一般質問終了….
一般質問終了….
一般質問が終わったが、近年あまり感じたことのない感覚が残っている。
驚愕と徒労感と達成感とやっぱりという感じがごちゃ混ぜになったような感じであろうか。正直、疲れた。
全般的には、他の議員さんの質問と私の問題意識が大きく重なってきているのを強く感じた。今まで、無会派ということで質問順位はラストかラスト2だったが、それまでの質問内容が重なることはめったになかったのだが、今回はほとんどの質問が重なりを持っており、私の質問の答弁らしきものが事前に応えられたりするケースがいくつか見受けられた。問題意識の方向性も概ね重なっていたと思う。他の議員さんのあとを引き継いで質問させてもらった部分もいくつかある。また、なるほど!と思ういい切り口で迫っている質問がたくさんあったような気がしている。
今回の一般質問の目的の一つは、「くさび」を打つことだった。議論の足場としての(全部正しいわけではないにしても)プラットフォームの提起と共有は、進んでいる。(もちろん、私に影響されたなどといいたいわけではない。多少は貢献できたと思うが、時代の波の話である。)
そして、驚愕した。詳しくは動画と共にお届けするが、行財政計画の目標数値のとらえ方が私と全く違う。恐らくほとんどの人も驚いたと私は思っている。行政改革の目標というものを捉える前提がひっくり返ってしまった。記憶では不正確になるので、テープ起こしをして正確に記述したいと思う。
まだ任期中にできることはあるはずだという思いの中で、今きちんとしておかないと大変なことにつながる問題についても、私なりにできる限り冷静に心を込めて伝えようとしたつもりだが、徒労であったようだ。病院問題についても、悪役を買って出た部分もかなりあったつもりなのだが、きちんとデータも見ずに私がことさらに数字を悪く見せて誤解を広めているかのごとく言われると、なんだろうねぇと思ってしまう。
実は、前向きの最後の一言を用意していたが、こりゃだめだと感じてやめてしまった。これが市庁舎の中で繰り返し起こっている現実なのだろう。
ま、これはこれである。前向きに切り替えよう。
今、我々がすべきことは、京丹後市政を全体から見る視点を持つことだと思う。人間に例えるなら、胴体が一般会計部分、右手が下水道、左手が上水道、両足が病院、頭が市の組織・・・・。(市の地域経済や市民の状況はちょっと置いておく)全部つながっている。全部大切である。全部大切にしたい。
医師なら急患で運ばれてきたらまず全体を見るだろう。腹の中の血管が切れていて出血死で死んでしまったら、骨折を直そうが、やけどを治そうが、どうにもならない。足が壊死してしまっていたら、命を守るために足を切断するかもしれない。
医師が診察をするように、京丹後市全体の状況を見極め、優先順位を付けながら治療しなければならないのではないか。右手の動脈が切れて血が吹き出ているのに、指の捻挫の治療をするだろうか。
京丹後市の全体を見ている医師は誰なのだろうか。声をあげて欲しい。
作成日: 2007/09/14
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