経済や市民の状況はちょっと置いておく)全部つながっている。全部大切である。全部大切にしたい。

 医師なら急患で運ばれてきたらまず全体を見るだろう。腹の中の血管が切れていて出血死で死んでしまったら、骨折を直そうが、やけどを治そうが、どうにもならない。足が壊死してしまっていたら、命を守るために足を切断するかもしれない。

 医師が診察をするように、京丹後市全体の状況を見極め、優先順位を付けながら治療しなければならないのではないか。右手の動脈が切れて血が吹き出ているのに、指の捻挫の治療をするだろうか。

 京丹後市の全体を見ている医師は誰なのだろうか。声をあげて欲しい。

作成日: 2007/09/14


2007年9月12日(水曜日)

職と職責と京丹後市議会

カテゴリー: - 早川まさてる @ 22時20分38秒

職と職責と京丹後市議会

 度肝を抜かれるようなことが起きる。安部首相退陣!である。

 この一連の流れについて、私はネット上でコメントするだけの情報は持たないのでやめておく。が、この国の将来を憂えてしまう。一体どうなっているのか。

 今日は一般質問1日目。良い話ひとつ。

 川村議員の質問の答弁の中で、市長は「当面公設公営を維持して、中長期的な方向性に関しては年度内に素案を示す」と表明した。私の質問の中で問う予定の部分だが(一般質問の内容を深めるせ堽病院の将来 2007年9月8日(土曜日))、一つ片付いた。私の質問では、この先にコマを進めよう。

 情けない話ひとつ。

 中西議員の「行財政改革推進計画と財政計画・総合計画の矛盾をどうするのか」という質問に対して、市長は「財政計画は行革推進計画を組み込んで作っており、矛盾はない。財政計画は定量的だが、総合計画は定性的で・・・・」。。。。

 相当注意して聞いていても言語明瞭意味不明というと失礼かもしれないが、論理構造が並外れている。行革目標数値よりも財政計画の数値がオーバーしている矛盾をどうするかの質問に、行革推進計画の数値を組み込んで財政計画ができているといわれても、300億円の予算には270億円が含まれている(例)といわれているようなもので、30億円超えている事の説明責任を果たしたとは、私は思えない。ポイントを押さえていないと、聞いているうちに質問が何だったか分からなくなり、煙に巻かれてしまうだろう。市民や議会に対して「わかりやすく」説明した方がいいと私は思う。私の順番までに、だれかさすがにチェックするだろうが、残っていたら、私が再質問する。

 森議員の質問で、今年度の自殺者が24人にもなっており、全国平均の2.4倍、大きく報道された1993年の22人(1年半の合計!)をも超えてしまっている状況が指摘された。私の知っている方も、先日亡くなられた。

 京丹後市の議員という職責を果たすということを、よく考えてみたいと思う。私も職にしがみつく気はない。しかし、職責は果たしたい。

 

インドネシアでM7.9の地震が発生。

2007年09月12日20時54分 http://www.asahi.com/ 

インドネシアのスマトラ島付近で12日午後6時(日本時間同8時)すぎ、強い地震があった。米地質調査所の暫定情報によると、地震の強さはマグニチュード7.9。震源地はスマトラ島南西部ブンクルの南西130キロ、震源の深さは30キロ

http://neic.usgs.gov/neis/eq_depot/2007/eq_070912_hear/neic_hear_m.html

http://neic.usgs.gov/neis/eq_depot/2007/eq_070912_hear/neic_hear_t.html

9/13 6:30追記  M8.2 に訂正。巨大地震がポンポン起きてくる。

作成日: 2007/09/12


2007年9月11日(火曜日)

袖志土砂崩れと雑感

袖志土砂崩れと雑感

 うーむ、市のHPを見てものってないし、京都府の道路規制情報にやっと土砂崩れ情報を見つけた。昨日、発災直後の現場を見てきたので、写真とビデオをアップしておく。借り物の携帯電話で撮ったら荒いデータになってしまった。

 ちょっと見にくいと思うが、岩盤の上の土砂が崩落し、上の方にはまだ残っているように見える。ネットがかけてあったが、ネットは伸びきり、道路に大きくかかってふくれている。安全に通行できるようにするには、土砂をどけるだけでは済まないだろう。私には見当が付かないが、目処や情報をせめて市のHPにはのせておいた方がいいと思う。このあたり(表示される地図の中心あたり)である。

 今、丹後半島は最高の風景が広がっている。行楽シーズンに向けて、一刻も早い復旧を期待したい。

 http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/F1000004.JPG  http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/F1000003.JPG   http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/F1000002.JPG

<規制識別情報>
規制ID:1142
<規制箇所情報>
路線情報:国道178号
規制箇所(始点):京丹後市丹後町袖志
規制箇所(終点):与謝郡伊根町蒲入
<規制内容情報>
規制制限内容:通行止め・閉鎖(災害のため)
規制理由:災害
事象内容:崩土のため
開始日:07/09/10(月)
開始時間:11:00
終了日:未定
178、R176、R312、R482を利用
迂回路有無:有
路線名等:R178〜網野岩滝線〜R482〜R178

  さて、私の一般質問用のまとめについての意見を何人かに聞くことができた。「現状の分析については、全く同感です。(当然 対処の方向性には、幾分意見を異にします。)」「特に間違いを指摘する部分も気が付きませんでした。」ということだったので、概ね、トレンドとして間違ってはいないと見ている。

 対処の方向性については、現状分析の共有の上に多様な意見が出されて止揚されてゆくことを期待しており、今回の資料と私なりの意見が「くさび」となり、前に議論が進んでいってくれたらいいと思っている。大づかみなトレンドの隙間をみんなの智恵が埋めてゆくようなイメージだろうか。

 明日から一般質問が始まる。いつも最後なので、練り上げるのは毎回ほとんど直前になっていたが、今回はほとんど準備が終わったようなリラックスした気分になっている。が、実はとんでもない。あのボリュームを30分以内にまとめるという難問が残っている。

 多分あの内容をじっくり話せば1.5時間コースだろう。これを1時間に納めるのは、小手先でできる。早口でしゃべるか、ちょっと枝葉を切ればいい。しかし、30分となると、なにか根本的なところを切り替えないと縮まらない。

 おもしろい話を聞いたことがある。以前も書いた気がするが、コストダウンを10%するという話はだめなのだそうだ。業者を叩けば済むので、本気で改善を考えなくて済んでしまうということらしい。30%カットを実現させようとすると、全く違う何かを生み出さなければできず、それができてしまえば50%カットも平気?にデザインできてしまうのだそうだ。

 私もあのまとめた内容にしがみついて、それを議会で「あたしががんばって考えました!」なんて披露して聞いてもらおうなんて考えたら一巻の終わりで、2番目ぐらいのテーマで時間切れが近づき、ばたばたになってしまうだろう。市長にも私のまとめの内容は既にプリントアウトして届けてもらっているので、それを前提に、どーんと飛んでしまってもいいかもしれない。(質問の趣旨を変えるという意味ではない。) といいつつ、具体的イメージはまだない。

 ものごとの発想でも、市政でも問題解決のプロセスは同じだろう。行くところまで行って行き詰まったら、発想をすぱっと切り換えて、世界観を変えるのだ。切り替わったら快感である。明日が見えてくる。

 


作成日: 2007/09/11


2007年9月9日(日曜日)

