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2008年2月28日(木曜日)

スタバでグランテを飲みながら

カテゴリー: - 早川まさてる @ 08時18分36秒

スタバでグランテを飲みながら

 人と会いに京都に来た。遅い時間だが、京都の若者たちがスタバにたむろするのを観察しながら、原稿を書いている。

 なぜ、グランテを飲んでいるのか。(厳密に言うと、ラテのグランテらしい。グランテを注文しようと思っていて、エスプレッソに砂糖が入っていなくてミルクが入っているのをと言うと、ラテだと言われた。グランテとはサイズを意味する。)

 単純明快、サイズについては、「グランテ」以外を知らないからだ。何故、「グランテ」という暗号のような言葉を知っているのか。それは、「スタバではグランテを買え!」という本を読んだからである。(一応、書いておくと、エスプレッソはよく飲む。最初の頃は、店員さんが心配して、「小さくてすごく濃いいのですがいいですか」と尋ねてくれた。最近は、顔に緊張が走らなくなったのか、言われなくなった。)

 今日はちょっと変わったことをしてみようかと、フタを開けて、置いてある蜂蜜をたらし、シナモンをかけてみていたら、若い店員さんが近づいてきて、「大丈夫ですか。溢れませんか。言っていただけたら泡を少なめにさせてもらいますよ。」と声をかけてくれた。動作がぎこちなかったのだろう。砂糖の入っていないのをくれと言ったのに、蜂蜜を入れている自分に罪悪感があったのかもしれない。

 で、本題である。何故、スタバではグランテを買うのかである。

 ラテの普通サイズ(なんて言うのか知らない)は360円。グランテは410円で倍のサイズになる。倍のサイズなのに値段はたった50円しか違わない。店にとっては割に合わないのではないかと思えるのだが、店側から見ると410円に含まれているコストは、場所代・機器・人件費などが大半であり、原材料費は微々たるものだ。普通サイズからグランテになっても原材料以外のコストはほとんど増加しない。となると、売上が360円よりも410円に増加した方が店の利益は増加する。だから、手軽な追加料金で大きなサイズを提供しているらしい。また、消費者もわずかな追加料金でたくさん飲めるのだから、利害は一致する。

 なるほどなぁ。。。である。この本は、よく売れているらしくて、大きな本屋さんでは手にはいる。(私が買ったときは売り始めた頃でどこにも置いていなくて、ネットで買った。)他にも、ヒントになることがたくさんある。お勧めだ。

 この本に、小児科診療のことが書いてあった。ずきっとした。子供たちの医療を無料化すると小児科医療が崩壊するというのだ。小児科のお医者さんたちが深夜の診療などで疲弊しきっていることは、皆さんもご承知だろう。医療が無料になることで、ちょっとしたことでも、また、深夜の(高い診察代の)時間帯でも気軽に病院に行くことが出来る。そうすると、ますます小児科医は勤務状態が過激になり、疲弊しきってやめてゆく。結果として、我々は小児科を失うことになるというのだ。

 風が吹けば桶屋が儲かるというようなレベルの話ではない。現実の話だ。

 アドバルーンなら、「医療は無料!」と言っていればよいのかもしれない。しかし、本当に必要な医療を子供たちに確保する政策選択は、こういうこともきちんと踏まえ、トータルでの最大利益を導かねばならない。現場のデータと想像力、直感と感性、そして知恵と工夫が必要なのだと思う。答はある。

 さっきから観察している40人からの深夜のスタバの若者たちはほとんど移動がない。が、ミルクの泡は残っているが、グランテが空になりかけている。そろそろ出発しようと思う。

作成日: 2008/02/27


2008年2月25日(月曜日)

7才から辞書を引いて頭をきたえる

カテゴリー: - 早川まさてる @ 22時12分22秒

7才から辞書を引いて頭をきたえる


 街頭演説で体が冷え切り、飛び込んだ本屋さんでおもしろい本を見つけた。

   (大宮です。平積みしてあった。いいねぇ。このセンス。)

