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2007年9月8日(土曜日)

一般質問の内容を深める9垪眄改革

一般質問の内容を深める9垪眄改革

3.進行管理なき行財政改革と組織改革

  a)進行管理なしで放置されていた行財政改革の今後

  b)現在の組織の状況についての評価と今後

 京丹後市の行財政改革が立案されただけで、進行管理が全くなされていなかったことは、6月議会の私の一般質問で明らかにした。下記リンクで会議の開かれた日程を見てもらえれば一目瞭然である。内部の状況もある程度は知るだけに、個々指摘するのは非常に心苦しい。これを作ることに、そして、これを作れなかったことに苦しい思いを重ねた人たちがいるだろう。その努力には敬意を表しておきたい。

 京丹後市行財政改革推進本部 会議結果 のうち、 第12回会議の議事録は是非見て欲しい。

 読んでみると、行間に相当な含蓄があるのだが、象徴的な記述を抜き出す。

〔資料 ↓◆↓について、事務局から説明〕
〔本部員からの意見なし〕

〔次第に掲載している「(2)今後の進捗状況管理について」を事務局から説明〕
〔本部員からの意見なし〕

 この問題を「危機管理能力と当事者意識」という本質から見てみたいと思う。以下、今年6月3日の防災訓練での出来事である。

 訓練が概ね終了した時点から、6庁舎をテレビ会議で結んで総括会議?が行われていた。私(早川)は、ある市民局で後ろから見ていたのだが、市長か副市長の総括の途中で突然音声がとぎれた。パソコンの画面に小さく映っている各市民局のそれぞれの顔は動揺を見せず、無音のまま普通に時間が過ぎていった。あまりに気になり、私は局長に紙に書いてカメラに示すよう提案し、それが実現するかどうかの時に音声回復。

 私はこの場面に立ち会う中で、それぞれの危機管理意識、危機管理能力、当事者意識の状況が象徴的に示されたと感じた。(こんな細かい?出来事で深読みしすぎだと感じる人もいるだろう。ささいな出来事に危険を察知し、予防的に動くのが危機管理能力の基本である。民間なら怒鳴られるんじゃないかと思うが。)防災訓練は、何が起こるかわからない危機、トラブルに対処する訓練である。担当はもちろん、担当外も意識のアンテナを張り、共同協力補い合いながら状況に対処する訓練である。はずだ。あってほしい。担当がとか誰かがするだろうではなく、カメラの前で耳に手を当てたり、×印を手で作ってもいいから何らかの動きをして欲しかった。トラブルが起きていることはすぐ全体に伝わる。それが顔が映っているテレビ会議の良いところのはずだ。それぞれが補い合いながらセンサーを張り、身の回りにある全てを活かしながら状況に対応してゆく。それが危機管理の訓練だ。事前に書いた原稿をカメラの前で順番に読んでも訓練の意味はないと私は思う。

 この状況では、理事者も大変だろうとは思う。なぜそうなったかは別としても、この状況のままで行財政改革を進めてゆくことは極端に難しい。それは、行財政改革の本質は、「危機管理能力と当事者意識」だと私は思うからだ。計画の紙や進行管理に魂が、心があるのではない。「やばい」と気がついた人がそれをストップ・改善してゆけば改革は進む。それなしの計画や進行管理は、やっているふりをするための道具になってしまうだろう。項目の上で行革の実施率91.1%などと言っても意味はない。職員が「こんなもんでいいんだ」と思ってなおさら当事者意識のレベルを下げる結果になると私は考える。「大失敗した。私の責任だ。時間を大幅にロスして、一刻の猶予もない。明日から、いや、今日から死んだ気でトップ自ら突撃する」とでも言えば、多少はびくっとするかもしれない。

 市長には、「危機管理能力と当事者意識」という観点も踏まえ、行財政改革の進行状況についての見解を聞きたい。その切り口は、(1)持続可能で安定的な行財政運営 (2)市民起点・市民本位の改革とそのための職員の全庁的な意識の共有化 (3)行財政の仕組み変革 である。これらは、京丹後市行財政改革推進計画(集中改革プラン)の「計画策定の趣旨」そのものである。

 加えて、行財政改革推進計画状況報告書について、1)<心>が抜けていないか 2)計画全体の視点からの評価(人材育成、財政健全化(予算総額)、組織・機構改革、市民との共同推進など)が欠けているのではないか 3)議会・市民への報告 という観点から確認する。