一般質問の内容を深めるセ埓継続発展の条件

一般質問の内容を深めるセ埓継続発展の条件

 やっと最終章である。お読みいただいている皆さんにも大変感謝している。もう少しだけ、お付き合い願いたい。

5.京丹後市政を継続・発展させるために今すべきこととは何か

 これが今回のメインテーマであり、これを言わんとするがために延々基礎的なパーツを積み重ねてきた。

 <京丹後市政を継続・発展させる>という言葉を聞いて、皆さんはどんなイメージを持つだろうか。

 市議会の質問でもあり、京丹後市ではなく京丹後市政としたが、これは概ね同じ意味と思って欲しい。京丹後市のための市政であり、個人や一部団体、一部企業、一部地域、市職員、市長、議員のための市政などはあり得ない、あり得てはいけないからである。

 <継続・発展>という言葉は、聞く人によってイメージはずいぶん異なるだろう。3つのパターンをイメージしてみる。

1)パターン1 財政破綻直行コース

<継続・発展>と聞いてこれをイメージする人はいないだろうが、現状のままではこのパターンになる可能性が高いと考えている。下水道も新規に着手し、病院を2つ維持して年間10億円の赤字を積み上げ、補助金を一律10%カットしながら1000万円単位で効果が疑問視される施策を進めてゆけば、平均的自治体よりも加速して悪くなると言っても間違いではないだろう。

2)パターン2 努力しつつも横並びずり落ちコース

今からかなりがんばって(通常の)改善しても上向きにすることは非常に難しいだろう。それなりに改善を積み重ねながらもどうしてよいか分からないまま、財政破綻手前までずり落ちてゆき、自治体健全化法案などによる国の歯止めに引っかかって指導・制限を受け、破綻までは行かないにしても、沈降してゆくパターン。

3)パターン3 破綻したつもりで必死で改革して浮かび上がるパターン

財政破綻したと自ら仮定して、抜本的な改革を短時間で成し遂げ、V字回復をねらう。(と、絵に描いたように行くわけではないのだが・・・。これを必死で模索しても現状維持ができたら良いぐらいかもしれない) 本気で取り組めば他が下がる分、必ず浮かび上がる。ほっておけばどちらにしても破綻・破綻手前となり制限が加えられてくるのだから、一歩先んじて自らを律した方があらゆる観点からみて合理的。(但し、市民・職員・議員等からの反発を受けても実行する力と状況と将来ビジョンを示す力が必要となる。)

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/kyotango-hatten.gif

 非常に重要なことは、「京丹後市の継続・発展」は誰も否定しないだろうが、どのパターンのイメージを持っているかによって、政策評価は異なってしまう」ということだ。1000万円単位のばらまき施策や、見るからに失敗しそうな施策でも、パターン1の世界の人ならOK、パターン2の人なら「うーん、、、、」と言いながらも賛成、パターン3の人なら「とんでもない!」となるかもしれない。前提が違うのである。だから、余計にかみ合わない。

 私は、パターン3で走るべきだと思う。必死でやってみるしかない。少なくともやろうとしなければならないと考えている。

 <今、京丹後市政を継続・発展させるために必要なことは何か> 早川バージョンである。前に進むために最低必要な条件だと思う。

 1.連結決算を踏まえ、数億円の狂いはあっても、病院・上下水道・国保などを含めた財政の枠組みを示すこと。
 2.病院改革の方向性をできるだけ早く具体的に示すこと。
 3.活力ある職員の動きを育成し、急激な職員減に対応できる組織・意識改革を行うこと。
 4.施策の棚卸し・改革を全力で進めて、本質を掴んだぐっと心に食い込む施策を打つこと。
 5.なによりも、市民・職員・議員からの信頼を取り戻した市政とすること

 あなたバージョンの<今、京丹後市政を継続・発展させるために必要なこと>を描いて欲しい。

 私のバージョンだけが正解ではない。


作成日: 2007/09/08


2007年9月8日(土曜日)

一般質問の内容を深めるせ堽病院の将来

カテゴリー: - 早川まさてる @ 16時37分51秒

一般質問の内容を深めるせ堽病院の将来

 病院を語る前に見ておきたい映画がある。マイケル・ムーアの「シッコ」である。10年の単位で地域の医療を成立させることをミッションとするならば、アメリカの動き(年次要望書)、国の動き、医療界の進歩と変化を読む必要がある。といいつつ、一般質問が終わるまでは全く身動きできないので棚上げ。

4.決断が不可避の市立病院の将来

  a)検討の方向性

  b)今後のスケジュール

 2日前に、「病院の財政状況についての軽い考察 2007年9月6日(木曜日)」で「合併したH16年度末の2つの市立病院の累積赤字合計額は▲24.92億円である。今年の<本当の>累積赤字額は▲42.73億円となる。H16年度の2倍弱である。5年後(中山市政1期目残り1年+次期4年)のこのまま推移した場合の予測値は、▲96.78億円となり、H16年度の約4倍である。」という重い事実を明らかにした。

 我々が今後のことを考え、判断するときに必要となる情報は、<いつまで時間的猶予があるのか>、<どのようなオプション(選択肢)が我々に残されていて、それぞれメリットデメリットがあるのか>である。

 同様の内容は、実は6月議会で既に聞いている。重ねて聞く理由は、この時点から前に進んだかどうかである。再度掲載しておこう。できればGoogleVideoの動画も確認しておいて欲しい。

病院はいつまでもつのか!連結決算から見た京丹後市の将来 2007年6月28日(木曜日)

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私は、3月議会で(それ以前にもだが)、「一体いくらの赤字額までなら病院を維持できるのか。その目安を示しながら進めるべきだ。」という主張を繰り返してきた。難しい話ではある。しかし、当然のことでもある。不可避のことでもある。

 この年間10億円の赤字を出すということはどういうことだろうか。もし、これがなければ、驚くべき事に4年間で無借金で光ファイバーブロードバンド+CATV(45億円)が各家庭までひけてしまうということだ。壮絶である。

 市長の答弁は、「病院がそうならないように懸命に取り組んでいる。昨年を底にしたい。状況は好転が見込まれる。病院についてはとにかくやっていかんといかんので、公立の形態の中でしっかり補てんをしながら、今はとにかくお医者さんの確保をはじめとして、経営が安定するようにやっている。」というものであった。プロの視点に耐えられる答弁ではないだろう。

 私は、「根性論ではない。やらなきゃいけないという話をしているだけではなくて、きちんと数字をあげて議論してゆくのがリーダーの役割ではないか。」と指摘した。

 GoogleVideoにアップした。6分ほどである。見て欲しい。心ある市民は、きちんと事実を見るべきである。

 質問内容は、シンプルに a)検討の方向性 b)今後のスケジュール である。もちろん現在2年目の総括の時期が来てしまった「医療改革改善推進会議」に何を求めているのか、具体的な病院の再配置のオプションや地域連携、選択すべき方向性について諮問?(諮問機関ではない)する、意見を求めるつもりがあるのかどうかも確認する。

 次回12月議会一般質問は、病院問題を集中的にやりたい。(が、まともに30分やると、3月議会での私の持ち時間がなくなってしまう。。。)

作成日: 2007/09/08


一般質問の内容を深める9垪眄改革

一般質問の内容を深める9垪眄改革

3.進行管理なき行財政改革と組織改革

  a)進行管理なしで放置されていた行財政改革の今後

  b)現在の組織の状況についての評価と今後

 京丹後市の行財政改革が立案されただけで、進行管理が全くなされていなかったことは、6月議会の私の一般質問で明らかにした。下記リンクで会議の開かれた日程を見てもらえれば一目瞭然である。内部の状況もある程度は知るだけに、個々指摘するのは非常に心苦しい。これを作ることに、そして、これを作れなかったことに苦しい思いを重ねた人たちがいるだろう。その努力には敬意を表しておきたい。