 「7才から「辞書」を引いて頭をきたえる」
    立命館小学校教頭 深谷圭助  すばる舎 1500円

 出版社/著者からの内容紹介

本書では、子どもたちが辞書を引きながら「語い力」「読む力」
「書く力」「考える力」などといった「学力に結びつく力」を身につける方法を
豊富に紹介しています。
 小学校低学年は「言葉の吸収力」がピークに達する大切な時期であり、学ぶ意
欲も非常に高いため、「きっかけ」さえあれば、子どもは楽しみながら学んでい
きます。
 子どもたちは、国語辞典を「知っている単語探し」「入り組んだ漢字調べ」
「百科事典の代用」といったさまざま用途で使ううちに、「答えを見つける面白
さ」の虜になっていきます。
 こうして「学ぶ習慣」を身につけるなかで、メキメキと「語い」が増え、教育
漢字を含めた「1945字」の常用漢字を「読み書き」できるようになっていくので
す。このため、本が好きになり、漢字字典、植物事典、百科事典などもむさぼる
ように読みふけるようになります。学習面においても、自分で調べ、検証する習
慣が身につくため、考える力がグングン伸びていきます。
 一冊の辞書から始まる、子どもの可能性を最大限に引き出す学習法を、今スグ
に試してください。次に伸びるのは「あなたの子どもの番」です! 

 とにかく衝撃的なのは、子供たちと辞書の写真だ。付箋紙が怒濤のように張り込まれていて、ぶくぶくにはち切れそうになった辞書。これを小学1,2年生が楽しそうに見ている。ははは。なんと、ここまでできるんだ。すごいとしか言いようがない。

 私も中学の頃、辞書に赤線を引きながら使っていて、その赤線が増えてくると、なんだかうれしくてバラバラ見ては知っている単語に加速的に線を引いていった記憶がある。付箋紙を貼って増えてゆくのは、とても楽しいことだろう。

 子供たちの貼る付箋紙の数が100枚を超えた頃から、辞書を引くスピードが速くなるそうだ。そして、500枚を超える頃には、おもしろくておもしろくてやめられなくなっていくようだ。

 大人の感覚からすると、子供たちに勉強をさせているように感じるかもしれない。しかし、本来子供たちには遊びと学びの区別はない。大人がやりたくない<勉強>にしてしまうのだろう。

 小さな子供を持つ方、そして、先生方は、是非この本は、読んでみて欲しい。親御さんは、是非してほしいと思うだろう。先生方は、この大変な忙しさの中で、無理ではないかと思われるかもしれない。しかし、これが実現したら、恐らく授業が無茶苦茶楽になるのではないだろうか。そして、楽しくて仕方がなくなるのではないだろうか。

 もちろん、現場の先生や親御さんたちと研究をした上でであるが、私はこういう教育を京丹後のすべての子供たちに提供したいと思う。国が言っていることについていっても、ほとんど100%だめだと思う。(もう少し正確に言うと、国の言っていることはなかなかいいことも多い。が、それを理解した上で、それを実現するための、京丹後の子供たちに応じた手法を見いださねばならないのだ。)もし、本当に取り組めたら、恐るべき勢いで子供たちが変わり始めるだろう。

 そんなことを考えていたら、楽しくて仕方がない。財政破綻を回避して、なんとかこちらの世界に走り込みたいと、痛切に願う今日この頃である。

作成日: 2008/02/25


2008年2月21日(木曜日)

骨格予算をよく見ると

カテゴリー: - 早川まさてる @ 23時48分30秒

骨格予算をよく見ると

 3月議会では、平成20年度の予算が提案される。しかし、この予算は4月に市長選挙を控えているために骨格予算となる。

 市のホームページでは、予算の審査過程(財政課・総務部長査定集計額)が公表されている。市長査定も終わっているが、予算本体は議会運営委員会で予算書が配布されるまで公開されないことになっている。従って、正式の骨格予算はまだ分からないのだ。