 (「計画全体の視点」とは、京丹後市行財政改革推進計画が示す内容である。特に献據璽犬凌泙呂錣りやすい。細部の状況も大切だが、何をするためにやっているのかを忘れてはならないと思う。)

 

 次にb)現在の組織の状況についての評価と今後 についてである。これは、行革の一部でもあるが、極めて重要な意味を持っている。私は、必要な組織改革がほとんど進んでいないと考えているが、とてもそれを今回の30分枠で示すのは厳しい。2点に絞って市長に対して確認を行いたい。

 1)今年度中の組織・機構改革を行う考えがあるか。

 2)6月締め切りで集計された職員の退職希望状況と人事の時期。

 市長は、H18年4月からの組織改編の際に、行財政特別委員会での質疑で「この組織改編は本格的なものであり、今後4,5年通用するものである。」という趣旨の答弁をしている。(当時の担当部長は、それ以前に、私からの質問に対して、「京丹後市組織・機構編成方針を組み入れたものではなく、退職者分を市民局から引き上げる形の改変。1,2年後には変える必要がある。」と発言している。)

組織・機構改革の検討結果について→H18年4月から実施

3 組織改革の特徴
新しいまちづくりを実現するために本庁機能を充実強化
◆「総合戦略課」を新設
◆「海業水産課」に機能充実・改称
◆「丹後の魅力総合振興課」に機能充実・改称
◆「医療改革推進政策監」を設置
◆農業委員会事務局を大宮庁舎へ移転
◆ 「本庁」は事務事業を見直す中で、計画の立案、調整、政策の推進などを中心として行
反映できるよう、情報提供、情報共有の仕組みを充実し、広聴活動に力点をおく組織と
します。
◆ 「市民局」は窓口業務を整理する中で、市民にとってわかりやすく、身近なサービス
を中心に提供する機関として位置付け、ワンストップサービスを考えて現在の「地域総
務課」と「地域福祉課」を統合して「市民福祉課」とし、現在の3 課を2 課体制としま
す。
市民の声をより反映できる組織づくり
広聴機能を充実させ、市民の意見を行政に反映させていくという市
の姿勢を強調する意味をこめて、また、秘書業務の命令・決裁系統の迅速化を図るため
広聴、秘書業務を市長直轄組織とし、名称も「秘書広報広聴課」とします。

以上が今回の組織・機構改革案の検討結果ですが、このことにより、部は9 部から8 部1 職
(医療改革推進政策監を設置)となり、課は市民局の6 減と本庁の1 増1 減で、スクラップア
ンドビルドにより行政機能の効率化及び総合的な強化充実を行うこととするものです。

 

 組織改革は急務だが、実効性のある組織改革をしないと壊滅的影響を受ける可能性がある。上記の組織改革の評価をきちんとしないと始まらない。私は、この18年4月の組織・機構改革は、善し悪しは別として市民局を2課にしたことと農業委員会移転以外は軒並み上滑ったと見ている。

 加えて、4月1日からの人事をどのように行うのかは、特に部局長レベルの補充と部・局の数が非常に関連している。(過去の組織改革においては、部長級の数を減らせない=降格人事はできないという前提の元で部・局の数が考えられていた形跡がある。) そして、5月には、市長・議員の改選が控えている。

 来年度予算については、「法的な拘束はないがマナーとして骨格予算を組む」ということは、先日の議会で市長は明らかにした。組織、人事についての考え方を確認する。

 

 質問に組み込む余裕はないと思うが、下記グラフは再掲載しておく。保育所の年代別職員構成と人件費グラフである。私は6月議会一般質問において、51才以上の団塊の世代について退職者が増えると市立保育所自体が成立しがたい状況が生まれてくることを指摘し、人材の早期育成と中途採用も含めた保育士の新規採用を急ぐべきだと提案したが、市長は「グラフを見ると、まだ退職までに3,4年あるように見える。長くいてもらってその間に対処を・・」という趣旨の答弁だったが、状況はそれほど甘くない。その場しのぎを重ねるほど、問題は複雑化し、対処が難しくなることが多い。

   保育所 職員の新規・中途採用再開の必要性 2007年7月10日(火曜日)

保育所3

 京丹後総合サービスについても扱いたかったが、ギブアップ。2時間欲しい。

作成日: 2007/09/08


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