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2007年7月3日(火曜日)

脳内汚染からの脱出

カテゴリー: - 早川まさてる @ 10時23分24秒

脳内汚染からの脱出

 <脳内汚染からの脱出>という本を読んだ。(岡田尊司著(精神科医。現京都医療少年院勤務))本の帯には「悪夢は、クリスマス・プレゼントから始まった」とある。

 科学的に証明されていないという意見も色々出されている事は承知している。まあ、100%のケースでそうなるわけではないのはアルコールを飲んでいる人が100%アル中になるわけではないのと同じ事であり、たばこの害についても諸説あった時代もある。

 私自身は、実はテレビゲーム、コンピューターゲームともに、ほとんどしていない。中学生の頃にインベーダーゲームがはやったのだが、何度かやって、うまくできなくてあっさりやめた。どんくさかったのであろう。それ以来、やりたいとは思わない。パチンコも何度かやって、結構がっぽりでた瞬間があったのだが、いつも儲けてくる同じ寮の友人を見て、何故か「あ、俺はぼられる」と思ってやめた。たばこ嫌いも幸いしたのだと思う。アルコールはかなり強く、それなりに飲むが、依存性はない。はずだ。嫌いではない。政治というギャンブル?も、特に依存性はない。一つの天職だとは感じているが、仕方なくやっているだけである。(ほんまかいな)

 筆者はゲームをやることによる脳内の変化は「覚醒剤の静脈注射にも匹敵」すると主張している。テレビゲームを50分間行った際に放出されるドーパミン(これが放出されると快感を感じる)の増加は約2.0倍。覚醒剤(アンフェタミン0.2mg/Kg)を静脈注射した場合の増加は約2.3倍だそうだ。このドーパミンなどが介在する報酬系(別に本来は悪いものではない)が薬物やゲーム、アルコールなどで簡単に刺激できるようになると、その刺激をどんどん求め、より強い刺激を求めるようになってゆく。そして、ある日、その刺激が断たれると、激しい渇望状況が訪れる。いわゆる禁断症状である。このプロセスは、アルコール中毒もパチンコ中毒もインターネット中毒も同じである。

 そして、「ゲーム、ネット依存で本当に恐ろしいのは、依存症より、長期間使用を続けた場合の中長期的な影響である。その点も非常に薬物中毒に似る。脳の重要な機能が低下を起こし、後遺症というべき状態が出現するのである。」「過剰なドーパミンにさらされると神経細胞がダメージを受け、ついには死んでしまうのである。その結果、本来の報酬系が壊れ、無気力となり、また、神経過敏な傾向や人が信じられないと言った妄想的傾向、実行機能や社会的機能などの高次機能の低下を引き起こし、認知の傾向や人格にまで影響を及ぼすのである。」と述べている。また、「ゲームが子供の発達面の障害、注意欠陥/多動性障害(ADHD)」に及ぼす影響も指摘している。

 私が非常に気になったのは、小学校低学年時のゲーム時間と衝動性の調査で、中学生で現在ゲームをしていない人を対象に調査して、小学校低学年で1日3時間以上ゲームをやっていたケースでは、より少ない時間に比べて2〜3倍、衝動性が高いという結果が出ている。脳が発達している時代に受けた影響は、大きくなってからも強く残り、影響が大きいと言うことであろう。

 ゲームをしている子が100%発症するわけではない。これは、アルコールやたばこを飲んでも100%依存症になったり肺ガンになるわけではないのと同じであろう。しかし、脳の基本が出来る一番大切な時期に、子供が飲みたいからといってアルコールを飲ませることは、私ならしない。これは普通の判断だと思う。

 ゲームをすることでなくなってしまっている大切な経験、外遊び、友達との会話、読書、勉強、ぼーっと外を見る時間。。。

 問われているのは、大人の見識であろう。子供を守る親の気持ちであろう。

 知らなければ、判断も出来ない。是非、読んでみて欲しい。親御さんはもちろん、保育所・幼稚園・小学校・中学校の先生方、教育に関わる職員の皆さんは必須である。情報を得た上で、施策、子供達を見て欲しい。

(京丹後市内の方は、ローカルの書店をご利用下さい。本屋さん、平積みで宣伝お願いします。)

作成日: 2007/07/03


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