 この部長査定段階の骨格予算、ざっと見てみたのだが、私は非常に怖い思いをしている。骨格なのだから、新市長が決まり次第、補正予算で政策を実現してゆくことになるのだが、その財源が見えてこないのだ。21年度の予算を組むとしても、本当に厳しい状況になるような気がする。

 いくつか気がついていることを指摘しておこう。(但し、これは総務部長の査定段階で、市長の最終査定で修正されているかもしれない。現在公表されているデータからチェックポイントを指摘していると思って欲しい。)

 1)骨格予算総額が286.6億円で、昨年比1.6億円(0.6%)減。(ほとんど本予算並み)
 2)基金からの繰入額が既に12.4億円で6%増。(これで骨格??)
 3)必ず入ってくる地域振興基金3億円が入っていない。
 4)公共下水道事業特別会計繰出金が6.1億円から5億円に減額。(平準化債を増額した結果。)
 5)ブロードバンドネットワーク事業(13億?)は、入っていない。
 6)この予算が骨格として扱われるべきかと思うものが入っていたり、逆に骨格に入れておくべきものが落ちているように思える。

 19年度決算で、財政調整基金がいくらになってくるかによるだろうが、6月9月の補正予算の財源がどこにどれぐらいあるのか、私は不安としか言いようがない。

 加えて、19年度の病院会計で、一時借入金が19億円程度(推定値)になるという予測がある。18年度は15億円である。4億円の悪化だ。本来、出来ることなら病院会計が悪化したなら、その分ぐらいは一般会計からの繰出を増やして累積赤字増加を食い止めたいところだが、その余裕は一般会計にあるとは思いにくい。

 ばらまき施策の財源などどこにもない。(20数年前、北海道の別海パイロットファームをテーマに卒論を書いたのだが、当時で億を超えた借金をしている農家は、息子に高級外車を買ってやっていた。実感を超える借金をしてしまうと、正常な判断は働かなくなるのだろう。同様の事は、国家財政、自治体財政にも起きているように思える。)このままの延長で4年間財政が持つことは、私には想定できない。

 これから市議選・市長選に向けての動きが活発化するだろう。ばらまきは、ばらまいてもらえる人にはとてもうれしい。しかし、ばらまける状態にあるのか、市の本体は持つのか、今、市を再生する、いや財政破綻させないためには何をすべきなのか、市民の皆さんにはきっちり見極めてもらわなければならない。本当に危険な状況にあると私は思う。

作成日: 2008/02/21


2008年2月20日(水曜日)

職員の皆さんへ

カテゴリー: - 早川まさてる @ 21時50分46秒

職員の皆さんへ

 先日、こんな出来事があった。皆さんはどう思われるだろうか。

 京丹後市の審議会は、その会議の議事録はホームページで公開されている。これはなかなか良いことで、一歩進んだ評価点だと思う。ある審議会の答申について調べていたのだが、<答申案>はきちんとホームページから見ることが出来た。しかし、正式な<答申>が無い。多分添付するのを忘れているのだろうと思って、担当課に問い合わせると、以下のような返事だった。

 「審議会の審議過程を載せることになっているので答申は載せていない。」翻訳すると、<答申案>は審議過程だが、<答申>は過程ではないということだ。私は、びっくり仰天ひっくり返った。(もちろん、比喩的に言っているのであって、実際にひっくり返ったわけではない。のけぞった程度のことである。)

 特定の担当課を指摘している話ではない。<答申>がのっていない審議会を少なくとも2つ確認しているし、理由を聞いて2つとも同様の返答を得ている。偶然ではないだろう。

 原点に戻ろう。一体なんのために手間をかけて審議会の過程を公表しているのか。それは、市民の血税を注いで、そして審議委員の皆さんの貴重な時間を注ぎ込んでくださっている審議会の中身を市民の皆さんに共有してもらうためだと私は思っている。もし、そうなら、その審議の総決算とも言える<答申>を市民に公表しないというのは、何ともおかしな話だと、少なくとも私は思う。