 京丹後市行財政改革推進本部 会議結果 のうち、 第12回会議の議事録は是非見て欲しい。

 読んでみると、行間に相当な含蓄があるのだが、象徴的な記述を抜き出す。

〔資料 ↓◆↓について、事務局から説明〕
〔本部員からの意見なし〕

〔次第に掲載している「(2)今後の進捗状況管理について」を事務局から説明〕
〔本部員からの意見なし〕

 この問題を「危機管理能力と当事者意識」という本質から見てみたいと思う。以下、今年6月3日の防災訓練での出来事である。

 訓練が概ね終了した時点から、6庁舎をテレビ会議で結んで総括会議?が行われていた。私(早川)は、ある市民局で後ろから見ていたのだが、市長か副市長の総括の途中で突然音声がとぎれた。パソコンの画面に小さく映っている各市民局のそれぞれの顔は動揺を見せず、無音のまま普通に時間が過ぎていった。あまりに気になり、私は局長に紙に書いてカメラに示すよう提案し、それが実現するかどうかの時に音声回復。

 私はこの場面に立ち会う中で、それぞれの危機管理意識、危機管理能力、当事者意識の状況が象徴的に示されたと感じた。(こんな細かい?出来事で深読みしすぎだと感じる人もいるだろう。ささいな出来事に危険を察知し、予防的に動くのが危機管理能力の基本である。民間なら怒鳴られるんじゃないかと思うが。)防災訓練は、何が起こるかわからない危機、トラブルに対処する訓練である。担当はもちろん、担当外も意識のアンテナを張り、共同協力補い合いながら状況に対処する訓練である。はずだ。あってほしい。担当がとか誰かがするだろうではなく、カメラの前で耳に手を当てたり、×印を手で作ってもいいから何らかの動きをして欲しかった。トラブルが起きていることはすぐ全体に伝わる。それが顔が映っているテレビ会議の良いところのはずだ。それぞれが補い合いながらセンサーを張り、身の回りにある全てを活かしながら状況に対応してゆく。それが危機管理の訓練だ。事前に書いた原稿をカメラの前で順番に読んでも訓練の意味はないと私は思う。

 この状況では、理事者も大変だろうとは思う。なぜそうなったかは別としても、この状況のままで行財政改革を進めてゆくことは極端に難しい。それは、行財政改革の本質は、「危機管理能力と当事者意識」だと私は思うからだ。計画の紙や進行管理に魂が、心があるのではない。「やばい」と気がついた人がそれをストップ・改善してゆけば改革は進む。それなしの計画や進行管理は、やっているふりをするための道具になってしまうだろう。項目の上で行革の実施率91.1%などと言っても意味はない。職員が「こんなもんでいいんだ」と思ってなおさら当事者意識のレベルを下げる結果になると私は考える。「大失敗した。私の責任だ。時間を大幅にロスして、一刻の猶予もない。明日から、いや、今日から死んだ気でトップ自ら突撃する」とでも言えば、多少はびくっとするかもしれない。

 市長には、「危機管理能力と当事者意識」という観点も踏まえ、行財政改革の進行状況についての見解を聞きたい。その切り口は、(1)持続可能で安定的な行財政運営 (2)市民起点・市民本位の改革とそのための職員の全庁的な意識の共有化 (3)行財政の仕組み変革 である。これらは、京丹後市行財政改革推進計画(集中改革プラン)の「計画策定の趣旨」そのものである。

 加えて、行財政改革推進計画状況報告書について、1)<心>が抜けていないか 2)計画全体の視点からの評価(人材育成、財政健全化(予算総額)、組織・機構改革、市民との共同推進など)が欠けているのではないか 3)議会・市民への報告 という観点から確認する。

 (「計画全体の視点」とは、京丹後市行財政改革推進計画が示す内容である。特に献據璽犬凌泙呂錣りやすい。細部の状況も大切だが、何をするためにやっているのかを忘れてはならないと思う。)

 

 次にb)現在の組織の状況についての評価と今後 についてである。これは、行革の一部でもあるが、極めて重要な意味を持っている。私は、必要な組織改革がほとんど進んでいないと考えているが、とてもそれを今回の30分枠で示すのは厳しい。2点に絞って市長に対して確認を行いたい。

 1)今年度中の組織・機構改革を行う考えがあるか。

 2)6月締め切りで集計された職員の退職希望状況と人事の時期。

 市長は、H18年4月からの組織改編の際に、行財政特別委員会での質疑で「この組織改編は本格的なものであり、今後4,5年通用するものである。」という趣旨の答弁をしている。(当時の担当部長は、それ以前に、私からの質問に対して、「京丹後市組織・機構編成方針を組み入れたものではなく、退職者分を市民局から引き上げる形の改変。1,2年後には変える必要がある。」と発言している。)

組織・機構改革の検討結果について→H18年4月から実施

3 組織改革の特徴
新しいまちづくりを実現するために本庁機能を充実強化
◆「総合戦略課」を新設
◆「海業水産課」に機能充実・改称
◆「丹後の魅力総合振興課」に機能充実・改称
◆「医療改革推進政策監」を設置
◆農業委員会事務局を大宮庁舎へ移転
◆ 「本庁」は事務事業を見直す中で、計画の立案、調整、政策の推進などを中心として行
反映できるよう、情報提供、情報共有の仕組みを充実し、広聴活動に力点をおく組織と
します。
◆ 「市民局」は窓口業務を整理する中で、市民にとってわかりやすく、身近なサービス
を中心に提供する機関として位置付け、ワンストップサービスを考えて現在の「地域総
務課」と「地域福祉課」を統合して「市民福祉課」とし、現在の3 課を2 課体制としま
す。
市民の声をより反映できる組織づくり
広聴機能を充実させ、市民の意見を行政に反映させていくという市
の姿勢を強調する意味をこめて、また、秘書業務の命令・決裁系統の迅速化を図るため
広聴、秘書業務を市長直轄組織とし、名称も「秘書広報広聴課」とします。

以上が今回の組織・機構改革案の検討結果ですが、このことにより、部は9 部から8 部1 職
(医療改革推進政策監を設置)となり、課は市民局の6 減と本庁の1 増1 減で、スクラップア
ンドビルドにより行政機能の効率化及び総合的な強化充実を行うこととするものです。

 

 組織改革は急務だが、実効性のある組織改革をしないと壊滅的影響を受ける可能性がある。上記の組織改革の評価をきちんとしないと始まらない。私は、この18年4月の組織・機構改革は、善し悪しは別として市民局を2課にしたことと農業委員会移転以外は軒並み上滑ったと見ている。

 加えて、4月1日からの人事をどのように行うのかは、特に部局長レベルの補充と部・局の数が非常に関連している。(過去の組織改革においては、部長級の数を減らせない=降格人事はできないという前提の元で部・局の数が考えられていた形跡がある。) そして、5月には、市長・議員の改選が控えている。

 来年度予算については、「法的な拘束はないがマナーとして骨格予算を組む」ということは、先日の議会で市長は明らかにした。組織、人事についての考え方を確認する。

 

 質問に組み込む余裕はないと思うが、下記グラフは再掲載しておく。保育所の年代別職員構成と人件費グラフである。私は6月議会一般質問において、51才以上の団塊の世代について退職者が増えると市立保育所自体が成立しがたい状況が生まれてくることを指摘し、人材の早期育成と中途採用も含めた保育士の新規採用を急ぐべきだと提案したが、市長は「グラフを見ると、まだ退職までに3,4年あるように見える。長くいてもらってその間に対処を・・」という趣旨の答弁だったが、状況はそれほど甘くない。その場しのぎを重ねるほど、問題は複雑化し、対処が難しくなることが多い。

   保育所 職員の新規・中途採用再開の必要性 2007年7月10日(火曜日)

