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2008年2月20日(水曜日)

職員の皆さんへ

カテゴリー: - 早川まさてる @ 21時50分46秒

職員の皆さんへ

 先日、こんな出来事があった。皆さんはどう思われるだろうか。

 京丹後市の審議会は、その会議の議事録はホームページで公開されている。これはなかなか良いことで、一歩進んだ評価点だと思う。ある審議会の答申について調べていたのだが、<答申案>はきちんとホームページから見ることが出来た。しかし、正式な<答申>が無い。多分添付するのを忘れているのだろうと思って、担当課に問い合わせると、以下のような返事だった。

 「審議会の審議過程を載せることになっているので答申は載せていない。」翻訳すると、<答申案>は審議過程だが、<答申>は過程ではないということだ。私は、びっくり仰天ひっくり返った。(もちろん、比喩的に言っているのであって、実際にひっくり返ったわけではない。のけぞった程度のことである。)

 特定の担当課を指摘している話ではない。<答申>がのっていない審議会を少なくとも2つ確認しているし、理由を聞いて2つとも同様の返答を得ている。偶然ではないだろう。

 原点に戻ろう。一体なんのために手間をかけて審議会の過程を公表しているのか。それは、市民の血税を注いで、そして審議委員の皆さんの貴重な時間を注ぎ込んでくださっている審議会の中身を市民の皆さんに共有してもらうためだと私は思っている。もし、そうなら、その審議の総決算とも言える<答申>を市民に公表しないというのは、何ともおかしな話だと、少なくとも私は思う。

 では、何故このようなことが起きるのだろうか。

 恐らく、市民に情報提供するという<目的>が最初にあったはずだ。それを実現するために審議過程を議事録にしてホームページに公開するという<手順・やり方>が決められる。そして運用する際には、その<手順・やり方>に沿って作業が行われる。本来、何が<目的>であったかをきちんと踏まえて<手順・やり方>が行われたら、<答申>は審議過程ではないからのせないなどという判断は起こらないはずだ。しかし、<手順・やり方>を<目的>化して、そこしか見ないようになってしまうと、笑い話のようなことが起きてしまうのではなかろうか。

 厳しい話だが、笑い話では済まない事例を挙げておこう。京丹後市の人件費(といっても臨時職員さんたちのものしか対象になっていないが)を削減することが<目的>で、一つの<方法>として人材派遣サービス会社を検討することを決定したら、その<方法>が本当に成り立つのか、人件費の削減に役立つのかというきちんとした検証なしに、人材派遣会社を設立するということが<目的>化してしまった。設立した結果として、人件費削減どころか増加になってしまっていたりする。(元の賃金に1割の管理コストを加えた額が人材派遣会社への支払いとなっている。)

 (我が議会でもいくつか事例があるのだが、時節柄、省略させてもらう。)

 もちろん、トップがきちんとしなければならないこともたくさんある。しかし、職員の皆さん、よく考えて欲しい。あなたの身の回りに、あなたが気がついて直せばよい本末転倒があるのではないですか。気がついて放置しているおかしな事があるのではないですか。
 私は、危機管理能力というものは、大きな事件があったときの話ではなく、日常のちょっとした異変やトラブルの芽に気がつく能力とそれをなんとかしようという意識の上に成り立っているものだと思う。

 
 昨日、イージス艦が漁船をまっぷたつにしてしまった。それ自体が信じがたいことだが、もっと驚くべき事はその情報が首相に届くまで2時間かかっていたということだ。危機管理体制として論外だろう。
 市においても、現場で起きた危機的な出来事の情報がトップにすぐ届くかどうか、いや、届いているかどうかを見れば、危機管理体制、いや、それ以前の問題として組織が組織として成立しているかどうかは推測できる。

 施策を考え、京丹後市の色々な部分のフタを開けては、びっくり仰天してフタをあわてて閉める今日この頃である。
 

作成日: 2008/02/19


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