 では、何故このようなことが起きるのだろうか。

 恐らく、市民に情報提供するという<目的>が最初にあったはずだ。それを実現するために審議過程を議事録にしてホームページに公開するという<手順・やり方>が決められる。そして運用する際には、その<手順・やり方>に沿って作業が行われる。本来、何が<目的>であったかをきちんと踏まえて<手順・やり方>が行われたら、<答申>は審議過程ではないからのせないなどという判断は起こらないはずだ。しかし、<手順・やり方>を<目的>化して、そこしか見ないようになってしまうと、笑い話のようなことが起きてしまうのではなかろうか。

 厳しい話だが、笑い話では済まない事例を挙げておこう。京丹後市の人件費(といっても臨時職員さんたちのものしか対象になっていないが)を削減することが<目的>で、一つの<方法>として人材派遣サービス会社を検討することを決定したら、その<方法>が本当に成り立つのか、人件費の削減に役立つのかというきちんとした検証なしに、人材派遣会社を設立するということが<目的>化してしまった。設立した結果として、人件費削減どころか増加になってしまっていたりする。(元の賃金に1割の管理コストを加えた額が人材派遣会社への支払いとなっている。)

 (我が議会でもいくつか事例があるのだが、時節柄、省略させてもらう。)

 もちろん、トップがきちんとしなければならないこともたくさんある。しかし、職員の皆さん、よく考えて欲しい。あなたの身の回りに、あなたが気がついて直せばよい本末転倒があるのではないですか。気がついて放置しているおかしな事があるのではないですか。
 私は、危機管理能力というものは、大きな事件があったときの話ではなく、日常のちょっとした異変やトラブルの芽に気がつく能力とそれをなんとかしようという意識の上に成り立っているものだと思う。

 
 昨日、イージス艦が漁船をまっぷたつにしてしまった。それ自体が信じがたいことだが、もっと驚くべき事はその情報が首相に届くまで2時間かかっていたということだ。危機管理体制として論外だろう。
 市においても、現場で起きた危機的な出来事の情報がトップにすぐ届くかどうか、いや、届いているかどうかを見れば、危機管理体制、いや、それ以前の問題として組織が組織として成立しているかどうかは推測できる。

 施策を考え、京丹後市の色々な部分のフタを開けては、びっくり仰天してフタをあわてて閉める今日この頃である。
 

作成日: 2008/02/19


2008年2月19日(火曜日)

♪シャイヨール国際メンバーによるフランス音楽の夕べ♪

♪シャイヨール国際メンバーによるフランス音楽の夕べ♪

 お知らせです。3月1日に音楽会が大宮で催されます。国際交流を兼ねた事業で、秋にも同じ流れでフランスからメンバーが来られて交流されるそうです。是非、ご参加下さい。

日時:3月1日(土)19:00開演(18:30開場)
場所:大宮織物ホール2階
入場料: 1,500円(学生1,000円)ワンドリンク

来日メンバー
芸術監督:ミカエル・ディアン
歌:セヴァン・マヌキアン
ギター:トーマス・ケック
バイオリン:サオリ・古川
ピアノ:ダヴィッド・サリアモナス

主催:NPO法人音楽のまちづくり
共催:ハーブとスローフードのまちづくり
事務局:0772-62-5994

チケットお取扱
宮田音楽堂62-0427
しるくろうど68-0475
モリノ72-0744
淀徳書店62-0801
マルヨシ書店62-0483

♪フランスシャイヨール国際フェスティバルメンバーとの交流会♪
3月2日(日)OPEN 5:30  START 6:00
開場:久美浜カンツリークラブ 2階レストラン
入場料:大人 2,000円 子供 1,500円(コーヒー、ケーキ付き)
主催:NPO法人音楽のまちづくり
協賛:久美浜カンツリークラブ