保育所3

 京丹後総合サービスについても扱いたかったが、ギブアップ。2時間欲しい。

作成日: 2007/09/08


一般質問の内容を深める∋楮の効果

一般質問の内容を深める∋楮の効果

2.検討不十分に見える施策のあり方と事業効果

  a)東京出店検討から京の丹後屋、堀川通りチャレンジショップ、

   東京ファッションウィークと事業評価なしに連発される施策の効果

 この項目では、,埜‘い靴燭茲Δ紛砲瓩童靴靴ず眄状況に置ける施策のあり方について質問をしてゆく。

 私は、この3年間実施されてきた事業を見ていると、深い検討なしに始まった事業が地に足が付かないまま上滑り、きちんとした総括が行われないまま、次の事業に移行し、同じ失敗を繰り返しつつ、職員のマンパワーと財源・時間が消費されているように感じることが多い。(もちろん全てではない。だが、大きな予算で重要な分野ほど、そう感じることが多い。)典型的な流れが東京出店検討から京の丹後屋、堀川通りチャレンジショップ、東京ファッションウィーク」だ。9月の補正予算で検討される「地域経済再生・支援緊急対策」も同じように感じる。<地域経済再生・支援緊急対策は単なるばらまきであってはならない 2007年8月15日(水曜日)>

 市長は就任直後から東京へのパイロットショップ出店を強く進めていた。(東京という巨大な市場や中国等の海外市場を視野に納めておくことも大切なのはよく分かる。私も自分の足で裏路地も歩きながら確かめて来た。)が、現実的な諸問題や反対に直面する中で、方向性をネットショップに転換した。(これも方向性としては間違いとは思わない。)2年間実施後、今年度は「丹後ブランド発信事業委託料262.2万円」として、アミティのネット通販に統合して「地場産品の販売、総合的な情報発信等を行うホームページを作成する」事となった。そして、「京丹後ブランドチャレンジショップ運営事業補助金1600万円」で、京都市内の堀川通り商店街に出店した。これらをアミティ(理事長は中山市長)に委託するにあたって、市の若手職員が一人出向となっている。

 京の丹後屋は、初年度652万円(委託料450.1万円、調査研究にかかる普通旅費102.4万円))の予算を使い、売上額が185.1万円、18年度が550万円?(委託料456.1万円+その他事務経費等100万円?。丹後シルクブランド開発委託事業と合算で事務経費が333.7万円計上されており、金額で案分するとこうなる。シルクブランドは総予算762.1万円で丹後ファッションウィーク用男性シャツ10着(320万円)とちりめんニットリボン制作費用70個(442.1万円)である。)の予算を使って210.3万円の売上であった。2年間で概ね(委託費以外の部分がよく分からないが)1200万円の予算を使って売上総額が395.4万円であったということだ。

 堀川通りの「特産品ショップ ホッと丹後」の現状(8月31日まで)は7月が売上123.0万円(5日間)、8月が184.0万円であり、8月の販売数量ベスト10は、「いわしちくわ550,煮干し171,丹後街道せんべい116,焼き鯖すし91,果物600円91,ブロッコリー86,卵6個84,ジャージアイスもなか78,ジャージアイスカップ77,小鰺の佃煮74」である。予想通りの傾向ははっきり出ている。

 丹後ファッションウィークは、上記シルクブランド以外に「丹後ファッションウィーク開催委員会補助金500万円」として丹工さんの予算270万円と合わせて実施された。そして、今年度当初予算では、500×0.9(補助金一律10%カット)=450万円が可決された後、6月補正予算で開催地を東京にして行うことが提案され、690万円の追加補正が可決された。市の補助金は1140万円となり、開催委員会の予算は1400万円程度と聞いている。詳細は、「東京でファッションウイークをする意味とは 2007年6月19日(火曜日)」をご覧頂きたい。

 この項目では、市長のチャレンジ型施策立案の考え方、この3年強で実施したチャレンジ型事業で市長が上手く動いていると考えている事業について説明を受けた上で、上記の事例も踏まえながら、危機的財政状況に置けるこれからの新規事業のチャレンジを如何に育てるべきかの方向性を見いだしたい。(チャレンジ型事業とは、今私が思いついた言葉で、今までから継続してきていたり、行政としてやらざるを得ない事業以外の部分のイメージ。)

 私は、チャレンジ型事業は(財政破綻したら全くできないが)絶対に必要な施策だと思う。都会であれば、民間の動きが占める比重が大きいので必要性は低いが、田舎においては行政が抱える巨額の予算や事業が与える影響は比較にならないほど大きく、地域活性化における重要度は非常に高いと考えている。しかし、チャレンジ型事業はチャレンジ型事業の抱える宿命として、「10発打って何発あたるか」という側面もある。もちろん全部外したら話にもならないが、怖がっていても始まらないのである。

 私が考えているいくつかのポイントをざっと挙げておきたい。(書きながら自分で考えているので、たたき台程度と思っていただきたい。)

チャレンジ型事業推進のための基本原則 Ver.0.2

基本的な方向性を身の丈を踏まえて適切に選び取る。

  ・アジアへの市場拡大、デザイナーの卵に丹後ちりめんという素材を認知させる云々という基本的な方向性の部分。いずれやるべきことでも、今やるべきかどうかの判断、今やり始めておかないと間に合わないという判断が求められる。

  ・この部分のピントがはずれていると話にならないが、本当に大切な方向性や転換は初期の頃は多数の理解は得られない側面もある。トップリーダーとそのブレーン集団の政策立案能力、トップの決断力が大きく問われる部分。

 

実際の施策を動かすまでのリサーチと手法のレベルアップ

  ・リサーチや要の人材が見える前にあわてて走らない。

  ・施策立案の段階での組み方がその後の流れの多くを決めてしまう。先に結論があり、あとから正当化の理屈を付けるとそのフォローで猛烈な手間暇を喰ってしまう。やりたい目標の明確化とそれが本当に実現できる方向性を持った施策かをスタートする前に確認しておくべきだ。施策の苗が良ければ、良い成果が出てくる。「苗半作 2007年6月27日(水曜日)」

 

官が手を出しても弱い分野に手を出さない。

  ・今の官の人材は商売には向かない(と思う)。苦手な分野を仕切って失敗するよりは、得意な人たちを加速するやり方を取ることを考える。

 

徹底した成果の検証・外部評価

  ・失敗や批判を恐れない。そして、上司が責任をちゃんとかぶる。

  ・次を良くするために、徹底した検証を行う。(徹底しなくてもいい。とにかく検証する。)

  ・民間経営者も含めた外部評価も行う。

  ・行政風総括からの脱皮。議会などでの指摘に、その場が終わればいい?的な風土ではなく、より一歩進むために議論を積み重ねられる風土を創り出す。

 

年度単位の総括の罠にはまらない。

  ・年度単位で進んでゆく行政の事業は、上手く行っていないことが分かっていても止めにくい。決算は翌年の9月であり、翌年の予算は前年の12月あたりで概ね組まれてしまう。従って、良くないことが分かっていても次年度の予算に組まれてしまったり、撤収など機敏な対応がとれないケースが起きてくる。

  ・うまく行かないことがみんな分かっていて進めるなどは論外だが、年度途中でも修正が効く行政運営のあり方をトップが強いリーダーシップで創り出す。議会も協力する。

 地域経済再生・支援緊急対策については、以下の提案をしておきたい。

 1)京都府庁に理事者全員と議員全員で、丹後における公共事業のあり方と予算規模について陳情を行う。

 2)商工会発行の商品券補助金については、 一旦取り下げ、ローカル商店活性化に直接つながる企画として再起動させる。

地域経済再生・支援緊急対策は単なるばらまきであってはならない 2007年8月15日(水曜日)

