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2007年6月12日(火曜日)

体罰と教育

カテゴリー: - 早川まさてる @ 23時51分19秒

体罰と教育

 携帯電話から知り合いの声。「あんた、知っとるかえ?引野教育長がテレビにでとったで。京丹後市でいじめがあって、先生がビンタして、辞表をだしたっていっとったで。」

「いじめ許さん」全員に体罰 辞表の先生、保護者が慰留 京都

http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya060903.htm

 体罰を加えたことをわびる教諭に、教諭の熱意を正面から受け止めた児童と保護者。京都府京丹後市の市立小学校で、「クラスメートへのからかいをやめなかった」とクラス全員に体罰をした男性教諭(28)が辞表を提出した。しかし、保護者のほぼ全員が辞職の撤回を求める署名を提出。思いとどまった教諭は謹慎処分が解けた8日、児童らと互いに謝罪し、きずなを深めたという。市教委は「近年、学校に理不尽な要求をする保護者が増える中、教諭の熱意が通じたのでは」としている。

 詳しい状況を確認したわけではない。自分なりの考えをネットで表明するのは早計かもしれない。が、どうしても一言自分の責任において書いておきたいと思う。

 人を説得する、何かを伝えるときに、自分が安全なところにいて評論しても伝わらない。もちろん、その表現は場の状況と力量、色々な要素で変わってくるだろう。しかし、本気の姿勢は伝わるものだと思う。

 「 市教委などによると、教諭のクラスでは1人の男児の外見を一部児童がからかい、他の児童も黙認する状態だった。教諭は「(次にからかったら)みんなをたたいて教師を辞める」と注意したが、今月4日、再びからかいがあったため、「ここで放置すると、いじめに発展しかねない」と判断、からかわれた男児を除く全員のほおを平手打ちした。」ということだ。

 「(次にからかったら)みんなをたたいて教師を辞める」と言ってしまったことの妥当性は少し気になるが、その後の行動は、自分を守るための自己正当化や逃げではなく、正面から自体に向き合っていたように感じる。もし、逃げていたら、それこそ子供達にとっても致命的な影響があったかもしれない。

 よく、保護者のみなさんも踏んばってくれたと思う。色々な想いもあるのだろうが、このことがPTAにとっても、子供達にとっても、大きな糧になるに違いないと思う。

ここで、3たび、「国家の品格」から引用する。

 P.126 父の教え
「私にとって幸運だったのは、ことあるごとにこの「武士道精神」をたたき込んでくれた父がいたことでした。父からはいつも「弱いものいじめの現場を見たら、自分の身を挺してでも、弱い者を助けろ」と言われていました。
 父は「弱い者がいじめられているのを見て見ぬふりをするのは卑怯だ」というのです。私にとって「卑怯だ」と言われることは「お前は生きている価値がない」と言われるのと同じです。」

「父は、「弱い者を救うときには力を用いても良い」とはっきり言いました。ただし5つの禁じ手がある。一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん。二つ、大勢で一人をやっつけちゃいかん。三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん。四つ、武器を手にしてはいかん。五つ、相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめなくてはいかん。「この五つは絶対に守れ」と言われました。しかも、父の教えが非常に良かったと思うのは、「それには何の理由もない」と認めていたことです。「卑怯だから」でおしまいです。」

 P.128 卑怯を憎む
「私は「卑怯を憎む心」をきちんと育てないといけないと思っています。法律のどこを見たって「卑怯なことはいけない」なんて書いてありません。だからこそ重要なのです。(中略)ある国の子供たちは、「万引きをしないのはそれが法律違反だから」と言います。こういうのを最低の国家の最低の子供たちといいます。「法律違反だから万引きしない」などと言う子供は、誰も見ていなければ万引きします。法律で罰せられませんから。大人になってから、法律に禁止されていないことなら何でもするようになる。時間外取引でこそこそ株を買い占めるような人間がどんどん生まれてくる。」

 誰が体を張って子供達に伝えるかである。特に京丹後市においては、市長のセクハラ事件を発端に、最低の品格状態に入っていると私は感じている。もし、本当に先生が体を張って子供達に伝えようとしていたにも関わらず、それを形式的な見方で切って捨てるような結果になっていたとしたら、子供達の心に何を深く刻み込むことになったか、恐ろしい想いすらする。

 もう一つだけ加えておこう。暴力よりも人を縛る方法もある。大人がそんなことをやっていたら、子供達がどんな育ち方をするか、言うまでもないだろう。

 「体罰」だとか言葉になってしまったものではなく、事実を見定め、そこからリスクを背負って自分の考えを立ち上げてゆくこと。これがひとつの<生き抜く力>であろう。教育者の皆さん、そして市民の皆さん、そして、議会の皆さん、がんばりましょう。踏ん張りどころです。

作成日: 2007/06/12


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