お問合せ:久美浜カンツリークラブ
TEL:0772-82-0460
〒629-3422 久美浜町湊宮

作成日: 2008/02/19


2008年2月18日(月曜日)

京都市長選挙。なんと・・・。

カテゴリー: - 早川まさてる @ 01時05分13秒

京都市長選挙。なんと・・・。

 先ほど、京都市長選挙の結果が出た。予想通り門川氏が当選されたが、なんともすさまじい投票結果となった。

 市民の中に何かが起きているのだと思う。投票率の低さも驚きだった。村山氏の善戦も影響は大きかっただろう。職員の不祥事や、出口の見えない生活の苦しさも影響したに違いない。

 候補者の出しておられたマニフェスト概略版を見た。何故こんな結果になったか、(後出しじゃんけん的ではあるが)何となく分かる気がした。市民の見る目は成熟してきているのだろう。

 先日から、街頭での演説を開始した。ろれつが回らないし、何をお伝えしたらいいのかまだ迷いがあり、短い時間で話そうとするとなかなか上手く行かない。それに雪の中は強烈に寒い。が、それでもひとりふたりと外に出てきてくださって聞いていただけたときのうれしさは何物にも代え難い。

 2,3日もすれば、多分慣れて来るとは思う。それまでは、訳の分からない話の展開になっていてもお許し頂きたい。選挙まで、残り2ヶ月となった。1ヶ月が議会で消えることを思うと、既に終盤かもしれない。

作成日: 2008/02/18


2008年2月13日(水曜日)

マニフェストと公約

カテゴリー: - 早川まさてる @ 01時33分52秒

マニフェストと公約

 マニフェストを見せて欲しい、詳しい公約はまだか、という声を頂いている。作りたいと思いながら、正直なところ、なかなかに苦しんでいる。まずは、マニフェストとはどういうものか、Wikipediaから引用しておく。

Wikipedia マニフェスト 

従来の選挙公約とは異なり、何をいつまでにどれくらいやるか(具体的な施策、実施期限、数値目標)を明示するとともに、事後検証性を担保することで、有権者と候補者との間の委任関係を明確化することを目的としている。つまり、いつ(実施時期)の予算(目標設定)に何(具体的な施策)を盛り込んで実現させるのかを明文化するものであり、必然的に政権を取り予算を制定し行政を運営することが条件となるため、「政権公約」という訳があてられ、定着しつつある。

[編集] 要件

マニフェストには、次のような効果が期待される。

  • 現在の政治が抱える問題点を明確化する。
  • 美辞麗句を並べた宣伝活動に終始しない、実行可能性が担保された政策を提示する。
  • 有権者の政策本位の選択に資する。
  • 公約を掲げ当選した候補者または政党による施政の事後評価を可能にする。

そのために、マニフェストには次のような要素が盛り込まれる。

  1. 執政に対する基本理念、および今後必要となる政策を検討する。
  2. 個々の政策について、その目的と実施方法、期限、財源などの指標を明確にする。
  3. 期限や財源などが必要な政策については、判断の基礎となる具体的な数値等を算定し、目標数値を設定する。
  4. 事後評価可能な形で策定し、専門知識を持たない一般有権者にも解りやすい表現で明文化する。
  5. 選挙前に公表し、配布する。

さらに、マニフェストを掲げ当選した候補者には次のような政策運営が求められる。

  1. 当該マニフェストに沿って執政する。
  2. マニフェストに不具合が生じたとき(マニフェスト策定時点において策定根拠となる基礎データに誤りがあった場合や、予期されない状況の変化など)には、有権者および関係機関に状況を説明し理解を得るといった対応が求められる。
  3. 事後、マニフェストに掲げた個別政策の達成具合を評価し、公表する。

 今まで、折り込みの議会報告やブログで、これらに相当する基本線はお伝えしてきたとも思う。これらを整理して、財源を示してゆけばよいとも思うのだが、病院がどうなるかだけで、財政的な面は億の単位で大きく変動する。基本的には、新しい施策の財源どころではない。厳しく言うなら行革をきちんとやりきった後でなければ、1000万円の財源を示したところで、結局財政調整基金を取り崩すだけのことだ。

相反するニーズにも応えてゆく必要がある。2つの軸で整理してみた。

(論外)

 

簡単でわかりやすい

 

(理想的)

 

D

A

 

表面的でばらまき

本質的で自立型

 

C

B

 

(??)