1000万円、本当にお金を出して地域の商店を活性化させるなら、1ヶ月間、小さな地域の商店で購入した金額の10%を市が割り戻す制度も考えられる。もちろん、この場合、大手スーパーやホームセンターなどは除外する。1ヶ月間限定で1億円のお金が、ローカルの小さな商店で使われる。これはこれなりに、意義があり、若い人たちも、もう一度地域の魚屋さんやお肉屋さん、電気屋さん、文房具店で顔を合わせながら買い物をする楽しみを感じてもらえるかもしれない。そして、公務員の地元消費を徹底的に喚起する。

 3)地元銀行に理事者全員と議員全員で、地元企業支援、貸しはがし防止の依頼を行う。

 

(こんな内容で考えていたら、とても30分の質問時間には収まるはずがない。まずい。。。)

作成日: 2007/09/08


2007年9月7日(金曜日)

一般質問の内容を深める〆眄

一般質問の内容を深める〆眄

 9月3日のリポートで、「今回は、今までと違った形の質問スタイルをやってみようかと思っている。取りあえず、通告内容をご覧下さい。このリポートをご覧頂いている方には、何を言いたいか、概ねおわかりになるかと思う。そういうことである。素直に、素直に、この状況に市長がトップとしてどういう見識を持っているか、聞いてみたいと思う。」と書いた。読んだ方から「気になる」と言われた。今までと違った形の質問スタイルというのが気になるらしい。

 今回は、私の質問内容、私なりの考えや方策を事前にここに書いておこうと思う。その内容が否定されても肯定されても、それを足場により良い考えが示されても良い。今後の市政を考える一つのくさびになればいいと思っている。

 質問の基本的内容と構成、私の考えはHPで事前に明らかにして、この内容を前提として質問を行うことは、私の質問内容を確認しに来た担当部長に伝えてある。(と、書きつつ、14日金曜日が私の一般質問であり、それまでに書ききれるか・・・。がんばらねば。)

 もちろん一般質問でもあり、<市長の所信を質す>ものであるが、読者の皆さんも是非自分のこととして考えてみて欲しい。

1.連結決算から見た財政計画と大型事業のあり方
  a)連結決算を迎える中で、現在の財政状況への評価
  b)下水道会計への繰入金と公債費の将来
  c)内訳がなかった1099万円の物品管理システム(防災行政無線)

 一番目の項目では、財政的な側面から京丹後市の将来を考えてみたい。先ず、市長にa)b)を踏まえた見識を問い、私なりの考えを述べながら、やるべきと私が考えることを市長はどう考えるか、確認してゆく。c)は若干毛色の違う質問になるが、この財政状況下、看過できない問題なので、トップとしての認識を確認する。

 基本的な前提は、6月に成立した自治体財政健全化法によって、第三セクターも含めた連結決算で財政がチェックされる時代が来ているということだ。加えて、自治体財政を悪化させる要因の下水道と病院×2を京丹後市は持っている。財政の状況については、今までのリポートで私なりの整理をしてきた。(最後にリンクと一部グラフだけ再掲しておく。)

 市がやっと明らかにした5ヶ年財政計画において、行財政改革の目標値とのずれ(9.9〜29.1億円)が非常に大きい。行革の数値は「この計画どおりに進めないと、将来の京丹後市の財政は成り立っていかない」というミッションを持って作成されていたはずであり、これを超える場合には本当に必要な施策かどうかの確認と、確実な財源を示して行うことが必要である。行財政改革と財政計画の整合性について、議会に対してきちんと説明・議論を行う必要があると私は考えている。

 また、下水道、病院の企業会計は一般会計とは切り離されているが、それぞれ危機的な状況にあることはいうまでもなく、来年度末から一般会計との連結決算ベースで評価されることを考えると、緊急事態ともいうべき状況にある。

 下水道・病院会計については、財政計画においては繰入金の額のみで示されているが、これらの実態によって実際は大きく数値が変わってしまう。下水道については、1)新規を一旦停止し、既存下水道の延長と加入促進に集中した場合 2)新規事業もこのまま継続した場合 3)1,2の中間 の3パターンにおける財政計画を示し、病院会計については、1)公設公営で現状2病院 2)公設公営で1病院1診療所(既存診療所は除く) 3)その他民営化の現実的な選択肢 の場合について、大まかな予測財政計画を示すことが必要であると考えている。

 そして、連結決算を前提とした「第二次行財政改革目標値」を示すべき(示そうとするべき)であると考える。(現在の行革目標値では連結決算は考慮されていない。)

 c)内訳がなかった1099万円の物品管理システム(防災行政無線)については、「恥を忍んで報告 2007年7月2日(月曜日)」で報告したが、防災行政無線で各家庭に配布する受信機を管理する物品管理システム(1099万円)の内訳が6月議会可決後の私が確認した時点で存在していない事などが明らかになった。正式に指摘をしているにもかかわらず、現時点でこれについてのきちんとした対応はまだない。この問題は、議会と市との信頼関係に大きく関係する出来事でもあり、また、施策の内容をきちんと見ているか、細かい予算は厳しくチェックされていても大きな金額予算やIT関連がいいかげんになってしまっていないか、起こった出来事にきちんと対処(危機管理)できているか、などの問題を含んでいる。非常に重要で、かつ、象徴的な問題だと思うので、きちんと整理を付けておきたいと思う。

 1)配布する受信機につける番号をICタグを使って管理しようとしているが、従来のバーコードで十分であり、その方が使いやすく安価なはずである。そのために831万円(見積ベース消費税抜き)をかける必要はないと考える。

 2)戸別受信機情報入力端末としてノートパソコン1台47万2180円の見積となっているが、今の機器の価格からして、理解できる範囲を超えている。

 3)戸別受信機設定用ソフト(受信機の受信周波数などをセットするソフト)が19万円×5(見積ベース消費税抜き)となっているが、個別受信機14000台を3億1283万円で購入して、必要不可欠な設定ソフトが別売りで物品管理システムに入っていることが非常に不思議に思える。(100%おかしいという話ではないのかもしれない。が、納得しがたい。)

 4)京丹後市向け個別受信機管理ソフトが629万円(見積ベース消費税抜き)となっているが、入手できた納入仕様書を見る限りにおいては、特段何の難しさもない、アクセスで私が作っても半日から1日仕事(失礼)かと思える程度のソフトである。件数が多いとの説明もあったが、たかだか2,3万件で、滅多に更新はない。

 5)今回の指摘は、追加事業4.8億円のうちの、1099万円分についての話である。全体の見積、内容をきちんと精査し直しておくことが必要ではないか。

 6)今回の見積内容について、情報政策課は関わっていない。(と私は確認した。)専門知識が不足するなどの条件があるなら、各部・課連携してチェックすべきではないか。

 7)議場で配付された資料は1099万円の一部にすぎず、実際に購入される機器とは異なったカタログが配布されている。あり得ない話ではないか。

                                              (続く)

  お前は既に死んでいる?!財政5ヶ年計画 2007年8月15日(水曜日)

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/zaiseikibo070815.gif

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/zaityou-heizyun070815.gif

  多くの自治体では公共下水が首を絞める。京丹後も。 2007年8月19日(日曜日)

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/gesuizaisei-gurahu.gif

  経常収支比率94.5%が示すもの 2007年8月31日(金曜日)

  実質収支4.11億円黒字の意味とは? 2007年9月1日(土曜日)

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/H18kessan-zissitusyuusi.gif

  職員給与カットが財政に与える影響 2007年9月2日(日曜日)

 

  病院の財政状況についての軽い考察 2007年9月6日(木曜日)

 合併したH16年度末の2つの市立病院の累積赤字合計額は▲24.92億円である。今年の<本当の>累積赤字額は▲42.73億円となる。H16年度の2倍弱である。5年後(中山市政1期目残り1年+次期4年)のこのまま推移した場合の予測値は、▲96.78億円となり、H16年度の約4倍である

 http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/byouinakazi.gif

 

