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2007年6月19日(火曜日)

東京でファッションウイークをする意味とは

カテゴリー: - 早川まさてる @ 23時56分14秒

東京でファッションウイークをする意味とは

 あと1週間で6月議会が終了する。最終日26日には、一般会計や各種会計の補正予算の質疑・討論・採決がある。さて、どうしたものか、悩んでいる。

 昨年の企画を覚えておられるだろうか。

  丹後ファッションウィーク

  京丹後市報道資料

  網野まちなかウォーク(ファッションウィークと同時開催)

 丹後織物工業組合が270万円、市が補助金500万円を出して実行された。

 そして、3月議会に平成19年度当初予算として、「丹後ファッションウィーク開催委員会補助金450万円」が提案、採択された。内容は「丹後ちりめん生地の洋装化をはじめ多角的な展開を支援するため、ちりめん生地の高付加価値化試作商品の開発・展示会等の取組を行い、丹後からちりめん情報を全国に多彩に発信する」というものである。500万円×0.9=450万円と、律儀に補助金10%一律カットが適用されているのがほほえましい。

 そして、6月議会。平成19年度予算の第一回補正予算として、690万円!が提案された。
(当初予算が可決された3ヶ月後に当初予算の1.5倍もの補正予算が組まれるというのはなかなか理解に苦しむ。開催地が東京になるということは、別の新規事業として提案された方がすっきりすると私は考える。)

【補正の必要性】
 丹後ファッションウィークの開催について、次の2点を柱に事業が拡充されることを
 受け、その所要額を追加するもの。
・産地外への情報発信力の強化
・将来のデザイナーが学ぶ服飾学校との連携強化

【当初からの変更点】
・開催地の変更  京丹後市内→東京都内
・提携校の増加  1校→3校
・制作作品の増加 30点→45点(1校あたり15点)
・事業の追加 産地業者と学生の交流支援
 産地業者が提携校に出向き、丹後織物についての講義を行う。生徒へのアンケート
 調査等から意見集約を行い、報告書にまとめて産地へのフィードバックを行う。

 開催委員会が主体であり、市が補助金を1150万円出す形になっている。が、事実上、市がリーダーシップを取っての企画であると思われる。

 前向きに考えてみよう。服飾を学ぶ学生さん達が丹後ちりめんに触れ、頭に刻み込んでくれることは非常に良いことだと思う。対象学校が増えることもいいことだと思う。産地業者との交流もいい。丹後で開催して地元の人しか見ていないよりは、東京で外部の人に見てもらえた方が確かにいいかもしれない。

(服飾関連学校での交流・認知企画に内容を絞り込めば、コストパフォーマンスは非常に良くなる。学校に3年間反物を無償配布してなじんでもらい、ちりめんを活かしたアイデアに賞金を出しても、1150万円から見ればたいした金額にはならないだろう。これなら、十分賛成できる内容だと考える。やるべきであろう。パフォーマンスは効果があれば別だが、効果のないレベルのパフォーマンスを大枚はたいて打つ意味はない。体力を消耗する。ましてや行政のやるべき事ではないだろう。)

 次に、この企画にかかるコストを考えておきたい。丹後織物工業組合分がいくらになるか私は調べていないが、市の補助金1150万円(市の一般財源のみ。国府の補助金はない)とあわせると概ね1500万円程度が予想される。これに加えて、市職員、関係業界の方達が事前の打ち合わせ、当日等の宿泊交通費+人件費云々となると、見えないコストもあわせると2000万円前後の企画になると予想する。また、この企画をすることによって出来なくなる企画(予算面、マンパワー)があることも、コストというよりは政策選択の問題として認識しておく必要があるだろう。

 詳細な企画の内容、予算案がまだ示されていないので、よくわからないのだが、東京で企画会社にイベントを委託するとすると、(我々にとっては巨額の予算だが)一体どの程度インパクトのある企画になるのか、効果の面でもかなり厳しい話ではある。

 丹後ちりめんの業界は、今、ものすごく苦しい状況にある。なんとか何かを打ち出したいという想いはよくわかる。しかし、こういう企画は今までから何度もしてきて・・・という声も聞こえてくる。この京丹後市の状況の中で、本当に市がやるべき企画なのか、市民の理解が得られるのか、業界が本当にこの企画を望んでいるのか、1150万円を単費で出す重みの中で、良く検討するべきだろう。

 補助金10%カットの中での1150万円は、1000万円のイベント補助金一割カット11.5個分、100万円の補助金1割カット115個分、10万円の補助金1割カット1150個分である。市民や職員が苦しみながらカットしてかき集めた1150万円の重みを感じさせる施策であって欲しい。私はこのことを切に願う。

 行財政改革の一貫として、事務事業評価をきちんと行い、次年度の企画を立ててゆく方向性にあることは、実行されているかどうかは別として間違いない。今回の企画についても、昨年の評価をきちんと行い、今年東京で行う中での獲得目標を明確に示し、業界が本当に望んでいることは何かをきちんと掴みながら提案することが求められるだろう。

 賛成か反対か、修正案か。市民への言い訳・議員への猫だましのような付帯決議か。(付帯決議でちゃんとしてとお願いしても、やってしまえば同じ事だろう。)またまた議員の見識が問われるだろう。私も協力してくれる議員さんと一緒に3月議会で修正案2発(3月補正の修正案は提案前に市長が蒲井・旭の温泉掘削補助金を撤回して終了。19年度予算案は修正案提案して玉砕。)連発しており、6月議会も修正案を出すのは結構○○である。しかし、多くの市民の目は間違いなく厳しい。

作成日: 2007/06/19

追記:2007/06/28 00:25
 450万円+690万円=1140万円である。上記1150万円は、1140万円の間違いです。情けない・・・。


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