 

詳しく歯ごたえがある

 

(やりたい)

 地域を歩いてみるのだが、これまでに折り込ませてもらったチラシは驚くほど読んでいただいているようだ。2万2千枚程度は折り込んでいるから、5人に1人が見てくださっても4000人からの方が読んでくださったことになる。あれだけの内容で、細かい字なのだから、ある意味、驚異的な成果を上げている気もする。

 同時に、「字が細かすぎる。」「ほとんどの方が読まない。お金の無駄だ。もっと簡単に分かる内容で、大きな字にした方がよい」という指摘も、繰り返し頂いている。前回のNo.9は、必死の思いでビジュアル系に走ったのだが、それでもであった。

 ○○やります!という公約なら「簡単でわかりやすい」方向性も可能だが、マニフェストとなると、「詳しく歯ごたえがある」中身となる。誰がどれだけ読んでくれるのか、効果(選挙にとって)があるのかという声も聞こえてくる。

 安心・安全のまちづくり、医療を確保、福祉の充実、と「表面的でばらまき」(ちょっと言い過ぎですね)でも、うけのよい路線を走るのか、きちんと改革の方向を示し、出来ないことは出来ないと伝えて、「本質的で自立型」の戦略を示してゆくのがよいのか。。。私のやりたいのは、圧倒的に後者である。

 本質的で自立型の方向性を目指した内容を、いかに簡単でわかりやすく示すのか。出来るだけ頑張ってみようと思う。

 納得できた市民の方には、1人でも多くの方に、あなたの想いを伝えていただきたいと思います。色々な状況にある市民の皆さんにメッセージを等しく届けるには、気がつかれた方のお力添えが絶対に必要です。あと3歩、前に進みたいと思います。


作成日: 2008/02/13


2008年2月10日(日曜日)

選挙というものを考えると

カテゴリー: - 早川まさてる @ 23時59分09秒

選挙というものを考えると

 不思議な問い合わせの電話がかかってくる。いや、正直、驚いてしまう。「○○を副市長にするということで支援の約束を交わしたと聞いたが本当か?」「○○と手を組んだらしいが、それなら絶対に支援しない。」「○○と政策協定を結んだというのは本当か?」云々。。。まあ、当事者がひっくり返るような話を考え出して流してくださる方がおられるものだ。今後も何か妖しげな話があったら教えて欲しい。きちんと対処させてもらおうと思う。

 「気を悪くしないで聞いてくれ。先日、ある人が「早川は惨敗する。間違いない。」と教えてくれたが、大丈夫か?」などという話もある。これに対しては、「そういう話をする人は、全くのしろうとが適当に言っておられるか、政治に詳しい人が、ある意図を持って話されているのではないですか。それなりに詳しい人は、どんな候補でも普通にしていれば6:4にはなるとおっしゃるケースがほとんどですよ。」とお答えしておいた。

 それにしても、本当に気になるのは、市がどのような状況にあり、どのような選択を市民はしてゆくのかという議論がなかなか聞こえてこないことだ。これが一番大切なことではないのだろうか。候補者がどこに住んでいるとか、誰が支援しているとか、(もちろん利権が絡む支援については気になっても当然だろう。)情報の一つとしては大切だと思うが、もっともっと市の将来について気にしていただきたいと思う。そして、自分の頭で考えて欲しい。この選択は間違いなく、これからのあなたの人生に大きく関わる結果になる、と私は考えている。