 

作成日: 2007/09/05


2007年9月6日(木曜日)

病院の財政状況についての軽い考察

カテゴリー: - 早川まさてる @ 02時11分45秒

病院の財政状況についての軽い考察

 病院の財政状況について、少しだけ整理しておきたい。(きっちり整理したいが、正直、私の素人分析の手に余る。会計監査報告も読んでみるのだが、危険な状況にあることは書いているが、いつまで持つのか、どの程度危ないのかは読み取れない。私の推測を出すのは怖い面もあるが、踏んばって出す。)

 下記は病院会計が抱える累積赤字の推移予測(早川作成)である。前提は、病院の体制、経営状況が今と同じということである。H18と同じレベルの経営状態が継続したとして、これから5年間でどうなってゆくのかを見た。

 H18の単年度収支は▲7.86億円である。(資本的収支と収益的収支の合計) しかし、これは7.05億円の一般会計からの繰入金(カンパ)を差し引いた後の数値になる。7.05億円のうち、4.1億円は、国から交付税として措置されているので、7.05-4.1=2.95億円が身出しカンパとなる。ということは、▲7.86−2.95=▲10.81億円が本当の赤字額として浮かび上がってくる。下のグラフにおける「交付税算入以外を含めた累積赤字とはそういう意味の数字である。

 http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/byouinakazi.gif

 合併したH16年度末の2つの市立病院の累積赤字合計額は▲24.92億円である。今年の<本当の>累積赤字額は▲42.73億円となる。H16年度の2倍弱である。5年後(中山市政1期目残り1年+次期4年)のこのまま推移した場合の予測値は、▲96.78億円となり、H16年度の約4倍である

 もちろん、各種の努力によって、このままの体制でも経営が好転する余地はあるだろう。今10億円の赤字になっているものを2億改善できたとしたら、H23年度の本当の累積赤字は▲86.78億円となる。が、本質的な差はない。

 私は(数値で確認したわけではない。市がきちんとそのめやすは議会・市民に示すべきだと思う。)、連結決算を迎える中で、このような累積赤字を罪続けることは不可能だと思う。また、可能であってもすべきでないと思う。自ら進退を決めることができなければ、一般会計も含めて財政破綻を迎える中、国・府の指導の中で「民間病院もあるのだから、やめなさい。無理でしょ。」で、閉鎖して終わるだけになるのではないかと危惧する。「市民の安心・安全は絶対だ」どころではない。

 今なすべき事は、一刻も早く市の財政的力量の中で確保できる最大限の市立病院のあり方を見定め(公立民営や指定管理者なども含めて検討し、どの場合ならどうなるということを市民に示すべきだろう)、市民のコンセンサスを取ることである。はっきり言って3年間(は言い過ぎだろうが、2年間は言っても良いだろう。)時間をロスしている。コンセンサスをとる時間をかけることを理由に、さらに決断を延ばすことはもっと悪い。時間をロスしてしまった責任を取ると言うことは、住民の医療環境をできるだけ確保するために、責められてもやるべき事をやりきることではないか。

 年間10億円の赤字と言うことは、1日300万円である。年内に方向を出したとしても、実施するのに最低1年はかかる。10億円である。そして、移行にかかる経費は何億円であろうか。そのお金を捻出する体力は残しておきたい。

 現在「医療改革改善推進会議」が設置され、病院についての検討が重ねられている。諮問機関ではないので市長から諮問はしておらず、「市立病院の経営改善について」を主に調査、研究してもらっており、その結果を取りまとめて市長に対して意見として提出していただくことになっているようだ。秋か年度内に提出される意見書がどこまで踏み込んだ内容になるか、私は本当に期待している。

    京丹後市医療改革改善推進会議 会議結果

 この会議の予算が提示されたとき、私は下記のような質問をしている。ご一読いただきたい。私は深い問題意識や設定を感じることはできなかった。誰がこの問題に不退転の決意で取り組むのか。誰もいないでは済まないだろう。それとも、なんとなく方向が出てきてなんとなく何とかなるものなのだろうか。

 H18.6.5 補正予算審議 医療改革改善推進会議について

○4番 早川議員 4番、早川です。市長おっしゃったとおり、医療は大変な問題になっているわけですが、設置目的についてよくわからないので、再度確認をしておきます。
先ほどのお話では、審議会の答申に書いてあったからという説明はあったわけですが、病院問題、医師確保も含めて大変な問題になっている中で、どのようなことがネックになっていてこの状況があり、それに対して、この推進会議を設置することによって、どのような面で改善が期待できるのかということが明らかになるべきだというふうに思います。ですから、一体今、医療の現場で何が、どこが足りないから事が進まないのかという問題が何であって、先ほど平林議員もおっしゃっていましたが、専門員と審議会と、この推進会議ですか、もう名前もよくわからなくなってきましたけど、この三つがどのような役割分担をするのか。それで、この推進会議の達成目標ですね、この推進会議をつくることによって、何を達成しようとしているのかということについて、とりあえずお伺いしておきます。

○今度議長 医療改革推進政策監。

○中村医療改革推進政策監 現在、医の分野で一番問題になっておるのは、医師の確保及び医療スタッフの確保ということであろうというふうに認識をしております。その中で今、早川議員からご質問ありました審議会、専門員、それと、この医療改革改善推進会議の委員ということでありますけども、専門員というのは日常的とは申しませんけども、週に何回か来ていただいて、適切なアドバイスを受けて、それを実際に医の現場で実施をしていくということだろうというふうに思っていますし、審議会につきましては、市長の方から医のあり方等について諮問をし、それに対して、具体的な部分も含め、総括的な立場でご意見をいただいたというふうに理解をしております。今回つくります医療改革改善推進会議でありますけども、これにつきましては医師の確保と市立病院の経営の改善を行うために、具体の内容でご意見をちょうだいしたいというふうに思っております。ご承知のように公立の病院、医師の確保、また医療スタッフの確保等についても随分と厳しい状況にありますし、経営内容についても非常に厳しい内容の中、それぞれの医療現場のスタッフ、頑張っていただいておりますけども、もっともっと考えていかなければならない部分が、我々素人の分野でなしに、専門的な見地からご意見をいただきたいということで、今回設置をさせていただきたいというふうに思っていますし、最終的にはやはり医のあり方、特に公立病院のあり方、また、ほかの民間の病院との連携の仕方等について、具体的な内容で、もっと深く掘り下げた内容でご意見をちょうだいする中で、市立病院等の経営健全化に向けての方針を出していきたいというふうに思っています。

○今度議長 早川議員。

○4番 早川議員 4番、早川です。今のお話ですが、その具体的な審査の方は厚生の方でされるということで、そっちでお願いするとしてですね、いずれにしても市長にお伺いしたいのは、この推進会議で何を問おうとしているのかですね。市長が当然問われるわけですから、何をここに問うのかということであります。私が非常に気になるのは、少ない職員で頑張っておられる中に、この推進会議もあり、審議会もありの中で職員が忙殺されて、本当に腹をくくって考えなきゃいけないところが、また推進会議で先送ってしまうというのか、やっているだけになるんじゃないかという心配をしておりますし、何を問うかということに絡んで、たった159万円です。先ほどの話では、病院をどうするかという問題も含めて専門の意見をということですが、159万円で、なおかつその視察の予算もついております。医療のプロなら、今さらみんなで視察に行くなんていう話ではないわけですから、審議会の延長のような予算の組み方を感じるわけですが、159万円の予算で本当にプロがやっているのか、そんな159万円で来てもらえるようなことでやれる程度の話を聞くのかどうか、ここらが、この設置の目的がよくわからないわけですね。ですから市長にお伺いしておきたいわけですが、何をこの推進会議に問われようとしていて、達成目標は何なのかということをお伺いしておきたいと思います。