 先日、財政にかなり詳しい立場の人と話をしていたのだが、その中で、共通認識になったのが、「20年度の予算は立てられるだろうが、21年度の予算は立てられないのではないか。きびしいと思える。」ということだ。もちろん、立てられないと言うことはなくて、様々な事業をやめて、補助金もガンガン切り下げ、人件費も赤字予算にならない範囲までカットすれば、どうあれ、予算は立つ。20,21年度で見えている大型事業では、ブロードバンド20数億にはなるであろうし、工業用地で20億は必要だろう。下水道の繰り出し金は億の単位で増加してゆく可能性もあり、私も絶対にやらなければならないと思っている火葬場の建設もある。もちろん、病院会計に対して、民営化・指定管理か公立のまま維持するにしても、38億の累積赤字、15億円にも及ぶ一時借入金の縮小に向けて、何らかの財政援助は逃げ場がないところであろう。

 下記のブログで、概ねその厳しさは見てもらえると思う。

  お前は既に死んでいる?!財政5ヶ年計画 2007年8月15日(水曜日)

  多くの自治体では公共下水が首を絞める。京丹後も。 2007年8月19日(日曜日)

  経常収支比率94.5%が示すもの 2007年8月31日(金曜日)

 2日ほど前、市長選に関連して目玉が飛び出るような情報が入ってきた。切に願うことは、京丹後市を良くするために物事が組み立てられて欲しいと言うことだ。市民の暮らしは本当に厳しい。そして、崖っぷちの枝に引っかかった京丹後市を引っ張り上げるのは至難の技であり、残された時間はもうわずかしかないと思う。いずれにしても、事実を語り、政策を語って欲しいと思う。市民をなめるなよと言いたい。

作成日: 2008/02/10


2008年2月5日(火曜日)

家計の苦しさで進学をあきらめさせたくない

カテゴリー: - 早川まさてる @ 22時46分53秒

家計の苦しさで進学をあきらめさせたくない

 市民の家計が逼迫(ひっぱく)しているように感じる。そして、子供の教育にかかる費用は、どんどん増加しているように感じるのは私だけではないだろう。

 懐かしい話だが、合併直後の6月議会で以下のような一般質問をしている。奨学金についてだ。

H16.6議会


○15番 早川議員 今の議論の中で、問題点のあるものを即改善できるものもあれば、検討できるもの、もしくはもっといい案も含めて検討しなければいけないものがあると。それに取り組まれるという市長の姿勢が明らかになったというふうに考えております。
  この中で、私もいくつもいくつも言い始めるときりはないんですが、言っておきたい事例がいくつかあります。時間も限られておりますので早口になるかもしれませんが、少し言わせていただきますと、例えは奨学金、今まで旧町の段階では、例えば5万円貸与、後で返さなければいけない奨学金を含めて存在しておりました。現在は、高校生に5千円か6千円でしたか、それから大学生、専門学校生に月1万円あげるだけの形の奨学金になり、年間1,200万円のお金が使われております。しかしながら、これの大きな問題点というものは、1万円もらったから大学に行けるようになる子といないだろうと。既に行ける子が1万円小遣いもらって携帯代に消えるのか、飲み代に消えるのか、いずれにしても有効な使い方かもしれませんが、行ける子が少し小遣いがふえるだけの施策であります。我々が今しなければいけないのは、家庭が本当に苦しくて、本当だったら大学に十分行って勉強してもらったらいい子が家庭の事情が行けない。その子たちが大学に行けるようになることに投資すべきではないか。年間1,200万円もお小遣いにというと語弊がありますね。生かされている分もあるかとは思いますが、使い方として適当かどうかであります。現実に高校の先生から伺ったところでは、「おい、お前らもらえるものあるで、もろとけや。」といって申請を進めていた事例もあると、確認しております。