○今度議長 市長。

○中山市長 先ほど部長が申し上げたようなとおりなんですけども、医療の課題というのは、何か一面的にとらえられるようなことではなくて、多面的な要素がいろいろあるのだろうと思います。それについてはさまざまな観点を踏まえて、この3月に審議会の答申ということでいただきました。これは、医師の確保の問題とか体制の問題、あるいは患者本位の医療としてどうあるべきかとか、機能分担の問題とか、あるいは保健とか福祉の連携とか、さまざまな観点から問題点と方向性を指摘していただいたということでございまして、こういった各様にわたるさまざまな課題について、今後、より技術的なレベルで、現実的なレベルで市立病院を中心に置きながら、具体的な取り組みとしてはという意味ですけども、やっていく上では、我々取り組みをする主体においても、さまざまな形の取りかかり方というのが当然求められるわけでございまして、そういう意味で、目標とか課題というのは審議会の答申ということでございますし、あるいは体制としてなぜ必要かということについては、これも我々だけでは当然、これは行政の立場からするわけでございますし、狭い意味でも広い意味でも行政の立場からすると、それに対して、専門的な知見を持っていただいた方が、半ば日常的にかかわりながらするスタイルと、そうじゃなくて、もう少し広がりを持って、きちんとした計画みたいなものをつくりながらアドバイスをいただくような形というのも、これは必要だということで、これは審議会の方からそういうことを諮問いただいているわけでございますし、そういう各次元のお力を結集しながらやっていきたいという、そういうことでございます。

<<他議員質問を挟む>>

○4番 早川議員 4番、早川です。今のお話をお伺いしまして、この位置づけ、やっぱりよくわからなくなってしまったんですね。一体この、市の方から主導的にするのでなくて、推進会議の方が主体的といいますか、そっちの方で考えて、言ってくるのを聞かせてもらうというお話だったわけですが、そうだとすると、市の抱えている問題について、一体どこが責任持って提起して、どこがやっていくのかというところ、また見えなくなってしまうという気がいたします。こういう推進会議でも、さっき政策監がおっしゃったようなスタイルもあるかとは思うのですが、これだけ切迫した問題だったら、やはり市としてはこういうふうなやり方をしたいが、例えば診療科目にしても、病院のありようにしても、こういうふうにすべきだというふうに、プロばっかりではないかもしれないけど、市の政策として、理事者の方向性という、こういうふうにしたいが、それをした場合に問題点はないか、もしくは改善する方法がないかということをプロに問うのであれば、まだわかるわけですね。ところが、推進会議の方でそういうふうに話をしてもらって、参考に聞かせてもらうなんていうスタンスで、ここから2年間ですか、これをやって、一体いつまでに何を達成目標、先ほどの話でも達成目標のお答えいただいていませんが、一体いつまで、どういう危機意識を持って、いつまでに何を達成しようとしているのかと。それに向けて、この152万円の予算で一体何をしようとしているかということがやっぱり見えてこなければ、やってることがたくさんふえるだけで、何も進まないということになるような気が非常にするわけです。ですから再度お尋ねしますが、こういう推進会議に、市としてはこういうふうな方向性を持って変えていきたい、やっていきたいのだが、それを問うという形ではなくて、推進会議は推進会議でいろいろ話をしたものを、主体的にやってもらったものを、話を聞かせてもらうというスタンスでされるということですか。

○今度議長 医療改革推進政策監。

○中村医療改革推進政策監 今の早川議員のご質問なり、ご指摘でありますけども、私どもといたしましては、あくまでもこういう格好で、こういう件についてご意見をちょうだいしたいということで、その意見の出てきたものに対して、市の医療行政の中で生かしていく。また、病院等々についても、あり方等についてのご意見を聞かせていただく中で、病院改革をより一層明確に、積極的に行っていきたいという考えでありますので、早川議員がおっしゃるような手法もあろうかというふうに思いますけども、現在のところはあくまでも、市の方はこれについて検討してほしい、また、こういうことについてご意見をちょうだいしたいという格好で進めていきたいというふうに思っています。ただ、会議の内容等については、委員さんの主体的な内容に任せていきたいというふうに思っています。

 


作成日: 2007/09/06


2007年9月3日(月曜日)

議会初日の様子と一般質問通告

カテゴリー: - 早川まさてる @ 20時16分47秒

議会初日の様子と一般質問通告

 今日は議会初日。昨年の決算、9月補正予算など、盛りだくさんの説明がなされた。決算については、説明の後、総括的な質疑のみなされ、明日の予算審査特別委員会で一日かけて質問がなされる。そして、特別委員会で分科会毎に審査。補正予算は説明のみで、質疑・採決は最終日。

 気になったのは、下水道関係で網野の処分場建設に関わる随意契約2.6億円の随意契約。他の議員から「管理棟の建物を作る内容であり、下水道事業団に随意するのではなく、地元の工事で発注ができるのではないか」という指摘があったが、なぜ事業団に随意なのか、私に理解できる説明はなかった。市長によると検討はしたらしい。いずれにしても、郷村断層の真上の土地であり、網野地区の下水道に着手すべきとは私には思えないので反対した。

 もう一つ、網野浜詰地区の浄化センター施設の増設随意契約1.7億円。これは、処理システムの部分であり、現在1072t/日の処理をしているが最大1500t/日なのでもう1セット増設するということなので、私も賛成。私は下水道には何でも反対と思われていたのか、意外な顔をしておられる方もいた。適切かどうかの問題である。既に作ってしまったものは、安価にエリアを増やして加入率を上げる以外の方向性を思いつかない。

 

 一般質問の通告を行った。私は無会派なので、順番は最後から2番目。松本経一氏と交代でいつもドンケツを仰せつかっている。総勢20名程度らしい。意外と少ない。

 今回は、今までと違った形の質問スタイルをやってみようかと思っている。取りあえず、通告内容をご覧下さい。このリポートをご覧頂いている方には、何を言いたいか、概ねおわかりになるかと思う。そういうことである。素直に、素直に、この状況に市長がトップとしてどういう見識を持っているか、聞いてみたいと思う。

1.連結決算から見た財政計画と大型事業のあり方

  a)連結決算を迎える中で、現在の財政状況への評価

  b)下水道会計への繰入金と公債費の将来

  c)内訳がなかった1099万円の物品管理システム(防災行政無線)

2.検討不十分に見える施策のあり方と事業効果

  a)東京出店検討から京の丹後屋、堀川通りチャレンジショップ、東京ファッションウィークと

         事業評価なしに連発される施策の効果

3.進行管理なき行財政改革と組織改革

  a)進行管理なしで放置されていた行財政改革の今後

  b)現在の組織の状況についての評価と今後

4.決断が不可避の市立病院の将来

  a)検討の方向性

  b)今後のスケジュール

5.京丹後市政を継続・発展させるために今すべきこととは何か

作成日: 2007/09/03


2007年9月2日(日曜日)

職員給与カットが財政に与える影響

カテゴリー: - 早川まさてる @ 12時01分04秒

職員給与カットが財政に与える影響

 その筋の人から連絡を頂いた。「決算を見るときに職員給与3.7%カットの影響は大きい」という指摘である。

 うーん、これは確かに大きい。市民からの指摘を受けて、経常収支比率や形式収支・実質収支を自分の体感情報に変換していなかったらそれほどは感じなかったかもしれない。しかし、今はその影響の大きさをひしひしと感じる気がする。