 先ほど、市のHPで、京丹後市奨学金選考・検討委員会の答申(案)を見た。
  


4 委員会における議論
(1) 貸与制度は、経済的な理由で進学を断念しなければならない生徒に対し、一定
の金額を貸与することにより進学が可能となる等の反面、現在の社会経済状況で
は償還金の返済が滞る等、徴収が大変困難なものとなるので貸与制度は難しいと
思われる。
また、地元に帰ってきたら5割ないし全額を免除ということも検討したが、学
生に負担になることも考えられる。
(2) 給付制度は、アンケートの結果等を見ても現在の給付制度が役に立っているこ
とがうかがえるので給付制度が妥当であると考えられる。

 かなりショックを受けている。現在の社会経済状況では償還金の返済が滞るから難しい? 給付金はあげてしまって回収する必要がないから、確かに償還が滞ることはない。単に基金が毎年1200万円減少するだけだ。

 この問題は、もう少し調べてから、再度取り上げる。あなたはどう感じるだろうか。

 作成日: 2008/2/5


2008年2月4日(月曜日)

お医者さんを守るということ

カテゴリー: - 早川まさてる @ 00時40分13秒

お医者さんを守るということ

 1ヶ月ほど前、高校時代の同窓会があり、参加してきた。昔の写真を見つけて持っていったら(私は卒業アルバム委員をしていた)自分の昔の写真を見たある人物が、「昔はかつらかぶってたのかな」と言って皆爆笑。四捨五入して50になるおっさんたちが集まって、メンバーが引くギターの伴奏で昼間っから中華料理店でフォークソングなど歌っているのだから、多分周囲のお客さんは引いていたと思う。

 終了後、2人の医者とコーヒー+チーズケーキで色々と医療の話をした。一人は、厚生労働省の研究班?で開発中の抗ガン剤の承認をやっている。もう一人は、神戸の下町で本当に生活が厳しい人たちの医療を担っている町医者だ。

 町医者先生がぼそっと言っていた。「若い頃は、夜中でも急患を見ていたが、もう身が持たない。建前は24時間OKだが、患者さんによっぽどの時以外は朝まで待ってくれと頼んでいる。患者さんもよく分かっていて、待ってくれているよ。」なるほどと思った。これもありだと思う。彼はそういう信頼関係を下町で作ってきたのだと感じた。

 1月31日の朝日新聞で「自治体病院 医療の泉 枯らさぬ工夫こそ」という伊関友伸氏の投稿を見た。
http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-5635.html 一部引用させてもらおう。


一方、問題解決に取り組むことが、地域再生の契機となる可能性も感じている。
兵庫県丹波市では、母親らが結成した「県立柏原病院の小児科を守る会」が、「お医者さんを守ることが、子どもを守ることにつながる」と、子どもの病気について学び、本当に必要な時以外は休日や夜間の受診を慎もうという運動を展開中だ。その結果、深夜の小児科の患者数は大幅に減り、医師の負担は軽減されているという。
 
千葉県山武地域では、「NPO法人地域医療育てる会」が、医療関係者と一緒に、住民への啓発活動や若手医師の研修を手伝う試みをしている。医療を提供する側の事情を理解した住民の行動は、医師の退職を防ぎ、病院の経営を改善し、地域医療の底上げに貢献するだろう。

 私も子供の喘息では、夜間にお世話になったことがある。喘息は休んでいるとき(副交感神経が優位なとき)の方が出やすい傾向があるようで、様子を見ていて夜中になって発作が激しくなり、しまったと思ったこともたびたびある。苦しそうな子供を朝まで待たせるのは忍びがたい。これは手に負えないなと思ったときに駆け込める救急は、必ず確保しておきたい。しかし、子供の発熱やかぜに対処する方法などをきちんと学び、電話相談を活用することで、夜間受診はかなり押さえることが出来るだろう。

 お医者さんを守るというと、僭越な気もするが、お互いの状況を尊重し合い、市民が地域医療を守り育てる、医師に感謝を伝えることなども、これからの地域医療を考える上ではとても大切な視点ではないだろうか。

作成日: 2008/02/04


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