 試算してみたいと思う。まずH18.3.2議事録より市長の議案説明をピックアップする。

○田茂井議長 日程第21 議案第14号 京丹後市一般職の職員の給与に関する条例の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。提案者から提案理由の説明を求めます。中山市長。
○中山市長 ご説明申し上げます。
  本市の厳しい財政状況にかんがみまして、平成18年4月1日から1年間、一般職の給料、給料の調整額、時間外勤務手当、休日勤務手当、夜間勤務手当、管理職手当、期末手当及び勤勉手当について、特例を定め、それぞれ給与条例で算定された額から3.7%を減じて支給しようとするものです。
  また、別に、京丹後市一般職の職員の管理職手当及び管理職員特別勤務手当の支給に関する規則におきまして、管理職手当の支給率を一律20%カットする改正を考えているところです。
  これらの給与減額措置により、18年度におきまして全体で約3億2,620万円、一般会計だけで約2億2,910万円の人件費が減額となるものです。

 このほかに、議員5%カット、市長・副市長・教育長10%カット(議員と特別職はH19年度も継続。職員はH19年度2%カット)が行われている。また、この3.7%カットにした理由は、確か行財政改革の目標数値を実現するために割り算をして決めていたはずだ。
   本来の人件費×(100−3.7)/100=行革目標数値 ということである。(と記憶している。)

 職員給与カット分だけを見ると(予算ベース)2.29億円(全体が決算ベースで64.07億円)だから、もし、給与カットをしていなかったらどうなっていたかを見てみよう。市長ら特別職と議員のカット分を合わせると大体1800万円程度なので、給与カット分総額2.47億円として計算してみる。

 経常収支比率


            経常一般財源支出
    ―――――――――――――――-―――――――――――――――-―――
    経常一般財源収入+減税補てん債+臨時財政対策債

       187.17→189.64億円
     =――――――――――――――― × 100
       198.11億円

     =94.5 → 95.7(%)

    自由に使えるはずの金198億円のうち、本当に自由に使えるお金が10.9億円となっているが、人件費削減をしなければ、8.4億円だったということになる

 形式収支・実質収支

   形式収支は、入ってきたお金から出ていったお金を引いたらよいので、出ていったお金が人件費カット分だけ増えることになる。

    305.84億円−(300.43億円+2.47億円)=2.94億円

   5.41億円の形式収支は、職員人件費カットしなければ2.94億円であった。

 

   実質収支は、形式収支から翌年度に繰り越した(やり残した)事業の金額1.29億円を引けばよい。実質収支4.11億円は、職員人件費カットをしなければ1.64億円であった。

 ちなみに、昨日指摘した基金の取り崩しがある。

実質収支4.11億円黒字の意味とは?

 3)しかしながら、歳入(収入)の中には基金繰入金が2.37億円含まれており、これは貯金を崩して使った分である。言ってみるならば、定期貯金を崩して手持ちの現金にしたようなことであり、定期貯金を減らして手持ちの現金がたくさん残ったといって喜んでいるわけにはいかないのである。もし、貯金を崩さなかったとしたら、4.11億円−2.37億円=1.74億円となり、実質収支は1.74億円億円と見ることが出来る。実際の財政の状況はどちらで見るべきかは自明であろうが、そんな表記を私は見たことがない。不思議である。

 

 これを考慮に入れて、定期預金取り崩し分を差し引くとすごい数値が出てくる。(H19.10.14修正。引き算が間違っていた。下記数値を修正します。)

     1.64億円−2.37億円=▲0.73億円

 財産全体を視野に納めた収支(会社の会計では当たり前である。)では、7300万円の赤字決算となる。

 念のために付け加えておくが、このような状態だから絶対だめとか言いたいわけではない。基金を崩すこともやむを得ない面もある。しかし、こういう物の見方もきちんとしておくべきだし、職員・議員はもちろんのこと、市民も認識しておくべきだろう。

 このような財政状況であるならば、H19年度に行われつつある東京でのファッションウィーク1100万円、京都堀川通りチャレンジショップ1200万円(うち800万円は府の補助)、商工会の商品券割引分補助1000万円のような事業をH18年度に打つべきという判断になるのだろうか。私は同じ貴重な財源を使うのであれば、もっとすべき事業がたくさんあると考える。本当の赤字も出したくない。

 H18年度が財政状況が悪く、H19年度が良くなったという認識は私にはない。下水道、病院、ブロードバンド計画、経済悪化・・・。

 

 そろそろ夢の持てる将来の話をしたくなってきた。

作成日: 2007/09/01


2007年9月1日(土曜日)

実質収支4.11億円黒字の意味とは?

カテゴリー: - 早川まさてる @ 00時34分55秒

実質収支4.11億円黒字の意味とは?

 市民の方からの質問に見落としがあった。質問タイトルが「実質黒字4億1100万円」となっており、「経常収支比率95.4%とは」以外にもお答えしてみたいと思う。

 これも、実は私も以前から疑問に思いつつ、きちんと捉えていなかった。いい勉強になった。図を見て欲しい。

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/H18kessan-zissitusyuusi.gif

 例のごとく、決算付属資料とにらめっこしながら作っただけであり、参考書も指導者もいないのでおかしなところがあったら職員の皆さんのフォローを期待したい。

 1)H18年度の収入は305.84億円億円であり、支出したお金は300.43億円。引き算すると、5.41億円が残り、これが形式収支である。

 2)形式収支には、H18年度にやるはずで予算化したが、H19年度に繰り越した事業費1.29億円が含まれている。これを除いた4.11億円が実質収支であり、これがH18年度に節約できた?黒字分ということができる。

 3)しかしながら、歳入(収入)の中には基金繰入金が2.37億円含まれており、これは貯金を崩して使った分である。言ってみるならば、定期貯金を崩して手持ちの現金にしたようなことであり、定期貯金を減らして手持ちの現金がたくさん残ったといって喜んでいるわけにはいかないのである。もし、貯金を崩さなかったとしたら、4.11億円−2.37億円=1.74億円となり、実質収支は1.74億円億円と見ることが出来る。実際の財政の状況はどちらで見るべきかは自明であろうが、そんな表記を私は見たことがない。不思議である。

 4)H18年度は、他会計への繰出金は総額30.31億円であり、そのうち病院会計に7.5億円(当初は4.7億円。3月補正で2.3億円増額)、下水道会計に9.21億円(H19年度は平準化債を3.2億円使って6億円に減額)カンパしているが、これらの繰り出しの巨額の変動が「本当の実質収支」1.74億円に与える影響の大きさは計り知れない。例えば、許可団体になって平準化債3億円が使えなくなった場合、借金の返済はせざるを得ないので繰り出し金が3億円増え、1.74−3=−1.26億円であっという間に赤字転落になる。(もちろん、そうするわけにはいかないので、基金を限界まで崩して穴埋めすることになるだろう。)

 5)もちろん、必要があれば基金は崩して使えばよいのであり、減ることが全面的にだめという話ではない。が、市が先日示した5年間の財政計画における基金の減少グラフを見ると、私は相当な危機感を覚える。病院会計の赤字、下水道の借金返済の増加、簡易水道、国保などの状況は、これぐらいの貯金をあっという間に吹き飛ばすパワーを持っているのではないか。

お前は既に死んでいる?!財政5ヶ年計画 2007年8月15日(水曜日)

http://www.tango-hayakawa.net/modules/wordpress/attach/zaityou-heizyun070815.gif

 自分なりに読み込んでまとめていくと、非常に勉強になる。私は数字を記憶することは非常に苦手で、自宅の電話番号と自分の携帯番号と3.14159ぐらいまでしか連続した数字は受け付けない。が、一度自分で組み立てた論理の構造と流れは忘れてもすぐ再構築できる。それにしても1800ページの9月議会資料は分厚い。

作成日: 2007/09/1


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